何かにつけて、伯亜は対比関係に置かれがちだ。コリンチャンスをブラジル選手権で優勝に導いた立役者は、亜国のテヴェス選手。押しも押されぬスターだ。 移籍をめぐるごたごたもあったが、チモンのユニフォームによく溶け込んだ。来季もチームに残留することになりそう。 ブエノス・アイレスの貧民地帯出身。生い立ちが、ファンの琴線に触れたのだ ...
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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(7)=圧倒的な水量、イグアスの滝=三通りの方法で見る
2005年12月07日(水) (6)イグアスの滝 ◇1◇ イグアスの語源はツピーグァラニー語でイグ=水、アスー=大きな、大きな水を意味するそうである。世界三大瀑布の一つに数えられるイグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルの国境をなすイグアス川と、パラナ川のほぼ合流地点に位置する。 全長二千七百メートル、落差七十五~八十メートル ...
続きを読む »平均寿命は71・7歳=四半世紀で9年伸びる
2005年12月03日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二日】ブラジル人の平均寿命が二十四年前から毎年平均五カ月のペースで順調に伸びたことが、ブラジル地理統計院(IBGE)が二日に発表した「二〇〇四年生命白書」で明らかとなった。 一九八〇年に六二・六歳(男性五九・六歳、女性六五・七歳)だった平均寿命は、九一年に六七歳(同 ...
続きを読む »ブラジル雑俳紀行―3俳句で旅行の印象作る―=連載(3)=日本人の年金パワー=マナウスのホテルで見た
2005年12月01日(木) (3)マナウス ◇1◇ 九月十四日にマナウスに向かう。サンパウロから空路約四時間。世界最大の熱帯雨林アマゾン地帯への入り口、マナウスに到着。 このマナウスは、十九世紀後半のゴム景気から急成長し、膨大な資金でヨーロッパの技術や文化を採り入れて、港や市場を整備したり、アマゾナス劇場をつくった。ゴム景 ...
続きを読む »ブラジルが2勝=パン・アメリカンへ=南米野球
2005年11月29日(火) 南米五カ国の代表チームが出場して二十六日からイビウーナ市のヤクルト球場とサンパウロ市のボンレチーロ球場を会場に開かれている野球の南米大会で、日系選手主体のブラジルは二十六日、アルゼンチンと対戦し十一対二で圧勝、翌二十七日のエクアドル戦も五対二で勝利した。 これでブラジルはパン・アメリカン大会(来 ...
続きを読む »一流選手のプレー観て=北京五輪予選=南米5カ国が出場へ=野球
2005年11月25日(金) 二〇〇八年北京五輪予選を兼ねた野球の南米大会が二十六日から十二月三日まで、五カ国が出場してイビウーナ市のヤクルト球場などで行なわれる。 総当たり戦。上位四チームは最終予選のパン・アメリカン大会(来年8~9月、キューバ)にコマを進め、北米、カリブ、中米の予選を勝ち抜いた十二チームと対戦、五輪への出 ...
続きを読む »政府の義務的経費削減を=財政・金利論争に専門家ら一石
2005年11月22日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】緊縮財政と高金利政策の是非をめぐり、パロッシ財務相・ベルナルド予算管理相と、ロウセフ官房長官が真正面からぶつかる中、エコノミストの多くは、事は単純な二分論では済まないとみている。 財務相の陣営は、公共債務削減を目的に税収増と公共投資削減を中心とした財政黒字と ...
続きを読む »円売り問題=私のスタンス=作家=醍醐麻沙夫=連載(4)最終回=もう一つのイメージ
2005年11月22日(火) 私の話はこれで終わりですが、ついでに書くと、半田さんが円を「すでに無価値となっていたはずなのに」と記しているのは、もちろん、彼が認識派だったからです。 為替の相場は市場原理によって決まるのは常識です。需要が増えれば値はあがるし、需要がなければ値下がりする。もし、一国が戦争に勝利すれば、その国の通 ...
続きを読む »コラム 樹海
新型インフルエンザへの危機感が高まり世界中が大騒ぎしている。世界保健機構(WHO)を始めカナダで保険相会議を開くなど国際的な取り組みを強化しているが、アジアでは既に64人が死亡し中国でも犠牲者が出るなど予防は極めて難しい。タミフルという抗ウイルス薬があるけれども、各国からの需要が多く不足しているし日本ではこの薬品によって12人 ...
続きを読む »世界教育ランクでブラジル71位=10年後の文盲ゼロは掛け声倒れ
2005年11月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】国連機関のユネスコが発表した二〇〇五年度世界教育白書にある、世界百二十一カ国を対象とした教育内容のランキングでブラジルは七十一位の低いランクに位置した。 ユネスコでは例年、文盲率や就学率、教育の質、偏差値などを盛り込んだ教育開発指数(EDI)を算出して各国と比 ...
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