ニッケイ新聞 2009年6月17日付け どうも気になることがある。日本の報道によれば「開かれた行政をもとめるいわての会」が、昨年六月に岩手県議五人がブラジルなど三カ国を回った海外視察に旅費支出は不当だとして、知事に対し、その経費約四百四十二万円を県に返還するように住民監査請求を行った。イグアスの滝などを訪れたことが問題らしく、 ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年6月16日付け 都道府県の海外視察における公費支出への批判が、今度は岩手県で起こった。それも昨年のブラジル県人会五十周年に関するものだという。 毎日新聞によれば、県議五人は伯・亜・米国の視察でイグアスの滝やブエノスアイレスなどを訪問。市民団体が、議会制度事情調査やCO2削減に関する調査という視察予定が ...
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ニッケイ新聞 2009年6月10日付け エールフランス機事故では、伯、仏プラス米国で捜索活動中だが、遺体の身元確認作業にはインターポール(国際刑事警察機構)も加わるという。被害者の国籍も多岐にわたることから言えば当然か。遺体が見つからないと基本的に死亡証明が出ないブラジルでは、遺体回収は最後の一体までとの言葉が切実だ。 ...
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ニッケイ新聞 2009年5月27日付け 毎年いくつかの県人会式典に母県から知事ら訪問団が訪れるが、地方財政逼迫の折、公金支出に対する地元の目も厳しくなっているようだ。次第に滞在期間は短く、日程も簡略化されつつある。 もちろん最大の目的は、式典出席と県人・県系人との交流。ただ、倹約精神のあまり、観光すらなくトンボ帰り、となると ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年5月15日付け 記念史発刊が決定した山本喜誉司賞。文協管理下の国士館センターで資料が焼却処分されてしまっていたため、新聞や当時の農業雑誌などをひっくり返しての編集作業に。四年間を経て日の出がすぐそこに見えてきた。「漏れがないか不安」という声が気になるが、農業で大貢献をしたコロニアが誇る一冊となることを期 ...
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ニッケイ新聞 2009年5月9日付け 国内のサッカー場にまた一人大物選手が戻ってきた! リオの伝統リーム、フラメンゴが、インテル・ミランで活躍していた〃皇帝〃アドリアノの移籍を七日に正式発表したもの。チームのユニフォームに身を包んでの満面の笑顔が、二〇〇〇~〇一年所属の古巣で再びプレーできる喜びを如実に語る。初登板は三十日、マ ...
続きを読む »移民史を日本の青年に=レジストロ=広島の小林正典さん訪問
ニッケイ新聞 2009年5月6日付け 【レジストロ発】日本から来伯中の小林正典さんが去る三月十七日夜、レジストロを訪れた。小林さんは、有限会社コンベンション・リクエイト代表で、まちづくり、むらおこし、商店街の活性化等の調査、計画作成、諸施設の運営計画等に携わっている。その仕事の延長線上に特産品の開発があると言う。そして、その傍 ...
続きを読む »イグアスの滝の水量が半減
ニッケイ新聞 2009年4月30日付け 南伯を襲った旱魃の影響はイグアスの滝にも現れ、滝の水量は半減と二十九日付フォーリャ紙が報じた。毎秒一二〇万リットルの豊富な水量で知られ、年間一〇〇万人もの観光客を迎える滝の水量は、現在六〇万リットルのみ。滝の壁や川底の岩や苔が露出し、滝壷付近も何本かの細った滝が見られるのみで、水煙を上げ ...
続きを読む »日系人のボランティア意識は=東京工大の藤田潔さん=米、加、パ国、ブラジルで調査え
ニッケイ新聞 2009年3月20日付け アドベンチスタ教会の牧師で、現在東京工業大学博士課程で研究する藤田潔さん(73、福岡県)が自身の研究の調査のため十七日に来伯した。国際援助事業にも携わってきた藤田さんの研究テーマは、日本人と海外の日系人の「寄付」に対する意識の違い。これまでハワイ、トロント(カナダ)、パラグアイで行なって ...
続きを読む »■訃報■久保田洋史氏
ニッケイ新聞 2009年3月14日付け パラグアイ国イグアス農業協同組合の組合長を務めた久保田洋史(くぼた・ひろふみ)さんが十三日午前二時四十分ごろ、肺炎のため入院先のシウダー・デル・エステ市サナトリオ・セントラル病院で死去した。病気療養中だった。享年六十四歳。 熊本県出身。東京農業大学拓植学科(現国際農業開発学科)を卒業後 ...
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