2007年2月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】滞伯中のバーンズ米国務次官は七日、政治面で伯米関係の軌道修正を図り、外交面での緊密化に強い意欲を見せた。交渉が具体化し次第、ライス国務長官が来伯しルーラ・ブッシュ首脳会談のお膳立てをする。米政府は中南米に発足した新政権と外交関係を樹立するため、幹事役としてブラジルに白 ...
続きを読む »エタノール 関連記事
主要閣僚、中銀総裁を擁護=更迭の噂を強く否定=火付役の労働相も呼び出し
2007年2月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】滞伯中のバーンズ米国務次官は七日、政治面で伯米関係の軌道修正を図り、外交面での緊密化に強い意欲を見せた。交渉が具体化し次第、ライス国務長官が来伯しルーラ・ブッシュ首脳会談のお膳立てをする。米政府は中南米に発足した新政権と外交関係を樹立するため、幹事役としてブラジルに白 ...
続きを読む »バイオEG戦略協定を提案=米政府=主役はエタノール=反米諸国けん制で伯に協力=関税障壁問題は保留
2007年2月8日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】米政府のバーンズ国務次官は六日、伯米間のバイオ・エネルギー戦略協定の締結を提案した。協定の目的は化石燃料への依存度を減らし、エタノールを中心とするグローバル・マーケットの開設である。ベネズエラやイランなど産油国が反米路線を踏襲することに懸念して、同構想を打ち出したとさ ...
続きを読む »静かに押し寄せる中国=伯自動車市場争奪戦迫る
2007年2月7日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙一月二十七日】ブラジルが過去二年間、スキャンダルもみ消しで奔走している間に、中国軍は目と鼻の先まで塹壕(ざんごう)を掘っていた。最近は中国の話を聞いても誰も驚かなくなった。中国自動車協会は、二〇〇六年の自動車生産が七〇〇万台に達したと発表。自動車では先輩のブラジルが二七〇万 ...
続きを読む »東西南北
2007年2月3日付け 一日午後八時十五分に約二時間遅れてサンパウロ市コンゴーニャス空港を発ったサルバドール行BRA航空一〇六二便が離陸直後、機内にオイルの臭いのする煙が充満し、サンパウロ国際空港(グアルーリョス空港)に緊急着陸した。乗客五十人はパニックに陥り、途中で酸素マスクが用意されたが酸素は出なかったという。墜落の恐れは ...
続きを読む »東西南北
2007年1月31日付け リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市で二十九日未明、軍警を装った男五人がブラジル銀行の女性課長の自宅を捜索するとだまし、娘二人を人質に取った。犯人らはニセのダイナマイトを持たせた上で銀行から金を持ち出すよう課長に命令。同日朝、課長は七万レアルを持ち出したが、課長の様子を不審に思った行員が警察に ...
続きを読む »エタノール普及で伯米協調=米州開銀も財政支援表明
2007年1月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二月二十六日】米国フロリダ州のジェブ・ブッシュ知事が二十五日、ブラジルのエタノール生産者とともに西半球におけるエタノール普及の米州合同委員会の設立を提案してきた。ブラジル側代表で委員会のキーマンとなるのは、ロドリゲス前農相である。 伯米政府と財界代表が、スンナリと提案 ...
続きを読む »農業部門への外国投資過熱=目玉はエタノール=株式持分基金は倍増の勢い=米の十カ年計画追い風
2007年1月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】農務省経済管理局は二十八日、ブラジルのバイオエネルギーが投資の中で特に注目され、年々外国からの直接投資が過熱していると発表した。ブラジルのアグリビジネスへの直接投資が二〇〇六年、十年前は全投資の六%だったものが一六%へ増え、三五億ドルに達した。同投資ははしりであ ...
続きを読む »「日本にとってブラジルは従来以上に重要な国」――鈴木孝憲氏、会議所で講演
2007年1月27日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、二十三日、鈴木孝憲デロイト・トウシュ・トーマツ・ブラジルの最高顧問を招いて、講演会「BRICsのBブラジル経済とビジネスの可能性を検証する―第二次ルーラ政権を展望して―」を開催した。 鈴木氏は、日本では十一年間連続してブラジル政治経済に関しての講演を行っている ...
続きを読む »「バガス」からプラスチック製造=沖縄とPE州=技術協力話し合い
2007年1月24日付け ペルナンブッコ州グラヴァター市の招待で、国際交流とサトウキビ(カンナ)の生産事情の視察を目的に来伯していた琉球大学工学部の波平宜敬教授と柴田信一助教授が二十二日、来社した。 今月十五日から滞在した両氏は、技術協力を結ぶサンパウロ大学を訪問したあと、ペルナンブッコ州の各国立大学を視察。同州のサトウキビ ...
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