クリチーバ名物「針金オペラ座」をたった3カ月間でつくったように、中村矗さんは速さにこだわった。「いつまで経っても出来ないと市民の期待が憤りに変わる」からだ。 クリチーバの公園はほぼ連邦政府の支援を受けていない。中村さんは「支援をもらう手続きが面倒だったり、口出しされてやりたいように出来なくなるから」と話す。 ちなみにパラナ ...
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パラナ州軍警=心理テストで「男らしさ」測定=「差別ではない」と声明文発表
ブラジル南部のパラナ州軍警は新規採用枠16人の募集を13日から始めたが、選考時の心理テストで測定される72の基準の中に「男らしさ」という項目が含まれている事が分ったと、14日付現地紙が報じている。 当初、軍警は「志望者は『並以上の男らしさ』を備えていなくてはならない」としていた。「暴力的な情景に心が乱れない」「感情的になりに ...
続きを読む »クリチーバ=世界初、振動で光る自転車道=音力発電会社「南米全体に展開を」
歩行者や自転車が通行する際に床面に発生する振動を電力に変換させる世界初の日本最先端技術が、環境都市で知られるパラナ州都クリチーバで話題を呼んでいる。7月20日、同市中心街セントロ・シビコ区の自転車道や歩道に、JICA民間連携事業により、音力発電会社(速水浩平社長)の「発電床」が試験的に導入された。 「スピーカーは電気を使って ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=左翼でも連立模索の動き=4党の幹部が会合開く=マリーナはPVと連立か=地方選などでも協力へ
大統領選に向け、これまでまとまっていなかった左翼政党が協力体制を見せはじめた。また、これまでは具体的な動きの見えなかったマリーナ・シウヴァ氏(REDE)も、連立に向けて動きはじめている。1日付現地紙が報じている。 大統領選では各政党が候補を出しているためにまとまりが見られなかった左派だが、7月31日に、ブラジル社会党(PSB ...
続きを読む »《ブラジル》第4地域裁の当直判事が突如のルーラ釈放令=二転三転の末、収監は継続=「全ての法的手段とる」とPT=テメル外遊中に一波乱?
【既報関連】連邦第4地域裁(TRF―4)の日曜当直判事だったロジェリオ・ファブレト判事が8日午前9時ごろ、収賄と資金洗浄の罪で4月7日から収監されているルーラ元大統領に人身保護令(HC)を適用の上、釈放するよう命令した。20年来の労働者党(PT)シンパだった同判事が日曜日に〃ぬけがけ〃で出したルーラ釈放命令で、司法界は大混乱に ...
続きを読む »《ブラジル》殺人事件の半数は2%の市で発生=殺人発生率の高い市は北部、北東部に集中
2016年にブラジルで起きた殺人事件の犠牲者は6万2517人で、史上初めて6万人を超えた。また、人口10万人あたりの殺人事件発生率も30・3件で、史上初めて30件を超えたが、殺人事件の50%は、ブラジル国内全5570市中、2・2%にあたる123市で発生していた事がわかった。 人口10万人以上の市では、最も暴力的な市はブラジル ...
続きを読む »《ブラジル》国民的人気判事セルジオ・モロ氏=報奨付供述の情報を、会計監査機関などが使用することを禁ず
パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が、巨大汚職捜査、ラヴァ・ジャット(LJ)作戦に関わる捜査において得られた情報を、連邦会計検査院(TCU)を含む6機関が自由に使用することを禁じる決定を4月に下していた事が分ったと、13、14日付現地紙・サイトが報じた。 「LJ作戦に関わる捜査において得られた情報」とは、捜査対象となった人 ...
続きを読む »提言 こうすれば活性化する?!=県人会について考えたこと=日本ブラジル中央協会常務理事 桜井悌司(2018年5月9日記)=《終わり》
「県の駐在員を置くこと」 県人会を「母県の出先機関」と位置付けることを提案しておられるコロニアの方もおられる。このアイデアは、コストもそれほどかからず現実的で実現可能である。 なぜなら、①ブラジルには県などの補助金を得て県人会館を設置している県が30県以上あり、賃貸の事務所はどの県も所有している。 そのため借館料は不要で、 ...
続きを読む »《ブラジル》JICA=野球指導員は過去最高14人=東京五輪に向け競技人口増へ=青少年の健全育成にも期待
ブラジルで野球を指導する長期派遣のJICA青年ボランティアは現在、過去最高の14人。日本政府は2014年から東京五輪に向けた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」を実施しており、その一環でボランティア数を増やしている。従来の「日本式」の指導に加え、野球を教育のツールとした地域社会への貢献にも期待がかかっている。 野球は ...
続きを読む »血の契り
「血の契り(Pacto de Sangue)」――この言葉は、今年後半を騒がすキーワードになりそうだ。 「パロッシ元財相の司法取引証言がパラナ連邦警察に承認された」と4月26日にオ・グローボ紙で報道されたのを聞き、「ラヴァ・ジャット(LJ)捜査陣の反撃が始まった」とピンときた。
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