4月26日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ州工業連盟(FIESP)のルーベンス・バルボーザ貿易部長は二十三日、最大輸入国の米国に対する通商拡大の熱意が欠けると政府に圧力をかけた。ルーラ大統領は既に四十カ国を訪問し通商使節団を随行したが、二〇〇五年に訪米計画は全くない。米国はブラジル製品の最上顧客であり ...
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東西南北
4月26日(火) 裁判所が予算カットによる維持費不足のため、金融機関や伯銀など公立銀行の裁判所供託金を裁判所建物の保全費や家賃に費やしている。サンパウロ州地裁は訴訟件数の増加に伴う新裁判所の建設予定があったが、ノッサ・カイシャが二億八千万レアルを分割払いで負担する。連邦経済公庫はサンパウロ市内二十カ所にある連邦地裁の家賃を支払 ...
続きを読む »大手スーパーの輸出拡大へ=国内用と一括仕入れでメリット
4月15日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】大手スーパー三店は昨年から始めた輸出が軌道に乗ったことから、今年はさらに拡大する方針を打ち出した。いずれも系列海外店に輸出するもので、国内販売用と合わせて一括に仕入れる。生産者もメリットを享受できることから、特別割引価格を提供、輸出商談に貢献している。 ウォル・マートでは ...
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4月13日(水) ブラジル・テレコムのカルラ・シッコ社長が十一日、企業機密の公表と違法組織構築で連邦警察に告発された。同女史はオッパチューニティー銀行のダンタス頭取と共謀し、企業スパイ網を築いた容疑で召喚された。有罪が確定すると、七年以下の禁固刑に処される。連警の話によれば、ブラジル・テレコムは米系興信企業クロールと契約し、政 ...
続きを読む »食と健康そして環境=考えよう健全な水と食材の確保=連載(10)=農業と陸地砂漠化の関連性=自然の物質的循環=持続的農業を可能に
3月31日(木) 私は四年間、ノルデステのナタールで仕事をしていたことがあります。この一帯には森林と呼べるものは何一つなく、海岸線一帯が砂漠化し潅木やヤシがちらほらと見られるところです。 アラゴアス、ペルナンブッコ、セルジッペ、リオ・グ・ノルテ、セアラの各州ともに砂漠化が進む一方でひどいものです。地下水のほとんどは、塩分を含 ...
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3月29日(火) セレソンがW杯に大きく前進――。サッカーブラジル代表は二十七日、W杯南米予選でペルーに一対〇で辛勝した。首位こそ宿敵アルゼンチンに譲るものの、勝ち点で三位以下に差をつけ、十八回連続出場に向け大きく弾みをつけた。過去二試合の予選で勝ちのないブラジルはホームでの試合だけに前半からペルー陣内に攻め込むがエース、ロナ ...
続きを読む »日系ベテラン選手活躍=南米陸上でメダル56個
2月4日(金) サンパウロ日系ベテラーノ陸上協会(アナスペ)に所属する十七選手が昨年十一月にウルグアイ・モンテビデオで行われた南米ベテラーノ陸上大会に出場し、金二十六個を含む計五十六個のメダルを獲得したと、同協会の宮村紀生会長が二日来社して明かした。大会は十カ国・約千六百人の選手が参加して争われた。 宮村会長によると、シミズ ...
続きを読む »森田領事が着任=査証担当、サンバにも興味
1月29日(土) 在サンパウロ日本国総領事館に、森田聡領事(43)が査証担当として着任した。森田領事は昨年十二月まで、JICAの研修生や日系社会ボランティア、県費留学生・研修員らとも接点のある外務本省領事局政策課の移住班に勤務しており、ブラジル日系社会との縁も深い。「自分に何ができるか分かりませんが、出来るかぎりの支援、協力、 ...
続きを読む »南米大陸は「約束の地」=ブラジルは10年内に食糧大国へ
1月5日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】ニューヨーク・タイムズ紙は十三日、南米大陸は穀倉地帯として、世界の歴史を書き換えるような時代が到来すると特集で報じた。 世界広しといえども耕作可能な面積が現在豊富にあるのは、南米大陸を除いて他にない。南米大陸は人類最後の「約束の地」で、ブラジルは十年以内に米国の農業生産を ...
続きを読む »コロニア前史に足跡残した日本人達
日本移民百周年を三年後に控えた日系社会の現状をかんがみるに、第一回移民以前のコロニア前史と比較して、発展した分野から、百年を経過したにもかかわらず何ら進歩が見られない分野までがあることに気づかされる。移民先としてブラジルが適地かの議論は、〃笠戸丸前夜〃から真っ二つに分かれた。ヨーロッパ移民と比べて、移民の送り出しの遅れに対する ...
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