ジャイール・ボルソナロ次期大統領は7日、労働省を廃止して分割統合することを発表。省庁は最終的に18となりそうだ。また、同日に同氏が行った次期農相指名が、早くも問題となっている。8日付現地紙が報じている。 ボルソナロ氏は7日、高等裁判所でジョアン・オタヴィオ・デ・ノローニャ長官と食事をした後、記者団に労働省廃止の意向を語った。 ...
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《ブラジル》ボルソナロ次期大統領が引継作業班28人を発表=中核にエレーノ元陸軍大将ら=信任厚いなじみの顔並ぶ=29から17に省削減前提に
5日からのブラジリアでの政権引継作業開始に伴い、ジャイール・ボルソナロ次期大統領(社会自由党・PSL)が指名した次期政権閣僚予定者を含む作業班28人が連邦官報で公表された。作業班は総勢50人までで、残りのメンバーは追って発表される。引継作業は、現在、29ある省庁を17まで削減することを前提に行われる。6日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》軍グループが引継作業担当者の半分求める=すでに25人のリスト提出=判断は新官房長官次第=気になる省庁の行方は?
ジャイール・ボルソナロ次期大統領(社会自由党・PSL)が現政権との引継作業をはじめるにあたり、国防相予定の退役軍人アウグスト・エレーノ氏ややはり退役軍人のオズワルド・フェレイラ氏が率いる軍関係者らのグループが、引継担当者全50人中、半分にあたる25人分のリストを提出していることがわかった。30日付エスタード紙が報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ氏「年内に少しでも社会保障改革を」と=TVで語る=現テメル政権からも協力の申し出
ジャイール・ボルソナロ氏は29日、TVインタビューで、現テメル政権の任期中に社会保障制度改革を一部でも進めることを望んでいるとの意向を示した。30日付現地各紙が報じている。 「来週にはテメル大統領(民主運動・MDB)と会い、棚上げになっている社会保障制度改革案の一部だけでも成立させられないか。その道を探ろうと思う。そうするこ ...
続きを読む »ブラジル新政権はチリ寄り?=アルゼンチンに広がる懸念の声
ブラジルのボルソナロ新政権が、チリへの接近姿勢を示している事にアルゼンチンが懸念を持っていると、30日付ブラジル紙が報じた。 これは、新財相就任が確実なパウロ・ゲデス氏が28日の決選投票後に「南米南部共同市場(メルコスール)は最優先ではない」と語った事や、新官房長官就任が濃厚なオニキス・ロレンゾ下議が29日に発した「新政権最 ...
続きを読む »《ブラジル》三つの改革で財政健全化目指す=新財相確実のゲデス氏語る
ボルソナロ新政権(自由社会党・PSL)の財相就任が確実視されている、エコノミストのパウロ・ゲデス氏は28日、新政権の経済政策は、支出を抑え、財政健全化を目指す3大改革が柱になると語ったと、28、29日付現地紙・サイトが報じた。 「最初は『社会保障制度改革』。2番目は『利子を生み出す国家債務の解消』だ。これは赤字の垂れ流しとな ...
続きを読む »《ブラジル》連邦下院=改革支持再選議員は少数派=社会保障改革は茨の道か?=PSL躍進も、改革支持派の全体数は減少
7日に行われた統一選挙一次投票では251人の連邦下院議員が再選を果たしたが、現テメル政権(民主運動・MDB)が達成した2大経済改革に全て賛成の意思を見せていた議員は、再選251議員中半数以下の108人に止まったと、14日付現地紙が報じている。 現政権の経済政策に賛成の意思を示していた諸政党は、MDBの33%減や民主社会党(P ...
続きを読む »《サンパウロ》ロックフェス・ロラパルーザが30万人動員=今年の運営やその内容は?
23日から25日の3日間、サンパウロ南部のインテルラゴス・サーキットでロック・フェスティバル「ロラパルーザ」が開催され、史上最高の30万人の動員を記録する賑わいを見せた。 第7回目の昨年は、2日間の開催で19万人の動員を記録。今年は開催日を1日増やし、開催各日で10万人の動員を目指したが、その目標通りとなった。 今やサンパ ...
続きを読む »《ブラジル》LJ作戦=「98人捜査許可」で衝撃走る=下院議会はまたも重要法案の審議延期に=改革への道のり険しく
11日午後、エジソン・ファキン最高裁判事が現職閣僚、上下両院議員、州知事ら総勢98人に対する捜査開始を許可したことが、エスタード紙によってすっぱ抜かれた。それによる大混乱のため、連邦政府は下院本会議に連立与党の議員を動員する事が出来ず、財政上の非常事態に陥った州に対する財政再建計画(RRF)に関する法案採決を延期せざるを得なか ...
続きを読む »《ブラジル》汚職防止法案=最高裁命令で下院に逆戻り=議員のご都合優先の改悪法案=マイア議長らは強い不満
ブラジル下院が審議、承認後に上院に送った汚職防止法案が、16日に下院に差し戻され、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)が不満を隠しきれずにいる。17日付現地紙が報じている。 汚職防止法は昨年11月に下院で承認され、上院も12月中旬までは承認の方向で動いていた。 だが、同法案には議員の都合で提出された修正案が目白押しで ...
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