「民間事業理念と善隣イデオロギーの理想は、対密輸国際協力政策を計るに当って必ずしも相容れなく、その効果に期待はできない」とは、ブラジルの民主党・DEMのエフライン・フィーリョ連邦下院議員の主張である。 つまり同野党派下議は、タバコ産業の企業家でブラジルへの密輸タバコを生産し、暴利を貪っている張本人のカルテス大統領の政権と国際密 ...
続きを読む »イグアス 関連記事
ニッケイ俳壇 (861)=富重久子 選
プ・プルデンテ 小松 八景
南洲に煙突多し日脚伸ぶ
【「南洲に煙突多し」とは、ブラジルでは南にいくほど寒く防寒のため、ストーブを焚いたりペチカを焚いたりするので各家ごとに幾つかの煙突がある。北朝鮮では昔オンドルと言って、床の下に泥で火の通り道をつけどんどん焚口から薪を焚き、油紙の床を温めたものであるが...
不明の軍警を遺体で発見=車ごと生きたまま焼き殺される
リオデジャネイロ州市警が20日、同州海岸部のノヴァ・イグアス市で見つかった焼死体は、12日から行方不明になっていた軍警のネアンドロ・ドス・サントス・デ・オリヴェイラ氏のものである事が確認されたと発表した。 ネアンドロ氏は12日にバイシャーダ・フルミネンセのメスキッタに住む母親を訪ね、午後11時半頃に家を出てから消息を絶った。同 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(47)
窓外に見る企業の浮沈 先に記したカフェー・ソルーベル・イグアスー社の工場は、2015年現在、操業開始以来、40年以上になる。 筆者は、何度か、その工場の傍を車で通ったが、その威容が周辺を圧倒している様に感じた。同社の製品は国内・国外に広く市場を確保、盛業中と聞く。 同社工場のイナウグラソンの2年後の1973年、日本のカネボウ・シ ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(45)
1960年代後半、筆者が邦字紙の新米記者をしていた頃、邦弘はサンパウロ市内にも事務所を置き、様々な事業に関わり、幾つかの団体の役員を務めていた。 人から聞いたことだが、自家用の飛行機で飛び回っており「サンパウロがフェシャードで、降りられなかった」などという会話を日常的にしていた。霧がかかって着陸できなかった、という意味である。 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(44)
こういう話もあった。正月、斉の配下たちが、農場のセーデ(本部)で新年会を開いていた。そこにカマラーダが乗り込んで着て、仲間に入れろと暴れ出した。それを小山田という男が、鞭で叩きのめした。カマラーダは逃げたが、すぐ仲間を大勢連れてきて、セーデを取り囲んだ。その数が忽ち膨れ上がり危機が迫った。そこへ斉がピストルをパンパン鳴らしなが ...
続きを読む »ニッケイ俳壇 (857)=富重久子 選
ボツポランガ 青木 駿浪
念願の和牛を試育草青む
【「和牛」は、日本の在来種と輸入種とを使って改良した牛のことで、昔は労役に使っていたが、現在は食肉用として飼育しているとある。
そんな和牛を、自分の農地で試育してみたいという念願があったのであろう。季語の「草青む」が良い選択であった】
降れば大雨の南・南東伯=各地で洪水や倒木、停電
寒冷前線の影響で南伯と南東伯が強い雨や強風に見舞われた8日、各地で洪水や倒木、停電の被害が発生したと9日付伯字紙が報じた。 サンパウロ市の8日の平均降水量は69・3ミリで月間平均降水量を超え、今年最も雨の多い日となった。1~8日の累積降水量は86・6ミリで、平年の月間降水量67ミリを約30%上回った。 まとまった雨に弱い体質は ...
続きを読む »ラーモス移住地=さくら祭りに3500人=50周年記念史『絆』発刊=日本茶を新産業に検討中
サンタカタリーナ州フレイ・ロジェリオ市のラーモス移住地のさくら公園で5、6日、同文化協会(尾中弘孝会長)が『第18回日本祭り』を開催した。同市人口2500人を大きく上回る3500人が来場し、アトラクションや日本食を楽しんだ。初日の開会式ではオズニー・アルベルトン市長、在クリチバ総領事館の森田聡領事らが出席し、50周年記念誌『絆 ...
続きを読む »迫力の和太鼓「鬼太鼓座」=ブラジル入り、4都市公演
和文化交流普及協会の小川夏葉理事長が企画・構成、プロ和太鼓グループの鬼太鼓座(おんでこざ)の代表・松田惺山の演出による「日本の宴」公演が5日から12日にかけて、4都市を回るツアーを行う。 鬼太鼓座は1969年に結成され、静岡県富士市を拠点に活動中。75年に米国ボストンマラソンを完走した演奏者が、そのまま舞台に上がって大太鼓を叩 ...
続きを読む »