このところの雨をもっても、カンタレイラ水系やアウト・チエテ水系の貯水率は16・4%(マイナス12・9%)と15・9%となかなか回復しない中、大サンパウロ市圏での水の消費が拡大とサンパウロ州水道公社が発表した。 12日付フォーリャ紙によると、8月の水の使用量が前年の平均使用量より少なかった消費者は80%で、7月の83%より減った ...
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東西南北
サンパウロ州では10日夜も降雨があり、各水系で20ミリ以上の降雨を記録。8日に降った大雨の効果もあり、11日午前9時までの累積降水量は、主要6水系すべてで9月の月間平均降水量を超えた。水位も全水系で上昇し、カンタレイラは15・7%、アウトチエテは14・8%となった。ただ、予報によると、雨が降るのは14日頃までで、それが明けると ...
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7、8日のサンパウロ市セントロ付近は終日雨模様で、久しぶりに激しく降る時間帯もあった。道路は相変わらず氾濫し、小さな川ができる始末。確かにカンタレイラ水源地に雨は必要だが、市内は困る。当地の雨降りには、もれなく「信号機の故障」も付いてくるし、本紙にとって一番厄介なのは「グロリア街の停電」だ。幸いなことに1年ばかりその被害に遭っ ...
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8日にサンパウロ州で降った強い雨は、主要6水系にも反映され、全水系で貯水率の上昇を記録した。降水量そのものも、最も少なかったカンタレイラでさえ、今年同水系が1日で記録した量としては最多となる45・8ミリで、最も降ったリオ・クラーロでは67・6ミリだった。月間累計でも、3水系が既に9月の月間降水量を超え、10%台の低水位ゆえにス ...
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8月18日に78歳の男性が自転車で轢かれて死亡し、安全基準などが問題視されていたサンパウロ市セントロのコスタ・エ・シウヴァ高架橋(ミニョコン)下の自転車道に市が改良を加え、6日から新基準での自転車道となった。改良により、中央のカンテイロの部分が拡大され、発光ダイオード(LED)の電球がついた。利用者の反応は上々で、「前はミニョ ...
続きを読む »カンタレイラ=8月は記録的な水不足=今月からは取水量を削減
サンパウロ州の水危機は依然として深刻で、カンタレイラ水系の8月の降水量は85年間で2番目に少なく、取水量と入水量の差は315億リットルに達したと1日付エスタード紙が報じた。 カンタレイラ水系は大サンパウロ市圏だけで520万人に水を供給しており、アウト・チエテ水系とあわせると970万人の命をつなぐ水源だが、8月の同水系の入水量は ...
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サンパウロ州政府は28日、現在建設中のサンパウロ市モノレール15号線、17号線の36駅のうち、17駅の建設を凍結することを発表した。地下鉄2号線終点のヴィラ・プルデンテから東に伸びる15号線では、当初の終点予定のシダーデ・チラデンテス病院駅からジェキリサー駅までの6駅とCPTMのイピランガ駅との接続が凍結され、終点はイグアテミ ...
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23日夕方、サンパウロ市南部のインテルラゴス・サーキットで、21歳の青年が会社員ラウリンド・ピニェイロさん(63)を車ではねて死亡させる事件が起きた。この青年はこの日、同サーキットで行われていたローライダーの車のイベントを見に来ており、イベントが終わる頃、猛スピードで自分の車を走らせはじめたが、その際に歩道に入り込み、ランニン ...
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13日、サッカー代表(セレソン)のドゥンガ監督は9月5日と8日にコスタリカと米国を相手に行われる親善試合のメンバーを発表したが、これが驚きをもって迎えられた。召集メンバーの中にはベテランのカカーをはじめ、W杯以降ごぶさたのフッキ、13年コンフェデ杯以来のルーカスなどの実績組が久々に名を連ねたからだ。その一方、ここ最近の常連だっ ...
続きを読む »喉元過ぎずに熱さ忘れる=水の消費増え始めたサンパウロ州
エレベーターに張られた「マンションの水が戻りつつある」との通知は、デザイナー、クラウジオ・ロペスさん(40)を安堵させるに充分だった。 シャワーは15分以上かかるようになったし、洗濯機も週に3回使われるようになった。「水を無駄使いしているわけじゃない、日常生活は普通に戻り始めているだけ」とサンパウロ市北部のヴィラ・マリア在住の ...
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