ニッケイ新聞 2008年10月28日付け サンパウロ市長選に臨んだジルベルト・カサビ現職市長(DEM=民主党)は二十六日、有効票数の六〇・七二%を得、マルタ・スプリシ前観光相(PT=労働者党)に百三十四万票の大差をつけて再選を決めたと二十七日付けエスタード紙が報じた。 当選の記者会見に臨んだ同市長は「DEMはPSDB(民主社 ...
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前妻が市長告発文書を
ニッケイ新聞 2008年10月22日付け スプリシ上議は二十日、カサビ市長の前妻ニセーア・カマルゴさんから、同市長がピッタ元市長の企画課長であった当時の録音テープのコピー提供を受けたが、断ったと証言。同前妻は上議訪問を否定し、コピー所有発言は名誉毀損だという。
続きを読む »マルタ持ち駒全部を賭ける
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け サンパウロ市長選を十日後に控えマルタ候補は、中流層取り込みのためなり振り構わず、新旧教会の掟を踏み倒し偏見を無視し、カサビ候補のプライベイトを暴く。また大統領や労組、社会団体を招いてカーザ・ポルトガルで派手な選挙活動を行う予定。
続きを読む »カサビ市長は「男の中の男」
ニッケイ新聞 2008年10月16日付け カサビサンパウロ市長は市長候補の口頭試問に臨んで、遺伝子(DNA)に関する疑問に答えた。「私は、言われるようなホモでもゲイでもない。まぎれもない男性で、多くの女性からプロポーズされた経験があります」と。
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年10月16日付け 十三日に一九九九年一月以来の最高値を記録して投資家に安堵のため息をつかせたサンパウロ市証券市場だったが、十五日午後から再暴落、その日だけで一〇%も下落したため市場は三十分間閉鎖された。その後、再開されたが再び下落をはじめ、午後五時時点で一四・七五%まで続落した。米国で発表された九月小売 ...
続きを読む »サンパウロ市長選挙=マルタ発言は中傷か=「子供できないのはゲイ」
ニッケイ新聞 2008年10月15日付け マルタ・スプリシサンパウロ市長候補がTV討論会で「カサビ候補の遺伝子(DNA)について、有権者は知る権利がある」と発言し、名誉毀損に当たるとして問題になった。 カサビ候補は、離婚歴があり実子がいるのか、いないのかといいたかったらしい。調査会社が早速、市長の婚姻関係などは候補者選択に影 ...
続きを読む »ダッタフォーリャ調査=カサビ54%で引き離す=現職の強味を発揮=寄らば大樹のなだれ現象=マルタ支持は低所得層のみ
ニッケイ新聞 2008年10月10日付け ダッタフォーリャ調査会社は八日、もしもサンパウロ市長選の決選投票が今日行われたら、カサビ現市長(DEM=民主党)の支持率が五四%、マルタ元市長(PT=労働者党)は三七%という調査結果を発表と九日付けフォーリャ紙が報じた。アウキミン前知事(PSDB=民主社会党)に投票した人の大半がカサビ ...
続きを読む »サンパウロ市長選=PTが戦略変更へ=大統領選の前哨戦と認識
ニッケイ新聞 2008年10月9日付け PT(労働者党)執行部は七日、マルタ・スプリシサンパウロ市長候補の得票数が予想を大きく下回り、拒絶票の多いことで戦略変更会議を開いたと八日付けエスタード紙が報じた。選挙参謀サンターナ氏の交代説まで出た。 サンパウロ市長選の決選投票におけるDEM(民主党)とPSDB(社会民主党)連合対P ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月9日付け サンパウロ市長選挙を巡って、二年後の大統領選に向けた勢力争いが水面下で激しく進行中との話を事情通から聞いた。興味深いのはPSDB党内の世代間闘争の事情だ▼党の方針に反して出馬した感のあったアルキミン氏(55歳)だが、実は裏からアエシオ・ネーヴェス・ミナス州知事(48歳)が後押しをしていた ...
続きを読む »サンパウロ市長選=カサビとマルタで決選へ=全国ではPT優勢=無党派浮動票が増える=ブラジルの領袖政治は続く
ニッケイ新聞 2008年10月7日付け サンパウロ市長選挙は六日〇時二十五分現在、ジウベルト・カサビ現市長(DEM=民主党)が三三・六一%とマルタ・スプリシ元市長(PT=労働者党)は三二・七九%の得票で一次選を突破、決選に進むことが決まったと六日付けエスタード紙が報じた。同選挙は、セーラサンパウロ州知事とロウセフ官房長官の二〇 ...
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