ニッケイ新聞 2009年1月24日付け 一九五三年にオランダ船ルイス号で松原植民地に入植した梅田さん。日本では役場勤めだったが、松原の「かばん持ち」をしたことから、近所の人たちにブラジルへ行くことを頼まれた。検討していた時に、松原から「三年か五年計画で行ってはどうか」と助言され決心。妻のタマさん(79)と、もう一人と構成家族を ...
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生徒に「わび・さび」伝えたい=サンパウロ市=55周年迎える裏千家=220人で初釜と新年会
ニッケイ新聞 2009年1月23日付け 茶道裏千家ブラジルセンター(林宗慶代表)の「初釜」と新年会が十八日午前十一時から、サンパウロ市のホテル・インターコンチネンタルで開催された。今年創立五十五周年を迎える同センター。当日は、着任したばかりの大部一秋在聖総領事夫妻も出席、約二百二十人が集い、日本移民百一周年の幕開けを祝った。 ...
続きを読む »松原植民地=56年目の追憶=連載〈5〉=日本で松原手伝った梅田さん=「移民事業は国のためだが、親不孝」
ニッケイ新聞 2009年1月23日付け 日本で松原の「かばん持ち」をしていた梅田幸治さん(和歌山、84、モジ市在住)は、一九四一年にクリチーバに移住した兄の梅田礼資さんから松原の手伝いをする旨の手紙を受け取った。移民事業に携わりたがる人が誰もいなかったことから、義理深い叔父の田丘耕(たがやす)さんと一緒に移民の導入に携わった。 ...
続きを読む »川筋・心の音・壱響祭=アチバイアで川筋太鼓祭り=小田さんの「楽鼓座」来伯
ニッケイ新聞 2009年1月22日付け 「第四回川筋壱響祭~川筋・心の音・壱響祭~」が二十五日午前九時から、アトランチダ・パーク・ホテル・アチバイア(Atlantida Park Hotel Atibaia=Rod.Fernao Dias-KM37.5、Hotel Bourbon反対側)で行われる。 アチバイア文化協会と川筋 ...
続きを読む »パラナ州=西森氏が「最優秀州議」に=地元紙が農業貢献で選考
ニッケイ新聞 2009年1月7日付け パラナ州都クリチーバで発行されている新聞「ジアリオ・ポプラール」が主催する第四十回「メリョーレス・ド・アーノ(今年の傑人)」が〇八年末に発表され、西森ルイス氏がパラナ州五十五州議の中から最優秀州議に選ばれたことが分かった。 これは州発展に貢献の著しかった個人を顕彰するもので、政治、財界、 ...
続きを読む »SC州水害の復興支援に=日本政府が7万ドル援助
ニッケイ新聞 2008年12月30日付け 在クリチーバ日本国総領事館は二十六日、先のサンタカタリーナ州洪水被害の最もひどかったイタジャイー市にあるリオノーヴォ・ジャポネーザ農業組合との間で、「リオノーヴォ・ジャポネーザ農業組合復興支援計画」に対する草の根・人間の安全保障無償資金贈与契約を締結した。 署名式には、佐藤宗一総領事 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年12月18日付け 日本漢字協会が公募し、一年の世相を表す今年の漢字に「変」が選ばれた。首相交代や「チェンジ(変革)」を掲げた初の米国黒人大領領オバマ氏の当選、金融情勢の変動などがその理由だとか。広辞苑を見ると、「かわる、かえる」以外に「事故、事件、異常、奇妙」が並ぶ。確かに異変ともいえるニュースも多かっ ...
続きを読む »連載〈7〉デカセギ夫の苦悩=孤独と戦いながら送金
ニッケイ新聞 2008年12月16日付け 日本で行方をくらますデカセギの気持ちはどのようなものか――。 記者の質問に、日系二世の田中ヨシカズさん(60、サンパウロ州ジュンジアイ市)は、「日本で仕事がしたことがあれば、誰だって分かるよ」と小さく答えた。 田中さんが妻ルシアさんと当時二歳だった娘を残し、単身デカセギに行ったのは ...
続きを読む »連載〈6〉〃探されたくない〃不明者たち=捜索は新聞からインターネットへ
ニッケイ新聞 2008年12月12日付け 「毎週六件から十件ほど行方不明者の写真と経歴を載せていた。本人の身元が分かるまで同じ広告を三カ月以上続けて出すこともあった」。 在日ブラジル人向けのポルトガル語新聞「トゥード・ベン」を週一回発行するJBC出版社の新井ジョニー編集長(35、サンパウロ市、三世)は、九〇年代後半、ブラジル ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年12月10日付け 「ストレスがたまって」強盗に遭ったと嘘――。こんな事件が産経新聞で報じられた。愛知県内に住む派遣社員のブラジル人女性、「自宅玄関前で男に現金と外国人登録証を奪われた」と今月はじめに強盗被害の届けを警察へ出したが、その後やってきた捜査員の多さに驚き、うそだったと自白したという。滋賀ではつ ...
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