ニッケイ新聞 2008年5月20日付け レアル銀行は百周年を記念し、日本人移民のブラジル社会への影響をさまざまな視点から見る展示会「私たちひとりひとりの日本」をサンパウロ市パウリスタ大通りの本店(Av paulista 1374)の入り口ホールで今月二十一日から始める。パウロ・ガルセス・マリンス氏(歴史研究家)と大井セリア氏( ...
続きを読む »エタノール 関連記事
窒素による環境破壊=大気、土壌、水質汚染の素=農業大国の抱える危険
ニッケイ新聞 2008年5月17日付け 十六日付けエスタード紙によると、「サイエンス」誌が、農業大国であり、アルコール生産でも躍進中のブラジルへの警鐘ともなる研究を発表。内容は、窒素による環境破壊の脅威についてだが、研究者の中には、サンパウロ総合大学のマルチネリ氏らも含まれている。 窒素は、アンモニアなどにも含まれ、肥料の成 ...
続きを読む »「世界のエネルギー事情変える」=6月に日伯農業シンポ=日本移民の農業貢献を評価=力行会からデカセギまで
ニッケイ新聞 2008年5月17日付け 「日伯で世界のエネルギー事情を変える」との新しい考え方をロベルト・ロドリゲス元農務大臣は提案する。百周年を記念してサンパウロ州立三大学(UNESP、USP、UNICAMP)が主催する日伯シンポ「農業への貢献」が六月九~十日に開催されるにあたり、七日に記者会見がサンパウロ市のメモリアル・ダ ...
続きを読む »第三次石油危機が=ブラジルには追い風となる
ニッケイ新聞 2008年5月14日付け 世界経済が七〇年代程ではないにしても第三次石油ショックを迎えて揺れている中、ブラジルはエタノールのお陰で息をついた。ゴールドマン・サックス投資銀行の予測では、六カ月後から二十四カ月以内に二百ドルに達するという。 第一次石油ショックは一九七三年、アラブ諸国の親イスラエル国への石油供給拒否 ...
続きを読む »環境に優しいエネルギー=再生燃料利用率の高いブラジル=ますます進む研究、開発
ニッケイ新聞 2008年5月10日付け サンパウロ市上空にはいつもスモッグ、交通渋滞で大気汚染など、環境落第生かと思うような情報が多いが、ブラジル生産エネルギーの半分は再生燃料型で、一人当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は世界平均を大幅に下回るなどの朗報が流された。 九日の伯字紙によると、昨年のブラジル生産エネルギーは、バイ ...
続きを読む »農相談=構造インフレ来る=農業革命がないと10年続く
ニッケイ新聞 2008年5月8日付け 食品高騰は一時的現象と閣僚らが発言する中、ステファネス農相だけが食品インフレは長く続くと本当のことを言った。食品のグローバル・インフレは、農業革命でも起こらない限り、本質的に十年は続くという。 例外として値下げが予想されるのは、米と小麦だけ。インフレを抑制するには、基本金利の引き上げだけ ...
続きを読む »パラグアイ=ブラジルマーシャル計画=産業に本格的な資金援助
ニッケイ新聞 2008年5月7日付け アモリン外相は六日、パラグアイのフランコ副大統領に「ブラジル版マーシャル・プラン」を手交した。米政府が第二次大戦後、欧州の戦後復興で資金援助を行ったプランにならい、パラグアイ復興に供するというもの。 パラグアイの産業勃興で、イタイプー発電所の電力料金から目をそらさせる狙いがある。ルーゴ大 ...
続きを読む »大豆や牛よりエタノールが儲かる
ニッケイ新聞 2008年5月3日付け ブラジルの中央南部はサトウキビ・ブームだとCONAB(配給公社)が発表した。作付けが昨年、前年比で二七%増えた。そのため潰された畑は、大豆とトウモロコシ、コーヒー、柑橘、牧場。特に広範囲の模様替えをしたのは牧場らしい。
続きを読む »MT、PA両州で森林伐採激増=昨年比3倍の速度=雨季は監視衛星機能せず=分散伐採なら撮影も免れる
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け NGO(非政府団体)Imazonが二十九日、法令アマゾンの森林伐採が二〇〇八年第1四半期にマット・グロッソ州とパラー州で昨年同期比三倍の速さで進行中と訴えたことを三十日付けエスタード紙が報じた。連邦政府と州政府が森林伐採の抑制を表明してから、伐採は激増した。 マット・グロッソ州とパラー州 ...
続きを読む »世界の食糧危機の中で=ブラジルへの批判は陰に潜む=期待される物、人、技術
ニッケイ新聞 2008年5月1日付け 世界中に広がる食糧危機の問題解決のために国連諸機関が話合いを繰り返しているが、二十八、二十九日に持たれた会議前後の報道に、ブラジルにも関連したものが含まれている。 現時点で国連農業機関(FAO)が実施している飢餓対策は、七三〇〇万~一億ともいわれる飢餓に苦しむ人々への食糧支援などだが、今 ...
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