2007年3月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二月二十日】人類は十八世紀まで、船の航行に風力か奴隷の体力を使い、料理には薪を焚いていた。石油や石炭を使い始めたのは、つい最近のことだとジョゼ・ゴウデンベルグ元USP学長がいう。 人類の石油・石炭消費量が激増し、埋蔵量の半分を瞬く間に使い果たした。しかも石油・石炭は、温 ...
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「あと9カ月で始まる」=パラナ百周年=マ市で伯外務省と初会合=州内各地が構想アピール=いずれ大統領が発足式を
2007年3月20日付け ブラジル外務省とパラナ日系社会との百周年に関する初会合が十六日、パラナ州マリンガ市のマリンガ大学センター(Cesumar)講堂で開催され、北パラナを中心に約三十市の日系団体代表ら約百五十人が参加し、三時間にわたって会場は熱気に包まれた。完成すれば海外最大規模となるマリンガの日本庭園、日本移民のテーマパ ...
続きを読む »新しいブラジル伝えて=聖総領事館=国費留学18人を激励
2007年3月16日付け 「交流年・移民百周年の機会を利用して」――。サンパウロ総領事館で九日、二〇〇七年度国費(文部科学省)外国人留学生の壮行式が行われ、西林万寿夫総領事が、四月と十月に出発する留学生に対して激励の言葉を贈った。 今回出発するのは、「研究生」「学部留学生」「専修学校留学生」の三カテゴリーから計十八人。四月と ...
続きを読む »覚書の署名に留まる=伯米首脳会談を実施=エタノール関税撤廃は先送り
2007年3月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】中南米諸国五カ国を歴訪するアメリカのブッシュ大統領は八日夜、最初の訪問国となるブラジルのサンパウロ市に到着した。 翌九日には同市でルーラ大統領と会談したものの、具体的な協定書を取り交わすことなく、両国政府の協力指針を盛り込んだ覚書に署名するにとどまった。内容は三項 ...
続きを読む »ピント農務大臣訪日=エタノールや豚肉を協議
2007年3月13日付け ルイス・カルロス・ゲデス・ピント農務大臣が十一日に訪日し、一連の交渉や視察を行っている。アジェンシア・ブラジルによれば、十二日(月)午前中は三菱商事の小島順彦(よりひこ)社長とのバイオエタノールに関する懇談、午後は甘利明経済産業大臣と、夜はブラジル企業や日本企業からの顕彰。 十三日(火)には千葉県の ...
続きを読む »米大統領がサンパウロ市入り=9日に首脳会談=アフリカ民主化では合意か=新局面迎えた両国関係
2007年3月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ブッシュ米大統領は八日夜、サンパウロ国際空港へ到着し、秒単位の旅程が始まった。伯米首脳会談に期待を寄せるルーラ大統領は、欧米の農業補助金制度をテロの元凶だとして善処を求める一方、フルラン産業開発相は訪伯を伯米関係の新局面とみている。ロンデオー鉱動相は、エタノールを標 ...
続きを読む »米ベネ間の仲介はしない=官房長官が声明=エタノール協定には期待=成るか?伯米同盟
2007年3月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ロウセフ官房長官は七日、ブッシュ米大統領の訪伯により伯米関係が親密になっても、それがベネズエラのチャベス大統領と一線を隔すことを意味しないとする声明を発表した。ブラジルの外交方針は来る者を拒まないという。米大統領は七日、チャベス大統領の中央集権主義は国家に悲惨を招くだ ...
続きを読む »エタノールに改めて注目=伯米共同体は構築できるか?
2007年3月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】アメリカのブッシュ大統領のブラジルを始めとする中南米諸国訪問で、エタノールのバイオ燃料が改めて注目されている。世界のバイオ燃料用エタノールの四五%を供給し、第一人者と自負するブラジルは生産を拡大して輸出市場のさらなる確保を狙い、アメリカは石油依存からの脱皮を図ることで ...
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2007年3月7日付け グリッフェのダズルが国税庁の手入れを受けて以来、高級化粧品業界は受難の年らしい。ビッグ5のディオールやギベンシー、ケンゾー、アックア・ジ・パルマ、LVMHは、ブラジルの行政システムに泣かされ、撤退まで考えている。 ◎ アロエ・ヴェーラのフォーヴァー・リヴィングは二〇〇六年、バボーザ健康ドリン ...
続きを読む »08年を機に緊密化を=日伯経済合同会議=資源と環境の補完関係に=2大臣出席し盛り上がる=高まる経済連携への期待
2007年3月7日付け 「来年の日伯交流年(移民百周年)を契機に」とのセリフが、六日にサンパウロ市内ホテルで行われた第十二回日本ブラジル経済合同会議では、合い言葉のようにスピーチする要人から次々に語られた。特にブラジル側からはルイス・フェルナンド・フルラン開発商工大臣、ルイス・カルロス・ゲデス・ピント農務大臣が出席。日本側を合 ...
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