【既報関連】チリ首都サンティアゴで22日、混乱の度を深めるベネズエラ情勢についての対策を話し合う、南米諸国首脳会議が開催された。 23日付ブラジル紙によると、同会議には議長国チリの他、ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ボリビア、ギアナ、スリナムの11カ国が参加した。だが、マドゥー ...
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《ブラジル》議会開始1カ月=下院をまとめられない大統領=PSLが議会内で孤立=調整役も協力政党もなく=社会保障制度改革に暗雲
下院での今年最初の法案投票で大敗した上、下院内での与党・社会自由党(PSL)への協力体制を築くことに失敗しているとして、下院内でのボルソナロ大統領に対する風当たりが強くなり、社会保障制度改革などの承認が不安視されていると、2月28日付フォーリャ紙が報じている。 ボルソナロ大統領は当初、従来の大統領が伝統的に行っていた政党連立 ...
続きを読む »ボルソナロ=べビアーノを正式解任=更迭なのに賞賛動画を公開=政府や議会に広がる不安感
ボルソナロ大統領は18日夜、グスターヴォ・べビアーノ大統領府総務室長を正式に解任し、陸軍予備役中将のフロリアーノ・ペイショット・ヴィエイラ・ネット氏を後任に迎えた。更迭したのに大統領はベビアーノ氏を賞賛する動画を公開、自党の社会民主党(PSL)、政府、さらには連邦議会にまで大きな波紋を広げている。19日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »議長選=上院議長で異例の大波乱=若きアルコルンブレ氏当選=下院はマイア圧勝で三選=DEMの影響が強まる
連邦議会の議長選は、下院ではロドリゴ・マイア氏(民主党・DEM)が1日にすんなりと三選を決めた。しかし上院では1995年から上議を務め、今回3度の議長席を狙う老獪なレナン・カリェイロス氏(63、民主運動・MDB)に対し、2015年に上議になったばかりの41歳の若きダヴィ・アルコルンブレ氏(DEM)が真っ向からぶつかって当選を決 ...
続きを読む »《ブラジル》ダム決壊事故続報=ブラジル全土で350万人が危険地域に?!=決壊の懸念あるダムのそばに居住=「こんなこと、ブラジル以外では考えられない」とドイツ人教授
【既報関連】ミナス州ブルマジーニョの鉱滓ダム決壊事故から1週間が経過した1月31日、同日付現地紙が、「国内でダム決壊事故発生の危険がある市に住んでいる人は350万人に上る」と報じた。 国家水資源庁(ANA)が17年末にまとめた報告書では、全国で2万4千基を超えるダムの内、45基が「事故の懸念あり」と評価された。45基のダムは ...
続きを読む »《ブラジル》下院議席数=PTとPSLが共に第一党に=大統領選で対立の両党=MDB5位、PSDB9位
連邦議会は明日2月1日から活動を再開するが、下院の議席数を見ると、労働者党(PT)とボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)が共に55人で、第一党となっている。30日付フォーリャ紙が報じている。 昨年の10月7日に行われた下院議員選挙の時点では、PTが56人、PSLが52人だった。
続きを読む »《ブラジル》下院議長選=マイア氏の3選有力に=PSLの支持にMDBも追随=野党の左派も一部味方に
2月1日に行われる下院議長選で、ロドリゴ・マイア現議長(民主党・DEM)の3選がほぼ確実となった。大型党の民主運動(MDB)と進歩党(PP)の支持が確実になったためだ。29日付フォーリャ紙が報じている。 ボルソナロ大統領(当時下議)をはじめとする社会自由党(PSL)は選挙キャンペーン中、マイア議長のことを「テメル政権の下院議 ...
続きを読む »《ブラジル》上院議長選=注目はMDBのテーベチ氏=反レナン派の支持受ける=DEMの権力集中阻止の意味も
2月1日に行われる上院議長選に、最大党・民主運動(MDB)の女性議員シモーネ・テーベチ氏が名乗りをあげ、話題となっている。それは、「政界浄化」を掲げる勢力から、ラヴァ・ジャット作戦で数多くの容疑を抱えるレナン・カリェイロス上議(MDB)の返り咲き当選を阻止する存在として期待されているためだ。23日付フォーリャ紙が報じている。 ...
続きを読む »国家高等教育試験担当が1日で解任=過去に過激な発言の数々
16日に国家高等教育試験(ENEM)の新コーディネーターとして公示されたムリーロ・レゼンデ・フェレイラ氏の指名が、1日で取りさげられた。同氏はかねてから個人的な問題が指摘されていた。17日付現地サイトが報じている。 ボルソナロ大統領は昨年行われたENEMで、同性愛に関する問題が出たことなどに不満を抱いており、14日にはENE ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ大統領=銃規制緩和の大統領令に署名=「国民の正当防衛を保障」と強弁=モロ法相の進言は大半が却下=「次は携帯許可」と意気込む推進派
ボルソナロ大統領は15日、銃所有規制を緩和する大統領令に署名した。同大統領は、2005年の国民投票で銃の流通が承認された事を暗喩し、「国民が銃を買うと決めたのなら、我々にはその権利を否定する事はできない」と演説し、「国民に正当防衛の権利を保障するため、私はこの武器を使う」と言って、持っていたペンを見せ付けるパフォーマンスも行っ ...
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