2006年10月31日付け ブラジルとの国境から四十キロ地点に広がるパラグアイ・イグアス移住地(Colonia Yguazu)で植林意欲が盛り上がりを見せている。移住地の老人会、日語校の生徒たちがそれぞれ木を植え、自分たちの「森」を作る試み。〃緑の遺産〃を残すための行動の始まりだ。 十月十二日、同地の老人クラブ「鶴寿会」(菅 ...
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政権の裏側にライト=暗躍する謎の請負人=PTの裏側支える闇の集金組織=全く事情を知らぬ名義賃貸人
2006年10月27日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】ヴェドイン調書の購入資金で出所の経路を追った連邦警察クイアバ署のクラード署長は二十五日、米国から送金された二四万八八〇〇ドルをヴィカトゥール旅行社でレアル通貨に両替したのは、名義貸与人でリオ州マジェー市に住む無名の一市民レヴィ・シウヴァと一族七人であると発表し ...
続きを読む »県連「ふるさと巡り」=パラグアイ・アルゼンチン・ブラジル=3カ国走破=連載(終)=フロリアノーポリス=「非日系と一緒に活動」=サンバ会場で和太鼓練習
2006年10月25日付け 旅も最終日、九月二十九日午後五時。一行はサンタカタリーナ州の州都フロリアノーポリスにあるラゴアの展望台を訪れた。美しい海岸線と湖を見渡しながら、旅の思い出にと土産を選んでいると、一人の体格のいいブラジル人女性が声をかけてきた。 「ボア・ノイチ!」。同市のニッポ・カタリネンセ協会の渉外担当を務めるモ ...
続きを読む »出所はノーヴァ・イグアス=裏金網に連警のメス=決選日まで真相判明成るか=党資金の流れを把握
2006年10月24日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】ヴェドイン調書の購入資金について出所を追及する連邦警察は二十二日、同資金がリオ州ノーヴァ・イグアス市のヴィカトゥール旅行社によりラランジャ(名義賃貸人)名義で両替されたことを突き止めた。同旅行社はこれまでにも、数々の偽名や名義賃貸人による両替を行い、リオ検察局 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年10月21日付け 「第三十回サンパウロ国際映画祭」がサンパウロ市で二十日から十一月二日まで開催されている。期間中、市内十四カ所の映画館で四十四カ国の四百二十作品が上映。日本関係では、「ゲルマニウムの夜(O Sussurro dos Deuses)」(大森立嗣監督、〇五年)のほか、高倉健主演の日中合作映画「単騎、千里を ...
続きを読む »県連「ふるさと巡り」=パラグアイ・アルゼンチン・ブラジル=3カ国走破=連載(6)=ポルト・アレグレ=南日伯援護協会と交流=「4人に1人がデカセギ」
2006年10月20日付け 「やっぱりブラジルがいいわ」――。パラグアイからアルゼンチンに入り、イエズス会の教化部落跡を見学した一行は、九月二十六日午後六時、南大河州のサンミゲル市に到着。ホテルでカフェを飲む一行には、ほっとした表情がみえる。「家に帰ってきた」といった感じだ。 翌日午前に日本二十六聖人の三人を祀るために建設さ ...
続きを読む »県連「ふるさと巡り」=パラグアイ・アルゼンチン・ブラジル=3カ国走破=連載(5)=ラパス=苦労続きの入植当初=大豆と小麦で再起図る
2006年10月19日付け 旅も三日目。九月二十五日。ホテルで朝食を済ませ、午前八時出発。一行はイエズス会教化部落の「トリニダード遺跡」を観光した後、ラパス移住地へ向かった。 同移住地はアルゼンチンとの国境の町、エンカルナシオンから北東に約四十キロ離れた場所にある。 途中バスから見えた景色は地平線のかなたまで広がる小麦畑。 ...
続きを読む »県連「ふるさと巡り」=パラグアイ・アルゼンチン・ブラジル=3カ国走破=連載(4)=エンカルナシオン=小田会長「移住は戦い」=体験を語り合う
2006年10月17日付け 九月二十四日午後一時半。ふるさと巡り一行はイグアスー日本人会の歓迎昼食会に出席した。 パラグアイ・イグアスー移住地は、JICA(国際協力事業団)の前身である日本海外移住振興株式会社が一九六一年、調査開発を目的に、約八万七千ヘクタールの土地を購入したのがはじまり。 最初の十四家族を端緒に、現在では ...
続きを読む »大耳小耳
2006年10月17日付け 今月の統一選挙で連邦下院議員に当選した飯星ワルテル、ウィリアン・ウー両氏の祝賀会が十七日午後七時から、東洋会館(Av Liberdade 365)で開かれる。リベルダーデ文化援護協会(ACAL、池崎博文会長)主催。招待客向けに開かれるもので、関係者百人ほどが集まるという。台湾系コロニアではすでにウー ...
続きを読む »県連「ふるさと巡り」=パラグアイ、アルゼンチン、ブラジル=3カ国走破=連載(3)=環境取り戻し活動の植樹=イグアスー移住地で=「照魂」碑に献花
2006年10月14日付け 二十四日午前十一時。国境を隔てる「友情の橋」を渡り、パラグアイへ入国。ここで残念なことに、参加者の一人がパスポートを忘れたため入国できなかった。 入国後、「一レアルは約二千二百グァラニー」と説明をうける。「数字が大きすぎて感覚がつかみにくい」と笑い声がおこった。 広大な農地を眺めながら、バスは一 ...
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