2006年11月25日付け 今年も兵庫県農業研修団の十五人が来伯、広大な土地と大自然におけるブラジルの農業研修を学んだ。一行は四日に来伯、二週間の研修を終えて帰国した。 今年で二十九回を迎えた同制度。現在までに約四百人もの研修生が来伯。そのうちの約五割が農業に従事している。 今年は県内の高校や大学で農業を学ぶ若者のほか、「 ...
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ガソリン価格値下げへ
2006年11月24日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】エタノールのガソリンへの混入許容率が二十日から二三%となった。今年二月に二〇%に引き下げられたが、エタノール業界の圧力で再び引き上げられた。ピント農務相はこれにともない、さらに来年一月には二五%まで引き上げる用意があることを示唆した、ただし一月に収穫が終わる時 ...
続きを読む »インフレ再燃の兆候=19カ月ぶりの最高値=農産物不作で食品中心に
2006年11月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】十一月度の総合物価指数(IGP10)が一・〇二%の上昇となり、十九カ月ぶりの最高を示してインフレ再燃の兆候を見せた。ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団が卸売価格と小売値の推移に基づき算出するもので、十月十一日から十一月十日までの期間を対象とした。 それによると前 ...
続きを読む »ブラジルは砂糖王国=国際市場の半量を占有
2006年10月27日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】ブラジルは二〇一〇年までに、全世界の砂糖の半量を供給することになり、名実ともに砂糖王国の名を欲しいままにする。 砂糖市場分析で国際的権威のイギリスの機関シュガー・オン・ラインが発表したもので、現在ブラジルの輸出は一七〇〇万トンで国際市場の四〇%だが、二〇一〇 ...
続きを読む »日伯関係は「最良の状態」=県連40周年=島内大使が記念講演
2006年10月25日付け 【既報関連】二十一日に開かれた県連創立四十周年式典の会場で、島内憲駐伯日本国大使が記念講演を行った。テーマは「最近の日伯関係」。両国の政治経済や日伯関係の現状と見通し、二〇〇八年の日伯交流年、ブラジル日本移民百周年など多岐にわたり、自身の意見を交えながら紹介した。 先月二十五日に着任した島内大使。 ...
続きを読む »「交流年と百周年は一体」=島内憲大使が着任挨拶=21世紀協提言実現に意欲
2006年10月21日付け 先月二十五日に在ブラジル大使館に着任した島内憲特命全権大使(60、東京)が十九日来社し、日系コロニアに向けあいさつ、百周年や日伯関係についての取材に答えた。なお、二十日には、在聖総領事館で記者会見を行った。21世紀協議会の提言実現に向け意欲を見せ、百周年に関しては、「全力を挙げて取り組んでいきたい」 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年9月16日付け 文協ビル貴賓室の壁の色が紫色に塗り替えられたことについて、部屋を使おうとする人の間で不満がくすぶっていた。その多くは「展示者」である。「どうして白にしておかなかったのだろう」。最近、蘭展の主催者が借用したが、壁に覆いをつける余分の作業をしたあと、声をあげて文協当事者を批判した。紫色の蘭は映えないのだ。 ...
続きを読む »WTO交渉、3月再開へ=G20会合が閉幕=米国の11月選挙を配慮し=伯、出席国と商談進める
2006年9月12日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】二日間にわたりリオデジャネイロ市で開かれたG20会合が十日、閉幕した。G20はアフリカ、アジア、ラテンアメリカの開発途上国二十三カ国が加盟し、主に農畜産物コモディティの世界市場での確保を目的に結束している。今回の会議は七月から物別れの状態となっている新多角的貿易交 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年9月7日付け エタノール、デジタルテレビ、はてはカシャッサまで、幅広くセミナーを開催しているブラジル日本商工会議所。今度は、「大学実習生・活用のススメ」と題する集まりが開かれるようだ。ブラジルの大学実習生をいかに活用するか、を説明するもの。日系学生に限った話ではないだろうが、日系人の日系企業離れが言われる昨今、こうし ...
続きを読む »アグリビジネス
2006年9月6日付け ニューヨークの先物市場は、エタノールの先約契約の受け付けを始めた。二〇〇四年にもエタノールの先物取引を行ったが、砂糖が急騰したためエタノール取引の障害となり失敗した。生産者は、契約のFOB価格をブラジルにするか米国にするか協議する。 ◎ 「綿業界の帝王」マエダ・グループは、プルマ綿と二股かけ ...
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