ニッケイ新聞 2008年9月4日付け サトウキビの絞り粕バガスが発電用熱源となり、さらにカーボン・クレジットの取引き対象や繊維アルコールの原料、飼料、堆肥として新たな注目を浴びていると三日付けエスタード紙が報じた。九〇年代までは、邪魔者扱いにされ、無料で配布されていたものだ。 砂糖やアルコール製造業者は、バガスを副産物として ...
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Unctad報告=07年対伯投資が途上国一=BRICsの雄、ブラジル=来る40年は牽引車になる=眠り竜が目を覚ますか
ニッケイ新聞 2008年8月26日付け 国連貿易開発会議(Unctad)は二十四日、ブラジルへは二〇〇六年から二〇〇七年にかけ、発展途上国では最大の直接投資が行われたことを発表と二十五日付けエスタード紙が報じた。投資額は前年の百八十八億ドルから一挙に三百七十四億ドルと飛躍し、中国やインドを上回った。二〇〇八年は世界的に投資が三 ...
続きを読む »USDA報告=大豆相場、蘇生か?=エタノール生産で在庫減少
ニッケイ新聞 2008年8月16日付け 農産物コモディティの国際相場下落が憂慮されていたが、米農務省(USDA)は十二日、八月における大豆とトウモロコシの需給報告書を発表し、エタノールと飼料向けの大量消費で米国内の在庫が大幅に減少したことを明らかにした。 USDA報告によれば、大豆の収穫予想は八千九十万トンであったが、〇・九 ...
続きを読む »バイオ発電が解決=発電所建設許可入手難に
ニッケイ新聞 2008年8月15日付け 異常気象による降雨不足が懸念されることでサトウキビ加工業協会が十二日、バイオマス発電を奨励と十三日付けエスタード紙が報じた。現在最も注目される素材は、サトウキビの搾り粕(バガス)だという。 バガス発電の一千MWは、貯水湖水量の四%に相当する。サトウキビは、光合成で太陽光と水分を最も有効 ...
続きを読む »JICA=教師海外研修事業=将来の国際理解に繋げ
ニッケイ新聞 2008年8月14日付け JICA(国際協力機構)中部が実施し、生徒の国際理解、感覚の養成を目的に行なう「教師海外研修プログラム」の九人が約一週間の行程を終え、八日午後、JICA聖支所で記者会見を行なった。 一行は先月三十日に着聖、日本移民史料館などリベルダーデ区を視察、モンテ・アズール(ファベーラ)や大志万学 ...
続きを読む »コロンビア=パーム油に賭ける=避難民保護と土地利用に
ニッケイ新聞 2008年8月13日付け パーム油(デンデー油) 生産で世界屈指のコロンビアが、バイオ・ジーゼルの国際サーキットへ仲間入りと五日付けヴァロール紙が報じた。 コロンビアでは自然の椰子が三十五万七千ヘクタールに生育している。これに、二〇二〇年までに、二百万ヘクタールの椰子を植林。 パーム油は、食用と燃料用に使う ...
続きを読む »米エタノール最大手がブラジル進出
ニッケイ新聞 2008年8月1日付け 米エタノール業界の最大手ADM(アーサー・ダニエル・ミッドラン)が、ゴイアス州ジャタイ精製所へ合弁で入り、ブラジル進出を果たす。同精製所はカブレラ元農相の所有だが、合弁でADMは過半数の株を獲得する。
続きを読む »ふるさと創生協会=地域リーダー交流来伯=「日伯交流の掛け橋に」
ニッケイ新聞 2008年7月23日付け 【既報関連】ブラジルと日本の交流促進を目指す「二十一世紀の日伯地域リーダー交流事業」で十八日、日本の十一県から二十人が来伯した。同日夜、ふるさと創生協会、文協、県連、ブラジル日本移民百周年記念協会など共催団体による歓迎会がサンパウロ市ニッケイパラセホテルで行なわれ、約八十人が集まった。 ...
続きを読む »伯バイ燃は最先端=繊維エタノは実用性なし
ニッケイ新聞 2008年7月19日付け 米国など先進国は、サトウキビの絞り粕を使った繊維エタノールの生産に多額の資金を投じて挑戦している。 七〇年代から数多の失敗を繰り返しながら絞り粕の繊維利用と取り組んできたブラジルは、サトウキビの絞り粕は経済的効果が低いという結論に至った。実験では成功するが、量産で失敗する。 イタジャ ...
続きを読む »GM新種が次々登場=自然の悪条件を克服する
ニッケイ新聞 2008年7月16日付け 遺伝子組み替え(GM)新種が、植物の概念を塗り替えている。干害や洪水、極暑、冷害、超塩分土壌、超酸性土壌でも栽培可能な農産植物が発表されている。 GM関係者にとってのGM新種は、旱魃や洪水で水浸しになっても、在来種に劣らぬ収穫量を確保できることが必須条件である。 バイオ燃料の分野では ...
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