今年の秋の異常乾燥で、カンタレイラ水系の水位の危機が再び叫ばれるようになってきた。20日午前9時現在の水位は41・2%まで下がっている。乾季はまだ続くので、30%台に落ちるのはほぼ間違いない。また、水位もさることながら、気になるのはここのところの雨量だ。同水系への降水は4月に22ミリ、5月に13ミリとただでさえ異例の少なさだっ ...
続きを読む »カサビ 関連記事
《ブラジル》司法取引の限界と断罪=ラヴァ・ジャットや周辺捜査の行方は=グレイシ免罪で被告ら安堵=オ社供述で割れるサンパウロ州検察
14年に始まった連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)で起訴されたグレイシ・ホフマン上議(労働者党・PT)夫妻が、6月の最高裁第2小法廷での審理で免罪された事が、LJの他の裁判にも影響しそうだ。同件で、司法取引の限界が明らかになったためで、個人や企業の報奨付供述を承認するか否かの段階でも見解が分かれていると2日付現地紙が報じた ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=民主党と進歩党は誰と組む?=選挙戦を左右する連立相手=PSDBはDEMと復縁熱望
10月の大統領選やサンパウロ州知事選をめぐり、民主党(DEM)と進歩党(PP)がどの党と連立を組むのかが、選挙の行方を占うカギとして注目されはじめている。14日付現地紙が報じている。 DEMとPPは、選挙キャンペーン中の放送時間の決め手となる下院議員の数が、それぞれ44人(5位)と49人(3位タイ)と多いため、選挙の連立相手 ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁小法廷=マッジ農相の嫌疑を地裁送りに=「裁かれるのは最高裁でだけ」の法的特権の適用条件狭める
連邦最高裁判所(STF)第1小法廷は12日、「要職者はSTFでのみ裁かれる」との法的特権(foro privilegiado・FP)の適用条件の幅を狭め、現職大臣たちも「任期中に犯した、職責と関わりのある犯罪に対する嫌疑でのみ、STFで裁かれる」とする原則を、判事投票4対1で決定したと、13日付現地各紙が報じた。 この決定は ...
続きを読む »東西南北
7日付アゴラ紙によると、サンパウロ市の苦情受付課が18年4月に受けた苦情の数が過去最高の2824件を記録したという。4月はちょうど、ジョアン・ドリア氏からブルーノ・コーヴァス氏に市長が変わった時期だが、苦情はそうした人事とは関係なく、「樹木の手入れ不備」(309件)を筆頭とした木の問題や、道路の穴、雨の際の灌漑、ゴミ散乱などの ...
続きを読む »東西南北
6日にサンパウロ州知事がジェラウド・アウキミン氏からマルシオ・フランサ氏に代わったことに伴い、「プリメイラ・ダーマ(知事夫人)」も代わった。その新知事夫人が強いイメージの女性だと、10日付アゴラ紙が報じている。奇しくも、アウキミン氏夫人と同じ通称「ルー」で呼ばれるルシアさんは、元々は学校の経営者だが、男女同権を強く求めるフェミ ...
続きを読む »《ブラジル》選挙戦前の内閣改造間近=地元紙が後継候補の身体検査=汚職疑惑や係争案件続々と
ブラジルでは10月に総選挙が行われる。出馬予定の閣僚は4月7日までに辞任しなければならないため、内閣改造の準備が進んでいる。現在、空席になることが有力なのは、科技省、教育省、スポーツ省、観光省、保健省だ。また、労働省のように、前大臣が職を返上し、省幹部職員が代行しているポストもある。 ミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB ...
続きを読む »サンパウロ州知事選=ドリア市長が正式に出馬の意向を表明=既にPSDB内部選で優勢=アウキミン党首にも圧力=副知事にカサビとの説も
サンパウロ市のジョアン・ドリア市長(民主社会党・PSDB)は12日、10月に行われるサンパウロ州知事選への出馬希望を公式に発言し、18日にPSDBサンパウロ州支部で行われる候補選出のための予備選に正式に名乗りをあげた。既に強力に調整も行っており、PSDBの候補になることも有力な状況だ。13日付現地紙が報じている。 ドリア市長 ...
続きを読む »ブラジル郵便公社=保健料徴収に反対しスト=配達悪化を恐れる声も=参加した職員少なく
保健プランの掛け金徴集開始に反対し、ブラジル郵便公社職員が無期限ストを呼びかけたが、初日12日の参加者は全体の2割にも満たなかったと、12、13日付現地各紙・サイトが報じた。 同公社職員は全国に10万6千人余りいるが、12日は全職員の9割弱にあたる9万2212人が出勤した。 全国郵便公社職員連盟(Fentect)のジョゼ・ ...
続きを読む »《ブラジル》メイレレス財相=「テメルを敵に回しても出馬」=大統領選へ強い意欲語る=「連立与党代表」は風前の灯=最終判断は4月4日まで
エンリケ・メイレレス財相は22日、10月の大統領選に関し、たとえテメル大統領と対決することになっても出馬する意向であることを明かした。だが、メイレレス氏をめぐる状況は厳しいと、23日付現地紙が報じている。 メイレレス氏がこのような発言を行ったのは、当初、不出馬の予定だったテメル大統領が、再選を目指して出馬するのではという説が ...
続きを読む »