9月17日(金) 日本の民謡や童謡をブラジル風のリズムに編曲し直した曲を演奏するコンサート「ロマン・ボンサイ」が十八日、サンパウロ市のムゼウ・ダ・カーザ・ブラジレイラである。 出演はカルリニョス・アンツネス(ギター)、マギタ・プッチ(ボーカル、琴)、ヴァレリア・ザイダン(パーカッション)、カブリエル・レビー(アコーディオン) ...
続きを読む »インディオ 関連記事
『愛詩(あいし)てる僕のブラジル抒情歌』=田所教授、翻訳詩集を出版=43編独自の感性によって=「イラセマ」など幅広く
7月27日(火) ブラジル詩人の業績に光――。京都外国語大学の田所清克教授が、ジョゼ・デ・アレンカールらブラジル文学界の巨匠の作品を翻訳、「愛詩(あいし)てる 僕のブラジル抒情歌」と題した詩集を出版した。世界的に知られるヴィニシウス・デ・モラエスによる「イパネマの娘」など知名度の高い作品から、完成度こそ高いものの日本語訳され ...
続きを読む »日本から特別ゲスト=飛び入り歓迎全伯民謡大会
7月24日(土) ブラジル郷土民謡協会(桜庭喜太郎会長)は「第十六回全伯民謡大会」を、八月一日午前八時より大阪なにわ会館(ヴィラ・マリアーナ区ドミンゴス・デ・モライス街1581)で行なう。 出演者は約百八十人。そのうち約百人はミナス・ジェライス州、パラナ州、サント・アンドレー市などサンパウロ市以外の各支部から出場する。 ...
続きを読む »「ブラジルは多様性に富む」インディオのシリジヴェさん力説
6月12日(土) 朝日新聞サンパウロ支局とBUMBA編集部は、「インディオのお話と踊りの会」を、八日午後一時半から国際交流基金多目的ホールで行なった。マット・グロッソ州の先住民部族シャバンテ族のシリジヴェさんと同氏が主宰するIDETI(インディオ文化保存・理解・普及に努めるNGO)の運営担当アンジェラ・パピアニさんが招かれ、約 ...
続きを読む »先住民の歌と踊りを=8日、基金ホールで講習会
6月5日(土) インディオと一緒に踊ってみませんか―。マット・グロッソ州のセラードに住む、先住民部族シャヴァンテ族のシリジヴェさんらを招いて、八日午後一時半から三時半までサンパウロ市の国際交流基金多目的ホールで、講演および歌と踊りのワークショップが開催される。 「ブラジルの多様性の一端を知り、現代社会と文明社会のあり方を再考 ...
続きを読む »コラム 樹海
日本移民にとって「アンシェッタ」と言えばサントス街道を思う人が多い。あるいはセ広場にある右手に十字架を掲げる大きな銅像を胸に描く移民もいよう。明日一月二十五日は、当時十九歳とされるアンシェッタ修道士らがパチオ・ド・コレジオを建て初めてのミサを行い、この日がたまたま使徒サン・パウロ祭典なので市の名にしたのである▼四百五十年も昔の ...
続きを読む »旧都リオの古典音楽=ヴィラ・ロボス協会名誉会員 牧田弘行さんにきく(下)=深い素養から大衆音楽=3日に1回オペラ上演
1月8日(木) グランドピアノが一台、壁には美男の誉れが高かったその肖像写真や自筆の楽譜などが飾られている。 にぎやかな目抜き通りを望むコパカバーナのアパートの一室に、ミニョーネの功績を称える文化センターはある。没後五年の九一年に創立した。 理事長の未亡人マリア・ジョゼフィーナさんは九三年、リオの姉妹都市神戸で公演したこと ...
続きを読む »創作予定でいっぱい=画家・彫刻家 大竹富江
新年号 04年1月1日(木) 九十歳を記念する展覧会が開催中です(十一日まで。ファリア・リマ通り201、インスティツト・トミエ・オオタケ)。 インディオの手工芸から現代アートまで、各時代のブラジル美術作品のなかにわたしの作品を併置させて関連性を探る企画。自分ごとですが、いろいろな絵を描いてきたなぁ、と。 この十年間、活動の ...
続きを読む »「トメアスー」を書いて残す=永井さん、自身の挿し絵とともに
12月18日(木) 昔のトメアスー移住地の様子や人々の暮らしぶりを書きとめたい――。パラー州トメアスー郡クアトロボッカス区在住の二世、永井昭さん(六六)が、トメアスーでの幼少時代の思い出を綴った著書『ウン・ニッケイ・ダ・テッラ・ドス・テンベース』を出版した。大自然とのふれあいやコロニアの行事など、永井さん自身が描いた挿し絵とと ...
続きを読む »コラム オーリャ!
「どうしてマリア・クラーラ(グローボ局ノヴェーラの主人公)の親友がジャポネーザじゃいけないの?」。十四日付フォーリア紙には、テレビ媒体から無視状況にある日系俳優の恨み言が記されている。 エダ・ナガヤマさん(三三、三世)はUSP演劇科を卒業した才媛だが、その他多くの日系俳優とともにNHKドラマ「ハルとナツ」のオーディションを受 ...
続きを読む »