12月4日(土) 十一月二十五日正午、現在編集作業中で、来年公開予定の映画『GAIJIN2』予告編が五分ほど上映され、山崎千津薫監督(三世)の講演が始まった。 イグアスの滝真上での高度感のある撮影、真夏のブラジルに特殊効果の〃雪〃を降らせる場面、見渡す限り広がるコーヒー大農場など、ブラジルならではの魅力溢れるシーンが満載され ...
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日本、ブラジル、アフリカ=伝統音楽のルーツ探る旅=翁長巳酉さん取材に
8月21日(土) 〇二年まで十三年間、サンパウロ市在住だった打楽器奏者、翁長巳酉さん(おなが・みどり、42、沖縄県出身)がブラジル伝統音楽取材のために来伯している。 現在は東京在住で、楽器セミナーやショー以外に、ブラジルやアフリカの伝統音楽に関する仕事もする。 〇一年四月、サンパウロ市在住の頃、アフリカのモザンビークに伝統 ...
続きを読む »東西南北
12月10日(水) クリスマスが近づいたことで、アルバイトが増えている。アゴーラ紙の調査では、サンパウロ州の四企業で計四千四百二十七人を募集している。これは従業員数が三四〇%増加することを意味する。給料は三百五十から千五百レアルまで。飾り付け、大工、ペンキ塗り、裁縫、店番、パネトーネ作りなど臨時雇いの仕事がある。 ◎ ...
続きを読む »マルタサンパウロ市長に黒鶏投げる=法学部学生が抗議=100年祭式典会場大荒れ
8月13日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】サンパウロ市サンフランシスコ広場で十一日、サンパウロ大学(USP)法学部の学生自治委員会(CA)『オンゼ・デ・アゴースト(八月十一日)』の百周年記念祭が開催された。八月十一日は、ブラジルで初めて法学科が創設された日で、「弁護士の日」としても知られる。式典では、USP交響音 ...
続きを読む »黒人文化を研究中―高橋さん―=バールも〝実習〟の現場
7月31日(木) 日本科学協会(濱田隆士理事長)の笹川科学研究助成を受けてブラジルに来伯、カンドンブレなど黒人文化を研究中の学生、高橋慶介さん(二五、東京都出身)が二十八日来社、研究課題について語った。 高橋さんは一橋大学大学院社会学研究科(社会人類学)博士課程に在籍。ブラジルに根付く精霊憑依現象に興味を持ち、「人間とは何か ...
続きを読む »変容するブラジル宗教=ブラジル人の信仰を分析=プロテスタントが拡大
7月29日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】プロテスタント運動の「爆発的拡大」とカトリック教会の反応、布教活動における戦略、アフロ・ブラジル教団の進化、心霊術の状況…。ブラジルの宗教現象はヨーロッパの大学でますます研究されつつある。研究者の関心を最も引く点の一つは未来を信じる進歩概念と宗教団体の関係だ。パリ社会科学高等研 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
昨年八月に帰国した打楽器奏者の翁長みどりさん(四二、那覇出身)。滞伯十二年、リオやサンパウロ市のサンバ学校に参加、様々な演劇音楽やバンドで活躍。その成果を引っさげての帰国だった。 当時、本人は「日本で食べていけるかどうか・・・」と不安げだったが、フタを開ければ、障害児への独自の音楽教育が、産経新聞でも大きく扱われるなど、業界 ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(終)=ヴァイ・ヴァイ=移民90年忍者と芸者とラジオ体操=日本民族文化からブラジル民俗へ
3月4日(火) ★天皇とビキニ★ ヴァイ・ヴァイは一九三〇年に創立された、サンパウロで最も伝統のあるエスコーラの一つだ。しかもグルッポ・エスペシャルにその地位を保ち続け、優勝回数は最多を誇る。そのエスコーラが移民九十周年(一九九八年)に「日伯文化統合」をテーマに選んだ。タイトルはずばり「万歳!ヴァイ・ヴァイ」――。 このパレ ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(3)=日系初のカルナヴァレスコ=ヴァイ・ヴァイで2度優勝
2月26日(水) ★パレードの総監督★ 〃カルナヴァレスコ〃という言葉を聞いたことがあるだろうか。世界一華やかなパレードをつかさどる総監督的な役割のことだ。パレード全体の配列や配色から、アレゴリア(山車)やファンタジア(衣装)のデザイン、特殊効果など各種演出までを担当する。 そのカルナヴァレスコをサンパウロのグルッポ・エス ...
続きを読む »コラム オーリャ!
サルバドールで〃聖戦〃が勃発した。かたや、このコラムでも以前とりあげた、TVメディアを駆使して大躍進中のエヴァンジェリコ派教会ウニヴェウサル・ド・レイノ・デ・デウス、もう一方はアフリカ伝来宗教のカンドンブレだ。 今年初めからウニヴェウサルが経営するTVレコルジ系列が、番組の中でカンドンブレ批判をはじめ、それに対して、パイ・デ ...
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