パウロ・ゲデス経済相は17日、滞在先のアルゼンチン、サンタフェで、勤続期間保障基金(FGTS)と社会統合基金/公務員財形計画(PIS/PASEP)からの引き出し解禁を表明した。2017年にテメル政権が採用し、同年の国内総生産(GDP)成長率を0・61%ポイント押し上げた政策を繰り返すことで、低調なブラジル経済を活気付けることが ...
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《ブラジル》6月の輸出額が前年同月比減=米、中、アルゼンチンへの輸出が全てマイナス
リオ市に本部を置く学究機関ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)の発表によると、今年6月のブラジルの輸出総額は、昨年6月比で10・4%減った(インフレ調整済み)と、17日付ニュースサイト、アジェンシア・ブラジルが報じた。 今年上半期の累積も、昨年同期比で3・5%減っている。
続きを読む »《南米南部共同市場》EFTAとも交渉進展中=8月中にも貿易協定合意か?
欧州連合(EU)と自由貿易協定で基本合意に達した後、ブラジルも加盟する南米南部共同市場(メルコスル)は、欧州自由貿易連合(EFTA)とも自由貿易協定を締結するために動いていると、16日付ブラジル国内紙が報じた。 スイスのジュネーヴに本部を置くEFTAにはスイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインが加盟している。
続きを読む »《ブラジル》国勢調査の質問数減少=経費削減対策の一環で
10年に1度の国政調査を前に、経費削減のため、地理統計院(IBGE)が今回調査の質問数を26に減らした。ただし、全世帯の約1割を対象とするサンプル調査用の質問票は76の質問があり、より詳細な情報を集める事ができる。 入力端末の使い勝手や質問の要領などを体得する意味も込めた予備調査は、今年の9~11月にミナス州ポッソス・デ・カ ...
続きを読む »《ブラジル》教育省=「基礎教育重視」の裏側で=高等教育の現場の窮状続々と=中断中の建設工事543件
【既報関連】教育省が11日に、2022年までに4900の保育所建設などを含む「基礎教育充実のための国家戦略」を発表したが、その一方で、支出削減を受け、いくつもの大学で留学取り止めなどの影響が出ている。また、建設工事などの大きな事業が543件も中断されている。 15日付エスタード紙によると、高等教育への支出削減の影響は、管理部 ...
続きを読む »『還流する魂(マブイ) 世界のウチナーンチュ120年の物語』を読んで
ペルーに6年住み、南米を取材して回った経験がある元朝日新聞記者、三山喬(たかし)さんの新著『還流する魂(マブイ) 世界のウチナーンチュ120年の物語』(岩波書店)が手元に届き、パラパラと見ていて次の一文を見つけて、アッと唸った。 《世界のウチナーンチュ大会が〝開かれた大会〟となった第5回大会(二〇一一年)から、これまでとは異 ...
続きを読む »東西南北
地理統計院(IBGE)は10日、6月の広範囲消費者物価指数(IPCA・ブラジルの公式インフレ率)が0・01%だったと発表した。これにより、今年上半期の累積インフレ率は2・23%、直近12カ月の累積インフレ率は3・37%となった。0・01%は、6月の値としては、マイナス0・23%だった17年6月以来の低値で、直近では、マイナス0 ...
続きを読む »《ブラジル》アルゼンチンの格安航空会社参入=10月からブエノスアイレス―リオ便運行
アルゼンチンの格安(ローコスト)航空会社フライボンディが10月からブエノスアイレス―リオデジャネイロ便を就航する。 ブラジルの民間航空監督庁(ANAC)によると、同社が運航するブエノスアイレス―リオデジャネイロ便は、週3便のペースで営業を開始する。
続きを読む »コパ・アメリカ=ブラジル代表、専用合宿所で決勝に向けた調整開始=決勝の相手はペルーに決まる
サッカーの南米選手権で、2日にベロ・オリゾンチで行われた準決勝のアルゼンチン戦に2対0で勝利して決勝進出を決めたブラジル代表は、3日から4日未明にかけてリオ州テレゾポリスのCBFの代表チーム専用合宿所に移動。7日の決勝(於:リオデジャネイロ市マラカナン競技場)に向け、当地で調整を行う。 ブラジル代表は、アルゼンチン戦で右の太 ...
続きを読む »コパ・アメリカ=ブラジル代表が12年ぶりに決勝へ=宿敵アルゼンチンを振り切る
サッカーのコパ・アメリカの準決勝が2日、ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムで行われ、ブラジル代表(セレソン)がアルゼンチンを2―0で振り切り、2007年以来となる決勝進出を決めた。3日付現地紙が報じている。 両チーム共、前半から積極的に攻めていたが、試合が動いたのは前半19分、フィルミーノの右からのパスを、ゴール前まで ...
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