ニッケイ新聞 2008年1月16日付け 二〇〇八年は、食糧高騰の馬蹄とともに始まったと経済評論家のミング氏がいう。大豆の国際相場は、過去三十日間に一三・六%騰がった。食品業界で働く人は、その背景を熟知している。先ず大消費国の中国が、食糧に輸出税を課税した。穀倉地帯として期待されるアルゼンチンに、干ばつが襲ったなどだ。 米食糧 ...
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新里善秀氏
ニッケイ新聞 2008年1月16日付け ブラジル国内をはじめアルゼンチンなど中南米各国に支部をもち、空手普及と発展に貢献した小林流空手道新里善秀師範(十段)が今月十三日、多臓器不全のためサントス市内の病院で亡くなった。享年八十歳。葬儀は十四日に営まれ、同日、市内のサボア墓地に埋葬された。 トミ婦人、五人の娘と三人の息子、十五 ...
続きを読む »福島県=4度目の中南米子弟研修=福島の伝統文化を学びたい
ニッケイ新聞 2008年1月12日付け 福島県の交流事業「中南米国移住者子弟研修受入事業」で、今回七人の研修生(内一人はアルゼンチン人)が十三日に、日本へ向けて出発する。 同事業は、将来の県人会活動の中核を担う若者を育成する事を目的としていて、今年で四度目の派遣。一昨年までは、中南米地域の高校生のみが対象だったが、昨年からは ...
続きを読む »75歳陸上マン輝く=松島さん3種目優勝=和歌山の国際G・M大会で=「力でなくテクニックです」=体力続く限り、と意欲的
ニッケイ新聞 2008年1月11日付け サンパウロ市イビラプエラ陸上ベテラーノ会(栗岡勲会長)の松島巧さん(75)が、昨年十一月二十四、二十五日に和歌山県で開催された「2007国際ゴールドマスターズ陸上競技選手権大会」に出場し、槍投げ、円盤投げ、砲丸投げの三種目で金メダルを獲得する快挙を達成した。「夢は世界記録を達成すること」 ...
続きを読む »活気あふれる2008年展望=めざましい経済発展迎え=生まれ変わるブラジル=世界に伍すブラジル経済
ニッケイ新聞 2008年1月1日付け 【エザーメ誌九〇三号】ブラジルのように活気に溢れるサイクルで成長する国は、世界でも珍しい。エザーメ誌が創刊した四十年前、ブラジルは近代資本主義に向けてヨチヨチ歩き始めた。自家用車は、夢のまた夢だった。来る二〇〇八年を展望すると、これまでの紆余曲折の歴史がウソのようだ。試行錯誤のブラジルが、 ...
続きを読む »コンドル作戦立件へ=米文書が伯政府の関与を証明
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け 在亜米大使館が一九八〇年四月七日、本国へ打電したブラジル政府のイタリア系アルゼンチン人二人に対する拉致命令電文が公開された。これでブラジル政府の事件関与が証明された。 リオのガレオン空港で拉致された男女は、ここで消息を絶った。同電文は、米機関からイタリア司法当局へ手渡され保管された。 ...
続きを読む »イタリア政府=コンドル作戦ブラジル人関与者を告発=闇に葬られた失踪者=反政府分子一掃に手を貸す=ブラジルは七カ国軍事政権の主役?
ニッケイ新聞 2007年12月28日付け イタリア政府が一九七五年のコンドル作戦で行方不明となったイタリア人の消息を追って関与者百四十人に逮捕令状を発行した。この中に十三人のブラジル人が含まれることでジェンロ法相は二十六日、イタリア政府から正式に要請があれば捜査を行う意向であることを表明したと二十七日付けフォーリャ紙が報じた。 ...
続きを読む »イグアスー市と明石市=姉妹都市提携へ協議すすめる
ニッケイ新聞 2007年12月22日付け 【神戸新聞=永田憲亮記者】来年の日本からのブラジル移住百周年を前に、同国パラナ州のフォス・ド・イグアス市ーが、明石市に姉妹都市提携を申し入れていることが十三日、分 かった。イグアスー市は観光事業が盛んで、市域に世界三大瀑布の一つ「イグアスーの滝」がある。明石市は人材交流など、提携に向け ...
続きを読む »メルコ会議は反米合唱=米弁護のルーラ大統領は孤立
ニッケイ新聞 2007年12月20日付け メルコスル首脳会議に出席したルーラ大統領は十八日、「メルコスルが頓挫しているのは、加盟国が悪いのであって米国の責任ではない」と述べ、出席者一同の反発を受けた。 しかし、加盟各国とベネズエラのチャベス大統領、ボリビアのモラレス大統領の米国非難が相次ぎ、ルーラ発言は隅に封じ込められた。隷 ...
続きを読む »パ国イグアスー 太鼓工房で待望の3尺太鼓が完成=100周年のブラジル=各地の公演で〃活躍〃へ=民族歌舞団「荒馬座」も使用
ニッケイ新聞 2007年12月19日付け 【パ国イグアスー移住地発】去る十一日、当移住地にある太鼓工房で面の直系が三尺(九十・九センチ)の巨大な和太鼓が誕生した。今後、このような大きさに適う太さの材料を移住地で確保できる可能性がないため、同太鼓工房が手がける最初にして最後の大太鼓となる。 今回の材料は、イグアスー地方に自生し ...
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