カシャッサと日本。その「距離」が近年グッと縮まってきている。先週末アニエンビーで開催されたカシャッサの国際見本市で実感した。 流暢な日本語で説明を付けている商品。有機栽培のサトウキビを原料に造るのは、日本移民の町アサイにある企業だ。業界誌を経営する父親を助ける日系三世もいた。 エスタード紙二十六日付の特集「日本移民百周年に ...
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NYタ紙に謝罪要求=〝酒飲み大統領〟で与野党団結
5月12日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日、時事十日】九日付米紙ニューヨーク・タイムズが「ブラジル指導者の酒好きに国民的懸念」と題して掲載した、ビールで乾杯するルーラ大統領の写真を添えた記事が同大統領の逆鱗(げきりん)に触れた事件で、ジョゼ・アレンカール副大統領(PL=自由党)、ジョゼ・ジルセウ官房長官、そして国会 ...
続きを読む »放火で子供4人死亡=「悪魔へのいけにえに」=脱走受刑者、父と金銭トラブル=南大河州
5月7日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】リオ・グランデ・ド・スル州大ポルト・アレグレ圏カノーアス市で五日未明、マリアンテ刑務所から脱走したマルシオ・カルドーゾ受刑者(一八)が一軒家に放火し、六歳から十二歳までの四人兄弟が焼死した。 カルドーゾ受刑者は二カ月前に同刑務所から脱走した。同 ...
続きを読む »エコノミーア
3月25日(木) 国税庁は特に所得税(個人)略式申告書を、システムにより他の申告書データと照合して調べている。労働裁判の賠償金や年金の調整金など三者の不時支払い総額と受け取り総額が合致しないものや資産一覧表で急激に増減がある場合、脱税の容疑で再審査へ回す。CC5で海外へ送金した資金も、租税協定を頼りに追跡調査を行う。 ...
続きを読む »ピンガのうんちく満載=面白情報なら『ブンバ』
12月19日(金) 面白情報満載のブンバ二十号(写真)が好評発売中だ。特集は〃ピンガ・カシャッサ・カイピリーニャ〃。カシャッサの製造方法から、歴史はもちろん、カイピリーニャの作り方まで紹介する。一流ブランドを立ち上げようと画策する、ある弁護士の挑戦も取材。 「飲んでのどがカッカビリビリくるのはダメ。のどごしまろやかでなくちゃ ...
続きを読む »東西南北
10月7日(火) サンパウロ市の市バス料金の値上げ率が、インフレよりかなり高いことが判明。レアル計画が始まった一九九四年七月から起算するとインフレは一六四・一五%。バス代は〇・五〇レアルから一・七〇レアルへと二四〇%の値上げ。インフレ調整率で計算するならバス代は一・三二レアルでなければならない。地下鉄は〇・六〇から一・九〇レア ...
続きを読む »ブラジル・デザインの服が空港の店に
8月9日(土) 【ヴェージャ誌】ブラジル空港のフリーショップを牛耳るチェーン『ブラジッフィ(Brasif)』がこのほど、ブラジル人スタイリスト十一人の「一〇〇%ブラジル」をテーマにデザインした洋服を販売している。 ヴァウテル・ロドリーゲス、ジュン・ナカオなどのスタイリストたちが、カーニバルやインジオ、ブラジルの自然などから得 ...
続きを読む »カシャッサの登録を=ラム酒と峻別 WCOに申請
6月25日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】今まで〃ブラジル・ラム酒〃として輸出されてきたブラジルのカシャッサ(俗名ピンガ)が、来年から正式に「カシャッサ」として販売される可能性が高くなった。 昨年千四百八十万リットルものカシャッサを輸出したにもかかわらず、国際市場では、「カシャッサ」という名称の商品は正式にはない。こ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ミスのコンテストと時期同じくして、カシャッサの見本市が開かれた。 ミスは全伯から二十七人が、カシャッサは十七州から四百品が並び、どちらも「ミナス州」が支持された。カシャッサに関しては、会場の約三分の一を同州産が占めた。 すべての酒は水を目指す―。そんな言葉があるように逸品は確かに「上善如水」の感を覚える。もっとも値段を見れ ...
続きを読む »カシャッサ国際見本市=極上品は日本など外国へ=ミナス産十年ものは300レアル
5月1日(木) もうピンガと呼ばないで――。一部のブラジル人の間には低級酒とする偏見もあった、あのお酒。今後はカシャッサの呼称を定着させ、イメージの回復を目論んでいる。 タルデ紙はかつて盛んに言われた「Yes, nos temos banana」(バナナあります)をもじって、「Yes, nos exportamos cach ...
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