2007年5月5日付け ブラジル進出五十周年を祝ったクラボウ。記念パーティーであいさつした同社OBの平田藤義・現ブラジル日本商工会議所事務局長によれば、工場のできた南大河州サプカイア・ド・スールは当時、娯楽も少なくさびしいところだったようだ。聞くところでは、当初はアルゼンチンへの工場建設が考えられていたが、適当な場所がなく、北 ...
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衰え見せない輸入増加=1千億ドル突破の勢い
2007年4月28日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】輸入の増加は衰えることを知らず、今年は史上初となる一〇〇〇億ドルを上回る勢いを見せている。ルーラ政権が誕生した二〇〇三年が四八三億ドルだったことから、倍以上の増加となっている。 国際通商協会(AEB)は昨年の輸入が九一四億ドルだったことから、今年はその一一・五 ...
続きを読む »盛り上がる農業トップ交流=松岡農水相が2日来伯=エタノール施設の視察に=中川前大臣から続々と
2007年4月28日付け 世界貿易機関(WTO)関係会合出席などのためにスイスなどへ海外出張する松岡利勝農林水産大臣(衆議院議員、熊本第三区選出)は五月三日に来聖し、バイオエタノール関連施設の視察などを行う。加えて日系団体代表者との懇談会も予定されている。昨年五月と九月に中川昭一農水相(当時)が続けて来伯、今年三月にはゲデス・ ...
続きを読む »露と消えた「核廃止論」=核拡散と原発推進で空論に
2007年4月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】ブラジルの格言で「人は老いて孤独になると悪魔になる」という。考え方のピントがずれてくるという意味だろうか。それらしきものがキッシンジャー元国務長官の「核廃止論」だと、ジョゼ・ゴウデンベルグ・サンパウロ総合大学(USP)元学長がいった。 ブラジルは核濃縮の技術を有 ...
続きを読む »ボリビア=ガス供給を一部停止=精製所、不法占拠さる=伯政府に衝撃、今後の不安も
2007年4月24日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日、二十二日】ボリビアからの天然ガスの供給が二十日、一部停止されたのを受けて、政府内に衝撃が走り、市場関係者の間に不安が広がった。幸いにもボリビア政府が事態を収拾、二十一日に正常に戻り供給が再開されたものの、いつ又事態が悪化するか計り知れず、関係者は懸念を表明してい ...
続きを読む »日本語センター〃お願い〃の文書=緒方JICA理事長へ=「南米継承日本語教育課」を=JICA内に新設して下さい=「日本の理解者」を育てる=教師の本邦研修は最重要
2007年4月21日付け 国益に関する大切な事業として、大きなビジョンで「南米継承日本語教育課」の新設をお願いする――。ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は、今年一月から行ってきた、JICA日本語教師研修(本邦研修)の廃止を含めた見直しに対する反対の署名活動をさらに発展させ、JICA内に「日本語教育課」を新設するための研究 ...
続きを読む »共同宣言採択に至らず=南米エネルギー会議=後日、意見調整へ=ガスOPECで伯ベネ対立
2007年4月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】二日間にわたりベネズエラで開かれた南米エネルギー会議が十七日に閉幕したが、表面上の友好的姿勢とは裏腹に各国首脳の足並みが乱れ、結局共同宣言の採択には至らなかった。共同宣言は後日エクアドルに各国代表団が集まり、意見調整の後、発表されることになった。 今回が第一回目 ...
続きを読む »イグアスー移住地=『岩手の森』が生まれた=パ国、ア国同県人の共同作業=「木」を植えることは「気」を植えること=交流の永続性を約束
2007年4月19日付け [イグアスー発]ブラジル国境から一番近い距離(約四十キロ)にあるパラグァイのイグアスー移住地で、去る三月三十一日、「岩手の森」が産声をあげた。アルゼンチンと移住地の岩手県出身者による共同作業の所産だ。親善交流のために同移住地を訪問したい、という在亜岩手県人会の佐々木太吉会長から連絡を受けた瞬間に菅原祐助 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年4月17日付け 〇五年とは違い、水面下で激しく繰り広げられている今回の文協選挙戦。毎日のように会合が行われ、トップ候補探し、他派との連立が喫緊の問題となっている。しかし、十三日のGASの会合はメンバーがモジの「秋祭り」に出席、十五日も「日曜日だった」ことが理由で少人数しか集まらなかったようだ。一方、十四日の「しんせい ...
続きを読む »伯は今年4・4%成長=IMF、世界経済予測を発表
2007年4月13日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】国際通貨基金(IMF)が発表した世界経済予測によると、ブラジル経済は二〇〇七年に四・四%、〇八年に四・二%の成長が見込まれている。 この予測は伯政府が採用した国内総生産(GDP)の新計算方法に基づいたもので、伯金融市場が予想する平均三・九%を上回っている。IMF ...
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