世界的にも有名なブラジルの音楽フェスティバルで、今年9月に開催予定だった「ロック・イン・リオ」が、来年まで延期されることが4日に発表された。1985年にはじまったロック・イン・リオは、ロック・フェスの先駆け的存在で、2011年以降は奇数年に開催。毎回、50万人近い動員を記録している。イギリスなどでは8月くらいから音楽フェスティ ...
続きを読む »カエターノ 関連記事
東西南北
ボルソナロ大統領が、イスラエルで癌治療用に開発され、「コロナにも効く」と噂される鼻から吸引のスプレーに興味を抱き、6日にエルネスト・アラウージョ外相らを派遣し、ブラジルでの第3段階の治験を行うための交渉を行わせる。人口約900万人とサンパウロ市よりも少ないイスラエルでは、ワクチン接種が早く進み、「発症が94%減」「死亡が98・ ...
続きを読む »■訃報■SBグループ会長=武田興洋さん
SBグループ会長や鹿児島県人会マナウス支部会長など務めていた武田興洋さん(たけだ・こうよう、一世、鹿児島)が4日(木)、新型コロナウイルス合併症のため、サンパウロ州サンカエターノ・ド・スル市のサンルイス病院で亡くなった。行年79歳。 武田さんは1月初旬頃新型コロナウイルスに罹患し、マナウス市内の病院が満床のため同病院へ転院し ...
続きを読む »■セルジオ・リカルド死去■ボサノバや映画音楽に貢献
ボサノバや映画のシネマ・ノーヴォに貢献したことで知られる歌手、作曲家のセルジオ・リカルドが23日、入院先のリオの病院で亡くなった。88歳だった。 1932年にサンパウロ州内陸部マリリアで生まれたセルジオは8歳から音楽を学びはじめ、1950年にリオに移り音楽活動を開始。1960年のボサノバ・ブームの頃にアルバム「ア・ボサノバ・ ...
続きを読む »東西南北
ボルソナロ大統領に強い影響力を持つ極右思想家オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏が7日未明に突如、大統領を批判するツイートを流した。同氏は以前から「大統領が自分を擁護してくれない」と不満を述べており、「政権を倒す」とまで書き、騒然となった。だが、同日夜には「大統領を100%信頼する」と態度を変えた。オラーヴォ氏は様々な人から名誉毀 ...
続きを読む »《ブラジル》モラエス・モレイラ急死=伝説のバンド、ノーヴォス・バイアーノスのリーダー
ブラジル音楽界を代表するミュージシャンの一人で、バンド、ノーヴォス・バイアーノスのリーダー、モラエス・モレイラが13日、心不全によって死去した。72歳だった。 モレイラが亡くなったのは13日の午前6時頃と考えられている。彼はリオ市ガヴェア地区にある自宅でひとり暮らしをしており、家政婦が訪れた時はもう既に息を引き取っていたと、 ...
続きを読む »コロナ=サンベルナルド市長が入院=45歳のモランド氏UTIに
サンパウロ大都市圏サンベルナルド・ド・カンポのオルランド・モランド市長(民主社会党・PSDB)が新型コロナウイルスに感染した上、体調が悪化して集中治療室(UTI)に入院したことが明らかになった。29日付現地サイトが報じている。 サンベルナルド市役所によると、モランド市長の入院は、29日に自宅を訪れた担当医の判断で決まったと ...
続きを読む »また一つ生まれた、ブラジル政界の謎の伝説
先週末からのブラジル政界の展開があまりにも怒涛で、早くも忘れられがちであるが、14日午前、グスターヴォ・ベビアーノ氏が心臓発作で急死した。 死は自宅で突如襲われ、同氏の息子の眼の前で亡くなったと言うが、これをめぐり、「本当に自然死なのか」と怪しむ声が少なくなかった。
続きを読む »■訃報■豊田ルミさん
サンパウロ州サンカエターノ市在住で、ブラジル愛知県人会の元会長、元愛知県費留学生の豊田(とよだ)ルミさんが、10日午後11時にマリア・ブライド病院で亡くなった。 死因は胆のうがんで、1カ月程前から入院していた。癌が進行し手術を行うことも難しい状態だったという。享年75。 豊田さんはサンカエターノ市出身の二世で、サンパウロ経 ...
続きを読む »臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(228)
家にはネナと下の三人の子どもしかいなかった。銅像広場のオリヴェイラ先生の中学予備校に通っているツーコ、小学校3年生のヨシコと1年生のジュンジだ。四人は母といっしょに恐ろしいシーンを眺めた。息子を叩きつけながら正輝はうなり声を上げていた。家にマンガを置くことは絶対に許さないと正輝はいつもいっていたのにい、ミーチはそれに従わなかっ ...
続きを読む »