2006年11月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】過去三年間に急増し続けてきた携帯電話の販売が今年に入り、上げ止まりの状態となり鈍足化をみせている。今年一月から八月までの販売台数は八七〇万台で、昨年同期の一三三〇万台に比し、三五%の減少となった。この原因は、これまで各社が競合で割引特価作戦を重ねたことが響いて収支 ...
続きを読む »アルゼンチン 関連記事
まだまだ高い伯の法人税率=平均34%、世界ランク17位
2006年11月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ブラジル国内における法人税の課税率の高さは世界で一七番目となっている。世界的なコンサルタントのKPMGが例年発表している世界ランキングの今年分を一日に発表したもので、世界八十六カ国を対象とした。 ブラジルは一七位にランクされたものの、平均課税率は三四%で、世界平 ...
続きを読む »身近なアマゾン――真の理解のために=連載(9)=南米大陸の三寒四温=一日の中に〝四季〟が
2006年11月7日付け アマゾンの四季(1)□ 長らく続いたアマゾン河地方の雨季も終わり、アマゾン地方が乾季に向かうこの時期六月、日本では梅雨シーズンで、そろそろ蒸し暑くなる季節である。サンパウロでは冬の始まりで、そろそろ寒くなる季節だ。 日本からは、地球のちょうど裏側になるブラジルは、日本との時差がちょうど十二時間、季節も ...
続きを読む »日本国外で15人=〇六年秋の邦人叙勲
2006年11月4日付け 日本政府が三日発表した二〇〇六年度秋の叙勲で、在外邦人では世界八カ国から十五人が受章した。 受章者の在住国は、ブラジルのほか、パラグアイ、ペルー、アルゼンチンなど南米諸国のほか、アメリカ合衆国、フィジー、オーストリア、タイなど。 南米諸国での受章者は、パラグアイで同地日本人会連合会会長をつとめた豊 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年10月27日付け 敬老の日を記念して行われている百歳表彰。サンパウロ総領事館管内に在住している対象者二十二人のうち、伝達式には十人が足を運ぶという。「昨年は一人だけだった。家族を入れても二十人くらいの式。それが今年は五十人くらいになりそう」と西林万寿夫総領事。 ◎ 大相撲初のアルゼンチン出身関取、元十両の ...
続きを読む »ボリビアに法的措置を=国際司法裁に提訴か=世界が注視するブラジル外交=ペトロブラスを強制接収?
2006年10月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】ボリビアのモラレス大統領が同国におけるペトロブラスの権限を二十八日で打ち切る決定を下したことでセウソ・アモリン外相は二十四日、国際法に基づき相応の対処を講じると表明した。これは、国際司法裁判所で対決する可能性を示唆したといえそうだ。ボリビア政府が天然ガスの一方 ...
続きを読む »専門家が花卉産業史を編纂=元大学教授、坪井さん=全伯で調査し08年刊行=日系農家の貢献を記録
2006年10月26日付け 日本移民百周年の記念事業の一環として、日系の花卉生産者と生産者協会の代表者らが企画した「ブラジルに於ける日系花卉産業発展誌」編纂事業が始まっている。退官した大学教授をシニアボランティアとして迎え、全伯を舞台にした学術的な調査活動の体制を整えている。二十四日に来社した編纂委員長、平中信行さん(アチバイ ...
続きを読む »東西南北
2006年10月25日付け 中銀は十九日、レアル高によるブラジル人の海外旅行が急増、旅費や滞在費、クレジット・カードを含めて年間で四二億ドルの出費となり、昨年同期比で二一・五%増と発表した。一方、外国人がブラジル観光によって落とす外貨は、僅か三二億ドルに留まっている。 ◎ 選挙年は不確定要因の年とされ、アグリビジネ ...
続きを読む »県連「ふるさと巡り」=パラグアイ・アルゼンチン・ブラジル=3カ国走破=連載(終)=フロリアノーポリス=「非日系と一緒に活動」=サンバ会場で和太鼓練習
2006年10月25日付け 旅も最終日、九月二十九日午後五時。一行はサンタカタリーナ州の州都フロリアノーポリスにあるラゴアの展望台を訪れた。美しい海岸線と湖を見渡しながら、旅の思い出にと土産を選んでいると、一人の体格のいいブラジル人女性が声をかけてきた。 「ボア・ノイチ!」。同市のニッポ・カタリネンセ協会の渉外担当を務めるモ ...
続きを読む »県連「ふるさと巡り」=パラグアイ・アルゼンチン・ブラジル=3カ国走破=連載(6)=ポルト・アレグレ=南日伯援護協会と交流=「4人に1人がデカセギ」
2006年10月20日付け 「やっぱりブラジルがいいわ」――。パラグアイからアルゼンチンに入り、イエズス会の教化部落跡を見学した一行は、九月二十六日午後六時、南大河州のサンミゲル市に到着。ホテルでカフェを飲む一行には、ほっとした表情がみえる。「家に帰ってきた」といった感じだ。 翌日午前に日本二十六聖人の三人を祀るために建設さ ...
続きを読む »