「ああ、神よ。私がこの大統領令を下さなくても済むように祈ります。もし下したら、全大臣の総力をもって実行され、司法から差し止められることはない」――5月5日、プラナルト宮でボルソナロ大統領はそう思わせぶりに演説した。
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東西南北
人気コメディアン、パウロ・グスターヴォのコロナ死は国民に強いショックを与えており、いまだに話題が絶えない。アゴラ紙などが報じたところによると、パウロは生前コロナ対策のために、判明しているだけで130万レアルの寄付を行っていたという。たとえば、昨年4月にバイア州の保健機関への50万レアル。この金は病床などの購入に使われたという。 ...
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サンパウロ市シリオ・リバネス病院に入院し、癌闘病中のブルーノ・コーヴァス聖市市長は4日、胃の出血が止まった後に移った高度治療室から、SNSを通じてメッセージを発信した。同市長は「私には、あらゆる障害に打ち勝っていくとの確信がある」と宣言し、傍で見守る長男のトマス君(15)と固い握手を交わす写真を添えている。パウロ・グスターヴォ ...
続きを読む »《ブラジル》恐竜アルダティアンの化石を初確認=白亜紀後期、全長22mの草食系
サンパウロ総合大学(USP)の考古学チームが、8500万年前にサンパウロ州内陸部に生息したと見られる恐竜に、これまでブラジルで生息していたとは想定されていなかった新たな草食系の恐竜が存在していた可能性があるとの研究結果を発表した。4日付現地サイトが報じている。 このことは、USPとサンパウロ州モンテ・アルト市の古生物学博物館 ...
続きを読む »アマゾン森林農法を紹介=会議所の異業種交流会で=100人が熱心に耳傾ける
ブラジル日本商工会議所主催、パラー日系商工会議所協賛のウェブ講演会「日系人コミュニティが貢献するアマゾンのSDGs~アグロフォレストリー(森林農法)~」が、4月28日(水)午前10時から、トメアスー総合農業協同組合(CAMTA)代表の乙幡アルベルト氏を講師に招いて実施された。ブラジルのテレビ番組グローボ・ルラルでも紹介されたこ ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ死者が40万人に=30万人突破からわずか36日で=欧州議会でもボルソナロ大統領批判続出
コロナ犠牲者が29日午後1時に40万21人を記録したと同日付エスタード紙電子版が報じた。30万人突破から僅か36日間で犠牲者が10万人も増える事態に驚く人が多い中、「寒さが来れば状況がさらに悪化し得る」と警告する声も出ており、現政権のコロナ対策に対する批判が国外でも噴出していると26~29日付現地サイトが報じた。 ブラジルの ...
続きを読む »マナウス=関口ひとみ総領事の送別会=「日系社会との友情は誇り」
3月17日、在マナウス総領事館の関口ひとみ総領事が3月下旬に帰国するあたり、日本国外務省研修生OB会主催の送迎会が行われ、ブラジル日本商工会議所や文協、援協、県連など主要日系5団体も参加した(4月15日付けニッパキ紙報道)。 「総領事は親しみやすく、意欲的で有能な外交官以上の存在でした」―送迎会参加者による挨拶の冒頭で、上原 ...
続きを読む »《メルコスル》各国の貿易協定自由化議論も=TEC引き下げ協議の焦点に=財相と外相の同評議会で
南米南部共同市場(メルコスル)の財相や外相が26日に共同市場評議会を開催し、対外共通関税率(TEC)の引き下げなどについて話し合ったと27日付ブラジル国内サイトが報じた。 メルコスルは1991年3月26日発効のアスンシオン条約により、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの4カ国の貿易同盟として発足。1995年1月か ...
続きを読む »《ブラジル》ロシア製ワクチン使用拒否で波紋=州は最高裁味方に輸入強行?
26日に国家衛生監督庁(ANVISA)がロシア製のコロナワクチン「スプートニクV」の輸入と緊急使用の承認を拒否したことに、北東部の知事たちが反発。最高裁を巻き込んで強行使用を行うことも辞さない状態であると、28日付現地紙が報じている。 ANVISAがスプートニクVの輸入・緊急使用許可を、委員投票0―5で却下したことに関し、強 ...
続きを読む »《ブラジル》ワクチン不足で2度目の接種中断も=深刻なコロナ禍の中、前保健大臣はマスクなしで買い物「どこでマスク買うの?」ととぼける
マルセロ・ケイロガ保健相が26日、上院の公聴会で、複数の州で第2回目のコロナワクチンの接種に問題が生じている事やパンデミックの深刻さを認め、マスク着用などの基本的な対策順守の必要を強調したと26日付現地サイトが報じた。 ワクチン接種は新型コロナの感染拡大抑制や経済活動の回復に不可欠とされているが、必要量のワクチン確保や配布、 ...
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