2005年11月18日(金) 前項で書いたように半田さんは、円売りは巷間で言われたほどの実態はないものだと見切って、ああいう文章を書いたのです。 (なお、小説としては、一片の事実があればそれをおもしろく膨らますのは当然の技法です。フォーサイスの「ジャッカルの日」などはその典型です。旧稿で「またか」と書いたのは、実録と称して眉を ...
続きを読む »アルゼンチン 関連記事
記念誌どう編纂=青年ボランティアら情報、意見交換=将来に残せるものを求めて=経験者の意見も聴く
2005年11月17日(木) 南米各地のJICA青年ボランティア(以下、青ボ)などの記念誌編纂担当者が集まる研修セミナーが八日から十二日まで行われた。九日は一般公開され、約十人が傍聴に訪れた。アルゼンチン、パラグアイ、国内ではパラー州ベレンなどからも参加者が集まり、お互いの情報や意見を交換したり、編纂経験者などからコメントを聞 ...
続きを読む »円売り問題=私のスタンス=作家=醍醐麻沙夫=連載(2)=知られざる水本像と半田説
2005年11月17日(木) 私は戦前の新聞にもかなり目をとおしていたから、水本事務所が両替商でもあったことを知っていた。だから円売りのことは、私にはいわば既知事実で、触れてはいけない領域という意識はなかった。直接に質問したこともあって、水本さんは否定しなかったけど「大した額じゃなかった」とも付け加えた。 円売りのことで水本 ...
続きを読む »YKK新工場が竣工=日本から吉田社長迎えて=ソロカバ
2005年11月15日(火) YKK・ド・ブラジル(石川清治社長)が同社のソロカバ工場内に建設を進めてきた新スライダー(ジッパーの開閉器具)工場がこのほど完成し、十一日に関係者による竣工式が開かれた。日本からYKKの吉田忠裕社長が来伯したほか、西林万寿夫聖総領事、ビトール・リッピ・ソロカバ市長、同社の関係者など約百人が出席。新 ...
続きを読む »古里はいい!――滋賀県人会――県議団迎え熱い会合=県人会有志「町村合併しないでほしい」=滝県議「県費留学生復活させる」
2005年11月9日(水) ブラジル・アルゼンチンの現状視察を目的に先月三十一日に来伯、九日に帰国した南米地方行政視察団(黒川治団長、滋賀県議会議員)の滋賀県議会議員三人と滋賀県人会(山田康夫会長)との交流会が六日、午後十二時から同会館で行われた。同県出身の西林喜久子総領事夫人も総領事とともに出席。会場には約五十人が参加し、黒 ...
続きを読む »伯米首脳会談開催される=FTAAでは平行線=伯政府の堅実な民主化路線賞賛=米、反米枢軸への仲介期待
2005年11月8日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ブッシュ米大統領夫妻は六日、大統領別邸グランジャ・ド・トルトに招かれた。米大統領は、ベネズエラやアルゼンチンの南米諸国が試行錯誤する中、ブラジルが堅実な民主化路線を踏襲していることを賞賛した。懸案の米州自由貿易圏(FTAA)については原則論に止まり、伯米両国の国民 ...
続きを読む »「円売り伝説の虚実」は本当か=ノンフィクション作家=高橋幸春=連載(2)=水本氏の沈黙は歴史の闇
2005年11月5日(土) 私は期待して「下」に目を通した。水本氏に当然言及していると思ったからだ。 「下」は「虚その①」として、パウリスタ新聞社刊「コロニア戦後十年史」は戦後の日系社会の混乱を記した資料で、移民研究者のテキストになっている。しかし、「完全な間違いではないが、非常に不正確で誤解をうみやすい表現」があり、原典を ...
続きを読む »県議団16人、6日サンパウロ市入り
2005年11月4日(金) ブラジル、アルゼンチンの現状を視察するため日本から南米地方行政視察団(黒川治団長、滋賀県議会議員)が先月三十一日に着伯した。秋田、石川、滋賀、鳥取、香川、徳島県から十六人の県議会議員が参加。アルゼンチンを視察したあと、六日にサンパウロを訪れ、午後十二時から滋賀県人会館で交流会を行うことになった。 ...
続きを読む »歯科技工士を派日=APDESP=研修・交流がねらい
2005年11月2日(水) サンパウロ歯科技工士協会(APDESP=喜屋武ロベルト会長)は、今年九月から日本への研修員派遣事業を始めた。国際医療技術交流団と日本歯科技工士会が受け入れ、約二ヵ月の研修をする。これは両団体が毎年、海外の歯科技工士育成、国際交流を目的に行っている制度。今までは中国、韓国の研修生を受け入れてきたがブラ ...
続きを読む »何歳になっても諦めない=ペルーの高齢日系2世らが絵画展=文協で11月5日まで
2005年10月29日(土) ペルーの高齢二世らの絵画展が十一月五日まで、サンパウロ市のブラジル日本文化協会で開催される。同国日系人協会(APJ、岩本アウグスト会長)の絵画教室「カミノ・デ・ラ・フェリシダ」(自由への道)の生徒展だ。出品作家三十八人の平均年齢は七十五歳。ペルーらしい草花やインディオが画題の作品が並んだ。同教室の ...
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