7月2日(土) 経済月刊誌「実業のブラジル」五/六月合併特大号が各日系書店などで発売中だ。今回の特集は「中国の輸出攻勢をめぐって・緊急輸入制限」。中国からの対ブラジル大量輸出に連邦政府がセーフガード制を適用の準備に入った件を十二頁にわたって詳報している。 中南米経済研究家の高木登さんによる「ブラジルとアルゼンチンの貿易戦争」 ...
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ブラジル、コンフェデ杯制す=宿敵アルゼンチンに圧勝=伝統の一戦に世界中が熱狂
7月1日(金) 世界最高のクラッシコ(伝統戦)に世界中が熱狂――。コンフェデ杯の決勝でブラジルは二十九日、アルゼンチンと対戦しアドリアーノらのゴールで四対一で快勝、一九九七年以来二度目の優勝を決めた。 W杯開催地が大会前年の「予行演習」として行う同大会。当初、ブラジル国内では単なるメンバー選考の場、程度の位置付けだったが相手 ...
続きを読む »サンパウロ、決勝進出決める=リ杯=同国クラブとの決勝実現か
7月1日(金) 大会史上初の同国対決実現か――。リベルタドーレス杯準決勝でサンパウロは二十九日、敵地でリーベル・プレート(アルゼンチン)を三対二で下し、一九九四年以来十一年ぶりの決勝進出を決めた。 初戦に二対〇で勝利しているサンパウロは、一点差での負けが許される有利な状況。リーベルのサポーター六万人が圧倒的なブーイングを送る ...
続きを読む »エジーニョを堅牢に移送=敵対組織が死の宣告=罪の報いは受けるべきとペレー
6月30日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】サッカーの王様ペレーの長男で、麻薬組織の幹部として逮捕されたエジーニョ被告が二十八日、プレジデンテ・ベルナルデス市の刑務所に身柄を移された。同刑務所は全国一警備が堅固であることで知られ、各地の刑務所で入所を拒否された凶悪犯が一堂に集まっている。 エジーニョ被告は凶悪犯 ...
続きを読む »金儲けは資金洗浄が近道=守られた公務員と金融機関
6月29日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ブラジルで短期間に大金を儲けるなら組織犯罪による不正資金洗浄(マネーロンダリング)が最も近道である。そこには必ず国家公務員の関与があると、サンパウロ州検察局のルイザ・エルフ検察官が語る。 金融機関は不審な不正取引に気付いているが、多くの場合不罰特権という重厚な甲冑で守ら ...
続きを読む »ブラジル代表、決勝へ=サッカーコンフェデ杯=接戦の末ドイツ下す
6月28日(火) 南米の両雄が決勝で激突へ――。各大陸王者が争うサッカーコンフェデ杯でブラジルは二十五日、準決勝でドイツを三対二で下し決勝進出を決めた。 開催国ドイツは地元の声援を背に、前半早々からブラジル相手に優位に試合を進めるがゴールを決められない。ブラジルは前半二十一分にアドリアーノが蹴ったFKが相手選手に当たって幸運 ...
続きを読む »日本は愛する第2の家=ジーコ監督インタビュー
6月24日(金) 【ヴェージャ誌一九一〇】来年ドイツで開催されるサッカーW杯に、世界で一番乗りで出場を決めた日本代表チーム。その指揮を取るのが、往年のブラジル代表メンバーだったジーコ監督だ(日本の選手登録でジーコとしたためブラジルでの発音とは少々異なる)。九一年から日本でプレーをして鹿島アントラーズで監督(選手兼)、総マネージ ...
続きを読む »移民97周年先没者追悼法要=オザスコ文協でも
6月23日(木) オザスコ日伯文化体育協会(平塚修会長)は、十八日午後七時から、同会館で移民九十七周年先没者追悼法要を開催した。 同市長エミージオ・テレイラ・デ・ソウザ同市市長を始め、平塚会長、高清同会名誉会長が挨拶をした。在サンパウロ日本国総領事館の沖田豊穂日系社会班担当領事、吉岡黎明ブラジル日本文化協会副会長、酒井清一サ ...
続きを読む »IMF、資金洗浄を非難=ブラジルの対策はまだ手ぬるい
6月22日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】国際通貨基金(IMF)は二十日、マネーロンダリング(資金洗浄)と国際金融テロについての報告書を発表し、その中でブラジルは、マネロンを増長させていると厳しく非難された。 報告書は、G7が一九八九年に創設した国際金融活動グループ(Gafi)が作成。そこでは、厳しい銀行の秘 ...
続きを読む »東西南北
6月22日(水) アスンシオンで開催されたメルコスル首脳会議が二十日、閉幕した。今回の会議では加盟国の不満が爆発、メルコスル崩壊の瀬戸際まで行った。メルコスルは、穴だらけのチーズとまで命名された。パラグアイとウルグアイは加盟にメリットがないといい、アルゼンチンはポンコツ寸前。ブラジルが市場を育てるため投資をする結論に至ったよう ...
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