サンパウロ州の水がめであるカンタレイラ水系始め、主要5水系の水位が2014/15年の水危機前を下回っており、新たな水危機に陥らないためには水源確保や節水などの努力が必要と13日付現地紙が報じた。 12日現在で比べた場合、カンタレイラ水系の貯水量は45・7%で、水危機前の13年同日の58・9%を13・2%ポイント下回っている。 ...
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《サンパウロ大都市圏》カンタレイラの水位、水危機突入前より下がる=4月と5月の少雨により
2014、15年に水危機で苦しんだサンパウロ大都市圏最大の貯水池であるカンタレイラ水系の現在の水位が、水危機に陥る直前の2013年の同時期の水位を下回っていることがわかった。5日付現地紙が報じている。 5日午前9時現在のカンタレイラ水系の水位は45・8%で、2013年の同日の58・9%を大きく下回っている。 水危機の最中だ ...
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グアルーリョス空港までのCPTM13号線が先週末に開通し、拡大整備が進む鉄道網だが、2日には3月から開通していた地下鉄5号線のエウカリプトス駅が通常運行となった。サンパウロ市地下鉄は今後も開通ラッシュが控えており、4号線のオスカー・フレイレ駅、5号線の3駅、15号線モノレール線5駅の開通が近日中に行われる。この内のオスカー・フ ...
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20日、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事はブラジリアで行われている「第8回世界水のフォーラム」に参加し、スピーチで「2014~15年の水危機の際、カンタレイラ水系で使用した未開水域からのくみ上げ用ボンベが、現在、北東部の旱魃対策に使われている」と発言し、自身の水危機対策の手柄として話した。確かに、カンタレイラの危機を断 ...
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14日夜、ブラジルでは特に女性にとってショッキングな事件が続いた。サンパウロ市議会での抗議活動で暴行を受けて鼻を骨折し、大量の血を流す女性の写真。これがネット上に出回りはじめた矢先に、マリエーレ・リオ市議の衝撃の殺害事件だ。マリエーレ氏が殺された理由は必ずしも女性問題ではないが、それでも、前述の流血した女性のイメージと重なり、 ...
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2月末のブラジルに、降って沸いたような「北朝鮮最高指導者のブラジル偽造パスポート使用疑惑」。今現在、ただでさえ、その言動が世界的な話題になりやすい金正恩氏だが、それがブラジルと結びついたのだから、やはり驚きだ。しかも、そこでの名義は「生粋のパウリスタのジョセフ」という、本物の金正恩氏からは想像できないプロフィール。これからの数 ...
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26日、2月に入ってさっぱりだったサンパウロ大都市圏内にこの夏最大量の雨が降った。前日までの降水量が48・6ミリだったカンタレイラ水系にも、この日だけで46・3ミリの大雨が降り、月間降水量100ミリ超えにも望みが出てきた。ただ、降り過ぎもいささか問題で、サンパウロ市では各地で冠水が相次ぎ、西部リオ・ペケーノでは車が雨水に浮かぶ ...
続きを読む »黄熱病=遂にサンパウロ市でも死者を確認 市北部の森林地区で感染か
黄熱病への恐怖が拡大する中、サンパウロ市では、新たな域内感染と3人の死者の発生が確認されたと、16日付現地紙が報じている。 このことは、サンパウロ市保健局が16日に発表した報告で判明した。3人の死者はいずれも、山間部や森林地帯での感染を意味する野生型(シルヴェストレ)で、1942年以来、症例が途絶え、再発が恐れられている都市 ...
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今年のリオ市カーニバルのスペシャルグループのパレードが政治や社会を痛烈に批判した異例のものであったことは既に報じたが、その直後に、連邦政府による治安維持のための介入が起きることになったのはなんとも皮肉だ。ベイジャ・フロールやツイウチのパレードはリオ市の現在の混乱をまさしく表現していたとも、あのパレードがさらに治安悪化を招いたと ...
続きを読む »黄熱病=サンパウロ市でも遂に域内感染発生=海岸部のイタニャエンでも
サンパウロ市保健局とサンパウロ州保健局が9日、サンパウロ市とサンパウロ州海岸部のイタニャエン市で黄熱病の域内感染者が出た事を明らかにしたと10日付現地紙・サイトが報じた。 サンパウロ市の患者は、トレメンベ区に住む29歳の男性で、予防接種も受けないまま、週1回、サンパウロ市北部のカンタレイラ州立公園の近くまで行っていたため、こ ...
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