2006年6月21日(水) ケン(さとうきび)栽培の拡張に伴い、分業化と下請け企業の参入が注目を浴びている。ケン用農機具の製造専門と収穫運搬専門企業、ケンの病気以外は一切請け負うケン栽培業者などである。エタノール精製企業は、搾汁と醸造、販売に専念する。この分野をCCTと呼び、機械一式を所有する企業であることを要する。どの下請け ...
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アグリビジネス
2006年6月7日(水) ボリビア政府のガス国有化で、国内産業はいっせいにバイオ・ディーゼルやエタノール、H・バイオのバイオ燃料を代替燃料として注目している。これまで国内運行の乗用車にディーゼル・エンジンの使用を禁じていたが、バイオ・ディーゼルには解禁になるらしい。ディーゼルオイルに植物油を一〇%から一八%混合するH・バイオに ...
続きを読む »日本に資金支援要請か=ブラジル農務省=実現すれば過去最大規模「第2のセラード開発に」
2006年6月7日(水) ロベルト・ロドリゲス農務大臣は日本政府に対し、エタノールやバイオディーゼル生産プログラムに対して約十二億八千六百万レアル(約六百四十一億円)の融資を要請する意向を固めつつある。これが決まれば融資規模は過去最大で、セラード開発の約二倍。百周年に向けて、環境および資源エネルギー分野での日伯関係を強化させる ...
続きを読む »日伯EPAの早期締結を=ブラジリア=首都で経済セミナー=投資環境の改善求める=「両国関係の再スタート」
2006年6月2日(金) 伯下院外交・防衛委員会と在ブラジル日本国大使館の共催による日伯経済セミナーが五月三十一日午前、ブラジリア連邦区の下院第二別館で開かれた。「日伯経済関係の更なる強化・発展をめざして」をテーマに両国関係者が意見を発表。日本側の出席者を中心に、日伯両国の経済連携協定(EPA)の早期締結が求める意見が出された ...
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2006年5月31日(水) 遺伝子組替え(GM)種子のモンサントは、アルゼンチン政府とロイヤリティの支払をめぐって長年にわたり係争している。同社はアルゼンチンからスペインのビルバン港へ向けて出荷された大豆粕十隻分を、ロイヤリティ滞納を理由に裁判所を通じて差し押さえた。結局、輸入元がトン当たり一五ドルのロイヤリティを立替えて、積 ...
続きを読む »エタノールに集まる注目=国際競争力には自信のブラジル
2006年5月31日(水) 【エザーメ誌八六六号】アグリビジネスの王者となったエタノールは、石油に代わる新しいエネルギーとして注目されている。原油の高騰と地球温暖化を理由に、代替エネルギーとして世界はエタノールに新しい賭けを試みるようだ。 二代目に入った国内のエタノール精製企業は、国際金融から投資の呼び声がかかっている。二〇 ...
続きを読む »農業分野で譲歩はしない=伯仏首脳会談=仏大統領が示唆=WTO交渉成否は米国次第=エタノール基金は意気投合
2006年5月27日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】訪伯中のシラク仏大統領は二十五日、ブラジルが要求する農産物市場の開放は可能な限り最善を尽くしたとし、これ以上の譲歩がないことを示唆した。世界貿易機関(WTO)ドーハ・ラウンドで、ブラジルが座長を務めるG―20(途上国連合)が工業とサービス部門の完全自由化に合意 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年5月27日(土) パラナ日伯文化連合会の歌謡部では、毎年八つの大会が開かれている。以前はロンドリーナ、マリンガ、クリチーバの三都市だけだったが、地方の文協で行うように変更した。すると、各地団結して会館を整備するなど、地域の活性化が図れたそうだ。来社した西森ルイス会長もその効果を強調していた。中心だけでなく、地方からの ...
続きを読む »天然ガス増産計画前倒しへ=ボリビアへの依存極力抑える
2006年5月20日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】エネルギー自給をテーマに十八日に大統領府で開かれたエネルギー政策審議会(CNPE)で、政府がエスピリト・サント州の海盆などに埋蔵される天然ガス開発・生産計画を当初予定(六、七年後)より前倒しで進めていく方針が確認された。 ペトロブ ...
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2006年5月17日(水) 国立農事試験場(Embrapa)は、これまで蓄積した技術を応用する新分野を開拓したいと投資家を募っている。公的資金の交付だけでは、研究活動に限界があるという。まず候補に挙がったのがアグロ・エネルギー。投資の安全確保で同プロジェクトに社会経済開発銀(BNDES)と伯銀、ペトロブラスが参加する。ヴァレ・ ...
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