ニッケイ新聞 2011年3月23日付け 東日本大震災の恐ろしいところは、地震から津波に派生し、畳みかけるように原発事故にまで拡大したことだ。原発事故には残念なことに「万が一」の可能性がまだ残っており、人災の感が強い。40年前の原発をそのまま稼動させていた判断の甘さ、危険性の高さを、日本国民はいま肌身で痛感している▼だがブラジル ...
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燃料用アルコール初の販売減を記録
ニッケイ新聞 2011年2月18日付け 2010年の燃料用アルコール(エタノール)販売が、2003年以来初の減少を記録したと16日付フォーリャ紙が報じた。天候不順などで世界的な砂糖不足と価格高騰が起き、ブラジル業界が砂糖増産に傾いたため、アルコールの供給量減少と価格上昇を招いた事が原因だ。販売量は150億リットルで、前年比8・ ...
続きを読む »今年上半期には活動開始=コザンとシェルの共同企業
ニッケイ新聞 2011年2月17日付け 昨年2月に発足が発表されたコザン(Cosan)とロイヤル・ダッチ・シェル(Shell)の共同企業体は14日、5年以内にサトウキビの生産を1億トンにとの目標と新会社名『ハイゼン(Raizen)』を発表したと15日付エスタード紙が報じた。 ハイゼンのヴァスコ・ジアス社長によると『ハイゼン』 ...
続きを読む »大手経済誌がブラジル特集=多面的な記事で60頁超
ニッケイ新聞 2011年2月11日付け 【藤崎康夫=東京支社長】定評ある経済誌として知られる『週刊東洋経済』で『躍る! ブラジル—中国、インドの次はここだ!』(2月12日号)というタイトルで特集号が出版された。合計60ページ以上の関連記事が並び、本邦初公開として「ブラジル会社四季報」及び「政財界キーパーソン」が掲載されている。 ...
続きを読む »実業のブラジル=12月号
ニッケイ新聞 2011年1月18日付け ブラジル経済情報誌「実業のブラジル」12月号が発売され、各日系書店などに並んでいる。 今月号の特集は、「次期大統領と環境問題」「ブラジル高速鉄道の入札延期」「エタノールに参入する石油大手」「日本企業の動き」「ブラジル法律最前線」など。そのほか、マナウス便り、南伯便り、東京便りなど。 ...
続きを読む »「見たもの、感じたもの全て教材」=兵庫県=32回続く若手農業リーダー研修=新しい発想と技術を学ぶ
ニッケイ新聞 2010年11月19日付け 兵庫県の若手地域農業リーダー育成研修事業の2010年(平成22年)度海外派遣団(永岡治団長)23人が13日着聖し、16日間に及ぶ農業実習、工場視察等を行っている。21日のブラジル兵庫県人会50周年記念行事にも参加する予定。ブラジル到着の日、午後7時からリベルダーデ区のレストランで尾西貞 ...
続きを読む »用途広がるエタノール=輸出1位の座は奪われても
ニッケイ新聞 2010年11月5日付け 広大な砂糖キビ畑の側に工場という風景は珍しくないブラジルで、エタノールの用途がどんどん広がっていると2日付エスタード紙が報じた。 砂糖キビの絞り汁は砂糖やエタノール生産に、絞りかすは火力発電に使われる事は良く知られているが、自動車燃料以外に増えているのは、農業用の飛行機や火力発電所の燃 ...
続きを読む »サンパウロ州南西部で粟栽培拡大=小麦の代わりに植え付け
ニッケイ新聞 2010年8月26日付け ロシアの天候不順などで世界的に品不足といわれながら生産者価格が上がらぬ小麦に愛想をつかしたサンパウロ州南西部の農家が、従来の栽培種ではなかった粟の栽培に乗り出し、イタペヴァ地方ではその植え付け面積が2800ヘクタールにも及ぶと25日付エスタード紙が報じた。 冬の作物といえば小麦だったサ ...
続きを読む »「移民の開拓精神学びたい」=岐阜県から農業高校生10人=森本団長「将来は地域のリーダーに」
ニッケイ新聞 2010年7月22日付け 第32回岐阜県農業高校生海外実習派遣団(森本達雄団長)が17日に来伯した。同県、県人会が協力し30年以上も続く同事業。今回と合わせこれまでに330人の若者たちがブラジル各地の農家を訪れ県人、日系人と交流を深めてきた。 前年は新型インフルエンザの為中止となり、2年ぶりの派遣となった。今回 ...
続きを読む »包装材料も自然に優しく=植物性プラスチックを導入
ニッケイ新聞 2010年7月7日付け 砂糖きびを原料とするエタノールから作られた植物性プラスチックが、化粧品や衛生用品の包装材料にも使わると5日付フォーリャ紙が報じた。 話題となった植物性プラスチックはブラスケン社の商品で、とうもろこしを原料とする植物性プラスチックとは違い、石油原料のプラスチック同様に再生使用が可能。同社で ...
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