ニッケイ新聞 2009年4月10日付け 商業用航空機やビジネス用小型機の注文が激減したエンブラエルは八日、同社販売高に占める政府公用機や軍用機の割合を二〇%に引き上げ、兵器市場への参入を目指す意向と九日付けエスタード紙が報じた。 〇八年の迎撃機売り上げは九億五千三百八十万ドルで、総販売高五十五億ドルの八・一%であった。商業用 ...
続きを読む »エンブラエル 関連記事
自動車IPI=6月まで減税延長か=不況対策として正解認識
ニッケイ新聞 2009年3月5日付け 政府は三日、自動車に対するIPI(工業税)減税を、さらに四月一日から六月三十一日まで延長することを決定と四日付けフォーリャ紙が報じた。しかし、正式発表は最後まで様子を確かめて三月末日に行う。 これまでの自動車IPI減税は三十一日を以って終了の予定で、減速経済による税収落ち込みと政府経費の ...
続きを読む »エンブラエル=大統領に事情説明=見直しも新規採用もない
ニッケイ新聞 2009年2月27日付け エンブラエルのフレデリコ・クラード社長は二十五日、同社の四千二百人に上る大量解雇を説明するためルーラ大統領と会合したと二十六日付けフォーリャ紙が報じた。 大統領の要望は解雇の見直しであったが、同社長は、解雇は国際市場での航空機需要三〇%減少に前倒し対応したと大統領に説明。来る二~三年は ...
続きを読む »エンブラエルと共に衰えるSJC
ニッケイ新聞 2009年2月24日付け サンジョゼ・ドス・カンポス市は、エンブラエルの四千二百人解雇で相当大きなショックを受けたらしい。解雇者の平均給料が三千レアル。同市のスーパー、ショッピング・センターや商店の売り上げが落ち、クビで自暴自棄になってやけ酒で泥酔するものが徘徊したり、自動車をぶつけるなどを心配する声も出ている。
続きを読む »日伯の空の懸け橋=エンブラエル170を引き渡し=フジドリームエアラインズに=日本の4都市間を就航
ニッケイ新聞 2009年2月21日付け 日本で今年夏から就航するフジドリームエアラインズ(鈴木与平社長、本社・静岡市)がエンブラエル社から小型航空機(E-JETシリーズエンブラエル170、76席)を三機購入、その第一号機の引き渡し式が二十日午前、サンパウロ市イタイン・ビビ区であった。鈴木社長やエンブラエル社のフレデリコ・クラー ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年2月21日付け クルゼイロ・ド・スル紙十二日付けによれば、今年後半にスペイン移民史料室がサンパウロ州ソロカバ市に開館する。事業主体カーザ・デ・エスパーミャのセルジオ・アラーニャ会長いわく、同市には十二万人の子孫がいる。同本部の一室があてられ、移民個人の所蔵物だけでなく、口述ビデオなども公開するため協力を ...
続きを読む »エンブラエル=4270人に解雇通告を=大統領が不意打ちに憤慨
ニッケイ新聞 2009年2月21日付け エンブラエル(航空機製造公団)が十九日、従業員四千二百人の解雇を発表したことで、ルーラ大統領は憤慨の意を表し、同公団のフレデリコ・クラード社長を大統領府へ呼び事情説明をさせると二十日付けエスタード紙が報じた。 同公団は米国やフランス、シンガポールに工場を有する世界第四位の航空機製造企業 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2009年2月21日付け 十八日はイパネマで一四人、十九日はラッパで三四人と、武装集団による未明の宿泊客総なめの強盗事件が続いたリオ。被害に遭った外国人旅行者は「海岸や路上での強盗は覚悟していたが、宿泊施設で襲われるとは」と嘆いていたが、二十日未明のセントロでの強盗など、外国人旅行者を狙う事件は三日で五件。W杯や ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年1月30日付け 福祉センターの事務所設置場所として借地している賃貸料を、今月中旬まで一度も請求してこなかった池崎博文氏。援協側はやっと届いた請求五カ月分、計二万五千レアルを即座に振り込んだ。「うやむやな状況に手を打ててよかった」と関係者からの安堵の声もあったが、請求が来ないことから、事実上の無償奉仕と解 ...
続きを読む »韓国人教授談=「低成長は臆病だから」=高金利政策が伯産業のガン
ニッケイ新聞 2009年1月20日付け ケンブリッジ大学のハ・J・チャン教授は十八日、ブラジルの高金利政策はハイパーインフレの後遺症で、経済成長率で遅れをとるのは積極性を失って臆病となったためと発表したことを十九日付けフォーリャ紙が報じた。ラテン・アメリカ経済開発会議で講演のため来伯した同教授は、次のように述べた。 保護主義 ...
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