ボルソナロ新大統領(社会自由党・PSL)の主要公約の一つ、「汚職撲滅」の推進役として抜擢されたセルジオ・モロ新法相が、選挙資金の裏帳簿(通称カイシャ・ドイス)を犯罪として定義づける事を意図し、議会に反汚職法案を提出する準備を進めていると、13日付現地紙が報じた。 モロ法相は、選挙裁判所に申告してない金(カイシャ・ドイス)を選 ...
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《ブラジル》ゲデス経済相=社会保障制度改革案を来週提出=「より厳しい抜本的なものを」=ボルソナロ案の不評を受け=受給開始年齢はいつからに?
パウロ・ゲデス経済相が、より厳しい社会保障制度改革案を来週にも提出する予定だという。先日、ボルソナロ大統領によって提言されたアイデアは政財界の不評を買っており、長期的な展望に立った、より完全な形の提案を行う意向だ。9日付現地紙が報じている。 ボルソナロ大統領が3日に語った説に従うと、男性は62歳から、女性は57歳から、年金受 ...
続きを読む »《ブラジル》銃規制緩和問題=大統領令は来週中にも=旗振り役は大統領の三男=モロ法相「所持許可基準明確化を」
オニキス・ロレンゾーニ官房長官が8日、来週中にも銃規制緩和に関する大統領令が出されると発言したと9日付現地各紙が報じた。 ボルソナロ大統領は、選挙期間中から、銃規制緩和を主要公約の一つに上げていた。
続きを読む »ボルソナロ=増税案発表も即刻否定される=経済スタッフとオニキスに=「具体的な話は出ていない」=背後に連邦政府内の権力争い
ジャイール・ボルソナロ大統領は4日昼食時、金融取引税(IOF)を引き上げると宣言した。しかし、新政権の経済スタッフやオニキス・ロレンゾーニ官房長官が同日午後、「そのような予定はない」と取消を行い、閣僚間の意思疎通不足をうかがわせた。5日付現地紙が報じている。 IOFは融資や貸付、金融機関による金の取得の際に課される税金のこと ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ大統領=受給開始年齢の私案を披露=他の詳細にはほぼ触れず=既に「手ぬるい」との批判も
大統領就任後初めてのインタビューに応じたボルソナロ大統領(社会自由党・PSL)は3日、年金受給開始の最低年齢を男性62歳、女性57歳からとするという私案を披露したと4日付現地各紙が報じた。 テメル前政権が作成し、一昨年に下院投票直前までこぎつけるも、棚上げになっていた社会保障制度改革案の一部を利用してもよいのではないかと前置 ...
続きを読む »ボルソナロ次期大統領=思春期に日系人の恋人?=3度懇談、山田大使に〃告白〃=新政権、日本との距離縮まるか
「ボルソナロ次期大統領には日系人のナモラーダ(彼女)がいたそうですよ」――13日晩、ブラジル日本商工会議所の忘年会に出席した山田彰駐ブラジル日本国全権大使に、次期大統領と懇談した様子を取材した際、コロニアには興味深いそのような事実が浮かび上がって来た。山田大使はすでに3回も懇談し、旧知の中。次期大統領が来年6月のG20首脳会議 ...
続きを読む »ボウソミニオンはどこまでついて行く?
ジャイール・ボルソナロ次期大統領が就任するまであと3週間を切る段階になった。閣僚の組閣も「第1弾」と呼ばれる中核的人物たちもすでに指名済の状態となっている▼「この政権がどういう政治を行なうか」に関しては相変わらずハッキリとは見えない。だが、コラム子の現在の興味はこの政権そのものよりも、ボルソナロ氏を熱狂的に支える、その名も「ボ ...
続きを読む »《カンピーナス》大聖堂で銃乱射事件が発生=負傷者死亡で、死者5人に=犯行動機不明、頭撃ち自殺
サンパウロ州カンピーナス市のメトロポリタン大聖堂で11日午後1時半頃、1人の男が銃を乱射する事件が発生し、4人が死亡、少なくとも4人が負傷した。駆けつけた軍警と銃撃戦になって被弾した男は、自らの頭を撃ち、自殺した。12日付現地各紙が報じている。 犯行に及んだのは、カンピーナス市に接するヴァリーニョス市に住む無職のエウレル・グ ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ氏が次期人権局長にダマレス氏指名=中絶反対の福音派女性牧師=保守イメージの否定に躍起も=先住民は早速抗議を開始
ジャイール・ボルソナロ次期大統領は6日、新設の女性家族人権相に福音派牧師のダマレス・アウヴェス氏を指名した。女性では2人目の次期閣僚入りだが、早速物議をかもしている。6日付現地紙が報じている。 ボルソナロ氏は福音派議員たちの要望に応える形でダマレス氏を指名した。福音派はこの指名に満足は示したが、彼女の名は彼らの第一希望の名前 ...
続きを読む »《ブラジル》オニキス氏が議会対策練るも、憲法違反=政党や議員名を事業に冠す=連立の代替案も苦慮=軍人派は政局調整役狙う
次期官房長官予定のオニキス・ロレンゾーニ氏(民主党・DEM)は、政党連立を行わない代わりに、政党や議員の名前を事業の名称プレートに記載することを認めることで、議会の歓心を得ようと画策しているという。その一方で、議会からの支持の弱いオニキス氏に対抗し、アミウトン・モウロン次期副大統領をはじめとする軍人派が政局調整(アルチクラソン ...
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