ブラジル日本会議(徳力啓三理事長)が9月1日午後2時から宮城県人会大講堂(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で、国際日本文化研究所名誉教授の安田喜憲氏、立命館大学副学長の渡辺公三氏を招いて特別講演会を開催する。入場無料、日語のみ。 昨年も当地で講演を行なった安田氏は、『日本の神話と長江文明』をテーマに稲 ...
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ニッケイ俳壇 (852)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎冬日負い軍平胸像顔暗し首ふって歩く他なき時雨牛犬の嗅ぐ物より翔ちし冬の蝶どびろくや転耕とどむ術もなく土深く想思樹の実を植えにけり セーラドスクリスタイス 桶口玄海児妻掘りし里芋どれも肥えて居し移民妻にある大望や芋の秋移民妻長生き希望今年竹ここからは町の入り口イペ万朶キリストの泪 ...
続きを読む »どこまで遺伝、どこから環境=日本人の外見を特徴付けるものは?=駒形 秀雄
ブラジルは多くの民族の入り混じった国と言われています。街でメトロなどに乗ったりすると手持ち無沙汰でもあり、つい周りの人達の外見や容貌に目が行きますが、自分と比べて「こちらとは大分違うな」と認識させられることになります。 体格で言えば一般にガイジン(ブラジル人)の方が背が高い、胴体に比べ手足が長くスラリとしている。容貌について ...
続きを読む »ガウショ物語=(37)=勝利の天使=《1》=まさか! 突然の夜襲
あれはイツザインゴーの戦の後のことだった。サン・ガブリエルのずっと先の、イニャチウン湿原の向かい側にあるロザリオの渡しでのことだ。お前さん、イニャチウンて知らないのかい? 蚊のことさ。うまい名を付けたもんだよ。 イニャチウン湿原、いやー参った! 空中に舞う蚊が煙のようだったな! わしはまだガキでせいぜい一〇歳位だっただろうな。 ...
続きを読む »ガウショ物語=(33)=赤いスイカと青いヤシの実=《1》=刺繍のシーツと腰抜け野郎
「お前さん、まあ、ちょっと止まりなさい。馬具をしっかり締めなおさなきゃ、腹帯が後ろの方にズレちまっているぞ。それから、わしがあそこを行く爺さんにちっとばかり挨拶してくる間、タバコでも喫んでてくれないか。――たしか古い知り合いのような気がするんだが……いや、間違いない!……インディオのレドゥーゾおやじだ。イビクイーのコスタ親方の ...
続きを読む »植民地時代から現代まで=畜産業発展の長い歩み=パラグァイ 坂本邦雄
クリストバル・コロン(コロンブス)が率いるスペイン船体が新大陸アメリカを発見したのが1492年10月12日の早暁だった。 だが西回りの航海でジパング(日本)とインドを目指したものでコロンブスは最初の上陸地(カリブ海バーマス列島のサンサルバドル島)がインドだったと亡くなるまで信じていた。 いわゆる西欧諸国の帆船大航海時代(15? ...
続きを読む »ウバツーバ日本祭り盛大に=百周年で復活の日系団体=日系市長が戦後70周年事業へ=会館も所有し活動活発化
6月4日から7日にかけて、サンパウロ州ウバツーバ市で「第8回日本文化祭り」が開催され、延べ1万3千人を動員した。今年第8回目を数えるこの祭りは、ウバツーバ日伯協会(Anibra)の主催によるもの。05年に復活した同日伯協会は、08年にはウバツーバ市公認団体になり、同年から開催の「日本文化祭り」は毎年規模が拡大し、8回目の今年は ...
続きを読む »沖縄系コミュニティの複雑な事情
「ウチナーグチ(沖縄語)は無上の財産」をテーマにした沖縄県人会フォーラムに参加し、「ブラジルでポ語中心に行われた」ことに感じ入った。と同時に事情の複雑さに考えさせられた。一県人会がこのような催しをすること自体がすごい▼ただし気になったこともある。講演者からは、琉球王朝が日本政府に併合され沖縄語使用が禁止となり、日本文化が押し付 ...
続きを読む »大耳小耳
栄養価が高く様々な効能があることから〃奇跡の木〃と呼ばれるモリンガの乾燥葉を、編集部でも扱うことになった(効能の詳細は1日付け本紙を参照)。価格は1パック70グラムで25レアル。毎日7グラムを1リットルの水で煮出して飲めば、10日間ほどもつ。今回入荷できたのは6パックだけだが、予約も受け付けている。購入希望者は編集部(11・3 ...
続きを読む »インディオの問題を実感=シングー公園のクイクロ族
トレンディーツーリズモ(関根いつ子社長)が先月25日、「インディオツアー」を実施し、駐在員家族ら31人が参加した。 マット・グロッソ州にある最初のインディオ保護区であるシングー国立公園に普段は居住する「クイクロ族」のうち50人ほどが毎年3月下旬から5月中旬まで、サンパウロ州ジュクイチーバの施設に資金稼ぎに芸能を披露しにきている ...
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