3月15日(火) YKK・ド・ブラジル社(石川清治社長)は十日、サンパウロ市本社で記者会見を行い、二〇〇八年までに三千万ドルを投資すると発表した。約三十年前に作られたソロカバ工場の設備を環境問題に配慮しながら最新式に更新し、さらに主力製品であるジッパーの開閉金具のスライダー生産ラインなどを増設する。同〇八年にはYKK創始者、故 ...
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ブラジル内の流通に拍車=トヨタ ポルト・アレグレに物流センター=州知事ら迎え開所祝う
3月11日(金) 【ポルト・アレグレ発】「ブラジルに新しい歴史が刻まれました―」。トヨタ自動車の南米法人トヨタ・メルコスルの岡部裕之社長は声高に宣言した。九日午前十一時半から、リオ・グランデ・ド・スール州ポルト・アレグレ近郊グアイーバ市で、トヨタ完成車両物流センターの開所式が行われた。ジェルマーノ・リゴット州知事ら地元州関係者 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
アルゼンチン生まれの革命家チェ・ゲバラの青年時代を描いた映画を、ブラジル人監督が撮った。ゲバラが挑んだ南米縦断バイク旅行に焦点をあて、その主題歌が今年のアカデミー賞で受賞した「ディアーリオ・デ・モトシクレッタ」だ。 秀作とはいえ、ブラジル人が舵を取って映画化したことを、素直に喜べないアルゼンチン国民も多いはず。なにせ、両国は ...
続きを読む »日系人支援見直しへ=JICA移住チーム長が来伯視察=削減必至 広がる不安
3月4日(金) いよいよ、Xデーが来るのか? 千坂平通JICA中南米部次長(移住チーム長)が二月二十八日、文協、援協、農拓協、ブラジル日本語センターの四団体を訪問。関係者らと意見交換した。JICAの支援業務について、評価・見直しをするのが大きな狙いだったとみられる。各団体とも、移住事業のトップが来伯したことを重く受け止めている ...
続きを読む »総力開発した最高品質の車=トヨタ新型ハイラックス=ブラジルでの販売は5日から
3月4日(金) 【ブエノスアイレス発=小林大祐記者】三月一日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれたトヨタ自動車の新型ハイラックスの発表会。高級リゾートホテルのイベント会場はトヨタカラーの赤色を強調した幻想的な照明で彩られた。アルゼンチン全土から集まった報道陣に加え、ブラジルのメディア約百二十社も参加する中で、注目のグローバ ...
続きを読む »新型ハイラックス生産開始=トヨタ アルゼンチン工場で
3月3日(水) 【ブエノスアイレス発=小林大祐記者】トヨタ自動車はアルゼンチン工場(ブエノスアイレス州サラテ市)に二億米ドル(約二百四十億円)を投資、従業員七百人を新たに雇用し、生産体制を強化。年産能力を二万五千台から六万台に引き上げ、グローバル戦略車「IMV(イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル)」の ...
続きを読む »バンドネオン奏者の小松亮太=タンゴの若き天才来伯へ
タンゴの本場アルゼンチンのファンもうならせる演奏で評判の高い、若手実力派バンドネオン奏者、小松亮太さんのサンパウロ公演が三月二日、市内SESCヴィラ・マリアーナである。タンゴの革命児でバンドネオンの天才的奏者といわれたアストル・ピアソラ(一九二一~一九九二)の作品を中心に演奏。今月十八、十九日のペルー・リマを皮切りに始まった南 ...
続きを読む »ロドリゲス農相=高金利政策を批判=「もはや看過できない」=苦境に立つ農業生産者=国策としての農業政策を
2月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】ロベルト・ロドリゲス農相は二十一日、波風は立てたくないとしながらも、政府の無方途な金利政策と為替政策は、農業生産者のためにもはや看過できないと訴えた。為替政策も問題だが、それより深刻なのは外資を導入するためと称して世界一といわれる高金利政策を続行すること。それにより国内 ...
続きを読む »東西南北
2月18日(金) カヴァルカンチ新下院議長は議長選挙の公約である、下議のお手盛り案実施に取り掛かった。下議の給料も最高裁判事と同じ二万一千五百レアルにするという。新議長との対決で、PTは第一党の貫禄を見せると意気込んでいる。ベルナルド下院予算委員長は、下院を議員労働組合にしないと述べた。選挙で公選された議長だから軽視はしないが ...
続きを読む »小麦粉とパンの流通税免税へ=小売価格は6~4%の値下げ可能=サンパウロ州
2月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】アウキミンサンパウロ州知事は十一日、サンパウロ州内での小麦粉とフランスパンの商品流通サービス税(ICMS)を免税とする措置を発表した。これまで七%だったのがゼロとなる。州知事は、今回の措置は消費者と直結している製品の減税、消費と生産の拡大、失業の解消につながることを強調し ...
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