1月20日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】国連は十八日、ブラジルは二十一世紀計画の中で目標と定められている、二〇一五年までの貧困撲滅が達成困難であると発表した。ブラジルの十三地域に、アフリカのウガンダ並みの生活水準にある極貧層の人々が、二千六百万人存在すると国連調査部が報告した。ブラジルが貧困撲滅に向けて努力を怠 ...
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土砂崩れで9人死亡=うち8人は乳児と子供=危険地区指定のファベーラで惨事=S・カンポ市
1月14日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市で十二日午前三時ごろ、五カ所のファベーラ(スラム街)で土砂崩れが発生し、九人が死亡した。このうち八人は生後十一カ月から十三歳の子供だった。そのほか八人が負傷し、病院に収容されたが幸い軽いけがですんだ。 警察と消防によると、十一日末 ...
続きを読む »集中豪雨で出水相次ぐ=サンパウロ市近郊各市で交通遮断
1月13日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】サンパウロ市およびABCDと呼ばれる近郊都市は十一日、早朝から降り始めた集中豪雨で出水が相次ぎ、交通機能や送電がマヒするなど大混乱をきたした。 サン・カエターノ市とサンベルナルド・ド・カンポ市は要所が交通不能となり陸の孤島と化した。同市とサント・アンドレ市との境のファベ ...
続きを読む »長期的展望不在のブラジル文化=将来の大を取らず=教育、社会資本でつまずく=景気回復はまだ本物でない
1月5日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】経済学者のエドアルド・ジアネッチ氏は、マルフ元市長が掘ったトンネルは堅牢だが、マルタ市長が掘らせたトンネルは雨が降ると雨漏りがすると言った。それでも同氏は、理想社会を夢見て軍政時代を生き抜いた労働者党(PT)の闘士を応援する。ブラジルは未来に向けて力を蓄えるべきだという。 ...
続きを読む »若者、ますますおませに=6割が体に磨きをかける
12月24日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】美を追求するのは女性の一生の夢とされてきたが、現代では低年齢化し、学生の間でそれがすでに始まっている。しかも女子に限らず男子にも浸透している。しかし美容薬ややせ薬を医師の処方なく、しかも副作用を知らずに服用しているのがほとんどで、専門家は注意を促している。 カンピーナ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
家具・家電量販店カーザス・バイーア。全国に三百軒以上の店舗を所有、小売最大手の一つだ。サンカエターノ・ド・スールで寝巻きや敷布などの行商から始まった。名前は、常連客の多くがバイーア出身だったことに由来する。 創業者は、ユダヤ系ポーランド人のサムエル・クレイン氏。第二次世界大戦中に強制収容所に送り込まれ、死と背中合わせで生き ...
続きを読む »ガソリンを抜き取り検査=6割が違法販売=純度30%の粗悪品販売も=サンパウロ州
11月12日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】サンパウロ州で販売されるガソリンの半数以上が、混合物の多い純度の低いものであることが明らかにされた。州保安局が州内二百三十八カ所のガソリン・スタンドで抜き取り検査を行った結果、六〇・九%に当たる百五十三店が違法で摘発された。悪徳営業店は十一日付新聞紙上で公表された。検査 ...
続きを読む »名選手に野辺の送り=爆弾を抱えたセルジニョ
10月30日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】サンカエターノ・チームのDFフルバック(デフェンダー)で試合中に急死したセルジニョは、四十七試合の強行日程が組まれていたことが判明した。 検死解剖の結果、死因は浮腫性肺疾患と遺伝性の心筋肥大による心臓不整脈と診断された。同選手の試合日程と健康管理にクラブ側の手落ちが ...
続きを読む »唄でつづるカンゲイコ=柔道(1)=頃はよし、寒波襲来=ポッソスとバストスで
8月10日(火) ミナス州ポッソス・デ・カルダス市を本拠に柔道を指導している松尾三久さん(61)は、市民からは「センセ」(先生)と呼ばれ、自称は「カンゲイコ屋」だ。寒稽古はいまやポ語化しているので、あえてカタカナ表記とする。いつも、幼少年から成人まで数百人の生徒を指導、貧困家庭のこどもたちには、自腹で柔道着を購入してやったり ...
続きを読む »日本人の心の歌ショー=招待券の当選者31人
8月4日(水) 終戦の日に贈る日本人の心の歌チャリティーショウーの招待券当選者はサンパウロ市の池本辰行、松下邦男、黒田貞徳、佐藤実、小田月子、高柳こういち、紺野堅一、岡崎きよえ、渡辺美佐子、西畑クラ、中川小重、山崎俊治、日高徳一、田中進、藤原静枝、青木元美、郡司寛、森岡八重子、ロンドリーナの安中潤子、サン・カエターノの床井一美 ...
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