ジウマ大統領の支持率が急速に下がる昨今。その大きな要因にもなっているラヴァ・ジャット作戦も現在捜査が進行中で、その展開次第ではジウマ氏の支持率がさらに下がる可能性さえある。そんな矢先、メンサロン事件の主犯として実刑判決を受けた、元ルーラ政権の官房長官ジョゼ・ジルセウ氏が経営する企業には、2006~13年の8年間で、合計2930 ...
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ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ=「本当の貧者とは誰なのか」=人類を蝕む高消費社会を直視せよ=訳=打村明
1日に退任したウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が、12年6月20日の「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」会場で行なった演説は、無制限に資源を消費する資本主義のあり方に疑問を呈するものとして注目された。翻訳者の打村明さんは、その時の様子をこうサイト(hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/) ...
続きを読む »さよならペペ
お隣りウルグアイのホセ・ムヒカ大統領(79)が3月1日に任期満了し、65%もの支持率を保ったまま退任した。大統領公邸に住まず、首都モンテビデオ郊外の質素な自宅から1987年製の青いフスカで仕事に通った▼貧乏な家庭に生まれ、60年代に都市ゲリラ組織に入り治安当局と対決。数々の襲撃や誘拐工作に関わり、6発の銃弾をくらい、4度逮捕さ ...
続きを読む »ウルグアイ=1日に新大統領が就任=隣国の景況悪化の影響は
ウルグアイで1日、タバレ・バスケス氏が新大統領に就任し、2日から拡大戦線第3期の政権実務開始と1、2日付伯字紙やサイトが報じた。 バスケス氏は05年に拡大戦線第1期政権を担当。10年からの第2期政権を担当したホセ・ムヒカ氏は〃世界一貧しい大統領〃として知られ、コモディティ価格上昇などで年平均6・7%という高成長達成などで国民か ...
続きを読む »東西南北
イギリスの経済誌「ファイナンシャル・タイムス」は25日付の号で、「ジウマ大統領が2期目を全うできない10の理由」という記事を掲載した。新興国専門の評論家ジョナサン・ウィートリー氏はその理由として、「議会での支持喪失」「ペトロロン」「消費者の信用失墜」「インフレ上昇」「失業者増」「投資家の信用失墜」「財政赤字」「経済問題全般」「 ...
続きを読む »ブラジル産業界=3月から電気代53%増=国際的な競争力更に低下か=中小企業に一層の負担増=基準見直しを求める企業
【既報関連】2012年の大統領令による電気代引下げ後の経費増大や国庫からの支出カット、水力発電量減少で火力発電所を止めることなく作動させていることによるコスト高などが3月より電気代に上乗せされるため、南東伯の企業は1メガワットの電力を1時間使った場合のコスト(MWh)が79レアル(53%)増えると18日付エスタード紙が報じた。 ...
続きを読む »セレソン=ガロがJrコーディネーター外れる=U20南米選手権の不調で
ブラジル・サッカー連盟(CBF)は13日、アレッシャンドレ・ガロ氏をブラジル代表(セレソン)のジュニア世代の統括コーディネーターの役職から外すことを決めた。 この決定は、1月下旬~2月中旬にウルグアイで行なわれたU20の南米選手権で4位に終わった責任をとらされたものだ。 6月にニュージーランドで行われるU20のW杯にはこの成績 ...
続きを読む »ガウショ物語=(1)=牛飼いブラウを紹介しよう
お若いの、牛飼いのブラウさんを紹介しよう。 「わしはこの州のなか内を、あちこち気の向くままに渡り歩いてきた。草木もない海岸の焼けるような砂地の熱さも知ったし、絵に描いたみたいに美しいミリン湖の島々で遊んだこともある。 ある時は、波のうねりみたいな起伏のあるサンタナの大平原の広さに疲れ果て、また、雄大なウルグアイ河の水に手をひた ...
続きを読む »ガウショ物語=作者の紹介と本作の特徴=中田みちよ=(上)=ガウショ物語の解説にかえて
翻訳サークル「アイリス」が手がけた「ガウショ物語」です。短編は訳し易いはずなのですが、話は南リオ・グランデ州の民話ですから、方言の多いこと、多いこと。ひどいときには一行全部が未知の語彙。「コウサンだ」と投げ出したくなるときもあり、怠ける私にサークル仲間は一途にノルマをこなして、ようやく完了にこぎつけることができました。 この「 ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ水道公社(Sabesp)が連続4~5日断水という厳しい給水制限の実施を検討していると報じられている中、サンパウロ市北部ヴィラ・メデイロス在住の弁護士が、同氏の住む家に対しSabespが給水を止めることを禁じる判決を勝ち取っていたことが明らかとなった。この弁護士は、14年5月にSabespが公式な発表もなく水圧を下げ、 ...
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