2007年1月1日付け 二〇〇八年のブラジル日本移民百周年まで、ついにあと一年となった。一世紀の節目にあわせ、今年から来年にかけて、ブラジル国内でさまざまなイベントが実施されると思われる。そこでニッケイ新聞では「百周年行事予定表」として、全伯日系団体に進行中の行事計画に関する情報を呼びかけた。集まった情報から、国内各地で着々と ...
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(8)地方で進む百周年
2006年12月29日付け ブラジル日本移民百周年に向けた、国内各地の日系団体の動きが目立った一年だった。 国内第二の日系人口を誇るパラナ州。独自式典に加え、ロンドリーナへの連邦技術大学誘致、マリンガ日本公園の造成など大規模な記念事業が着々と進む。つい先日には、ローランジア農業センター内に三つのパビリオンを建設する計画も明ら ...
続きを読む »バスTの混雑ピークに=飛行機から移った乗客多数=サンパウロ市
2006年12月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】クリスマスを行楽地や田舎で過ごす人らでサンパウロ市内のバスターミナルでは混雑がピークとなり、各ターミナルでは増発便を用意するなど対処に万全を期している。折しも空の便の混乱で、バス利用に切り換えた乗客も多数いる。 世界二番目の規模のチエテ・ターミナルでは二十八 ...
続きを読む »離着陸遅れが再発=航空管制以外の理由で
2006年12月22日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】年末休暇を前にし、さらに民間航空庁(Anac)がこの時期の通常運航を予測した翌日の二十日、全国の空港で離着陸遅れが発生した。チェックインカウンター前などに長蛇の列ができ、一部乗客が航空会社従業員と言い争うなど、各空港は混乱した。 同庁の調べによると、二十日午 ...
続きを読む »サンジョゼ校〃開校〃へ=裁判所の仮判決受けて
2006年12月22日付け 【既報関連】生徒の二五パーセントを日系が占める「コレージオ・サンジョゼ」は、去る十一月二十一日に突然、今期を最後に閉校することを発表したが、裁判所の仮判決を受けて、学校の再開を決定した。同校は、十八日より来年の生徒の受け付けを始めている。閉校が発表されたときには、生徒や父兄によるデモが起こり混乱が広 ...
続きを読む »尋ね人=兵庫出身の上田さん
2006年12月21日付け ブラジル兵庫県人会が兵庫県伊丹市出身の上田實さんの消息を探している。 上田さんは一九二九年生れで、現在七十六歳。戦前に一家で渡伯したと思われるが、正確な時期は不明。戦後、四八年ごろにサンパウロ市内に在住していたことが分っている。 父親はサンパウロ市で死去。その後、母親と弟がクリチーバ市で死去して ...
続きを読む »変遷する日本料理店=木下が閉店、サンパウロ市南部へ=カレーから創作和食の31年=「時代は変わった」
2006年12月20日付け リベルダーデ区グロリア街にある、創業三十一年の老舗日本食レストラン「木下」が十六日をもって閉店した。来年前半には新店舗をサンパウロ市南部のジャルジンス方面に新規開店する見込みだという。かつて庶民的な〃カレー〃を武器にコロニアで一世風靡した同店は、二代目になって百五十レアルの〃おすすめコース〃がブラジ ...
続きを読む »様変わりする都市別GDP=大都市から地方へ分散=低下するもサンパウロ市トップ維持
2006年12月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】州都を始めとする各州大都市の国内総生産(GDP)の全体に占める割合が年々低下して経済分布が様変わりしつつある。これまで大都市に集中していた富裕層が分散したのと、企業が脱都会で地方に移転したのが大きな原因となっている。 ブラジル地理統計院(IBGE)が一九九九年 ...
続きを読む »岩上宗輝さんを偲ぶ=裏千家宗旦忌にあわせて
2006年12月15日付け 恒例の宗旦忌茶会が、去る十一月二十六日午前十一時から、裏千家伯栄庵教場(林宗慶代表)で開催された。鈴木弘一さん司会のもと、今年一月死去した岩上宗輝さんを偲び、クリチーバの茶の湯会のメンバーによって供茶が行われた。点前の原浜子さん、半東の石田雅子さん、緊張の面持ちで、静かに、厳粛にとり行われた。親族の ...
続きを読む »動き出すロンドリーナ百周年=組織委が事業計画発表=08年に5日間の祭典イベント=「中川トミ広場」建設も
2006年12月9日付け ブラジル日本移民百周年に向けロンドリーナ日系社会の動きが本格化してきた。ACEL(ロンドリーナ文化体育協会)など市内日系団体による組織委員会(吉井篤委員長)が十一月二十四日、アセル会館で記念事業の概要を発表した。二〇〇八年六月に五日間の記念祭典イベントを実施するほか、市内セントロに「トミ・ナカガワ広場 ...
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