2007年1月23日付け 時事通信の報道によれば、三菱自動車は二十二日、エタノール一〇〇%の燃料で走行する車を今年中にブラジルで販売すると発表した。車種は未定だが、現地の協力会社で生産するスポーツ用多目的車「パジェロイオ」などがベースになる見通しという。ブラジルでは昨年ホンダがエタノール車を発売、トヨタも今年投入を予定している ...
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農業不況に出口見える=雑穀の価格高騰=取引予想額561億R$に=救世主はトウモロコシ
2007年1月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】RC・コンサルタントは八日、二年間にわたった農業不況にようやく回復の兆しが見えたと発表した。農業生産者は営農資金も底を突き無収入に耐えてきたが、二〇〇七年度収獲の農産物が、五六一億レアルで取引される見込みとなった。取引予想額は前年度比二二・七%増、数量にして一一〇万 ...
続きを読む »18日に日本側実行委設立へ=百周年=麻生外務大臣も出席予定=2衆議来伯、関係者と懇談=日伯議連に小委員会も=「成功に向け手伝いたい」
2007年1月9日付け いよいよ日本側が始動する。日本側の日伯交流年(百周年)実行委員会の設立総会が今月十八日に外務省で行われ、麻生太郎外務大臣(日伯議員連盟会長)も出席する予定であることが分かった。七日に来伯した同議連の百周年小委員会に所属する二衆議が明らかにした。同日午後、百年祭会場となるサンパウロ市サンボードロモを視察し ...
続きを読む »ブラジルの新年展望=守りから攻めへ=企業移住の時代来る
2007年1月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十月五日】ブラジルの二〇〇七年は、企業移住時代といえそうだ。国際市場へ打って出るには、ブラジルの英雄である必要はない。企業の国際化を図ることだ。外国で活躍するブラジル企業は、製造業に始まり運送、物流、フランチャイズ、銀行業、農作物栽培、工事請負など多岐にわたっている。一方、 ...
続きを読む »世界の次世代エネルギーの主役――――注目集まるバイオエタノール=高山直巳(ジャパンデスク社代表)
2007年1月1日付け 世界最大の競争力誇るブラジル ブラジルは、近未来の世界の経済勢力図を塗り替えると言わるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国の新興国群)の一角として、ここ数年脚光を浴びているが、急成長を続けているのは他の三国であり、ブラジルはかなり水をあけられた感がある。 しかし、BRICsに代わって最近注目され ...
続きを読む »(6)日伯経済交流活性化へ=日本から議員来伯ラッシュ
2006年12月29日付け 〇八年の日伯交流年に向け、確実に、日本とブラジルの経済交流が促進されつつある。一月に合弁会社「日伯エタノール」が二〇〇八年からの営業開始を明らかにし、五月には大臣として八年ぶり、農水相としては二十四年ぶりとなる中川昭一大臣が来伯。六月末に地上デジタル放送に関して、日本方式をベースとする規格を採用する ...
続きを読む »伯は大国への道を歩む=ロックフェラー氏語る=インフラと教育に投資を=富豪は資本主義に必要
2006年12月20日付け 【ヴェージャ誌一九八四号】銀行家ダヴィ・ロックフェラー氏が、ブラジルへ注ぐ情熱をヴェージャ誌記者に語った。同氏は現在九十一歳、スタンダード・オイルを興した富豪ジョン・ロックフェラーの孫に当たる。同氏が経営するチェース・マンハッタン銀行は、ブラジルが抱える債務の筆頭債権者でもある。ブラジル政府が借金で ...
続きを読む »FFV車で欧州勢を追撃=HONDA=環境戦略でブラジル重視=07年には十万台体制へ
2006年12月14日付け 【既報関連】ガットゥーーン。ガットゥーン。鈍い、重たい打撃音が工場内に響く。巨大な千五百トンのプレス機だ。現在二台がフル稼働しているが、「あと二台増えるんですよ」と石村健三副社長は笑顔を浮かべる。 七日午前、日本勢としては初めてフレックス車(FFV)の生産を開始したホンダオートモーベイス・ド・ブラ ...
続きを読む »ホンダがフレックス車生産開始=スマレー=日本車としては初=7日にラインオフ式=1億ドル投資し拡張中
2006年12月8日付け ホンダのブラジル現地法人、ホンダ・オートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ(Honda Automoveis do Brasil Ltda=岩村哲夫社長)は七日午前十一時からサンパウロ州スマレー市の同社四輪車工場で、日本車としては初の、エタノール燃料でも走れるフレックス車を生産開始した。販売が好調を ...
続きを読む »コラム 樹海
2006年11月30日付け 石油公社ペトロブラスは〇八年からエタノールの対日輸出を開始すると発表。三井物産と共同で、より効率的に生産する方法についての調査を開始──などとエタノール原料としてサトウキビが大きな脚光を浴びている。しかし、サトウキビを語る時、二人の日系二世、松岡静男さんと有薗秀人さんの多大な貢献があったことを忘れて ...
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