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クルゼイロ 関連記事

身近なアマゾン(28)――真の理解のために=モンテ・アレグレの壁画から=古代日本人の移住を思う

2007年2月17日付け  □インディオと日本人〔モンテ・アレグレの壁画から〕  アマゾン河中流、アマゾナス州の州都マナウスとアマゾン河口の町ベレンのほぼ中間にサンタレンという町があるのは以前の章で述べた。その対岸の山奥で、逃亡奴隷の隠れ部落が見つかった、という話を前回した。  この土地でまた別の話題が沸騰した。この地方はアマゾ ...

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身近なアマゾン(27)=真の理解のために=肥沃な土地であるがゆえに=自給自足生活が営める

2007年2月9日付け  □キロンボという地名を知っていますか□  ポルトガル語にキロンボという単語がある。  ブラジルがまだポルトガルの植民地であった一五〇〇年代中頃、植民地経営維持に不足した労働力として、アフリカから連れて来られた奴隷のある者が主人(というのか、当時は人間扱いではなかったので所有者なのか)から逃げ出して、隠れ ...

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身近なアマゾン(26)――真の理解のために=インディオの「月」の解釈=ネグロ川上流できく

2007年1月20日付け  □空を見上げて月に想う[ネグロ川上流のインディオ部落にて](2)  今回、イサナ川の山奥のインディオ部落で、サッペ小屋(ヤシの葉で屋根を編んだ小屋)でインディオの作ってくれた夕食を食べた後、涼しい川原の砂に座って、降ってくるような星を眺めつつ色々考えていた。そこに親しくなった人達がやって来て、色々話に ...

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身近なアマゾン(25)――真の理解のために=コロンビアとの国境近くで=知人の訃報をきく悲哀

2007年1月19日付け  □夜空を見上げて月に想う〔ネグロ川上流のインディオ部落にて〕(1)  現在、アマゾン川支流ネグロ川上流のまた支流のイサナ川に来ている。もう後しばらく上流にゆけば、コロンビアに届いてしまう地域だ。  ヨーロッパ人は別として、恐らく日本人でこの地域に入ってきた探検採集人は私が初めてだろうと思い〔とうとうこ ...

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身近なアマゾン(24)――真の理解のために=乱開発された土地に大豆=栽培の競合もつづく

2007年1月18日付け  □乱開発に終止符を打つ軍事行動(2)□  ブラジル歴史にも登場する大農場(エスタンシア)というのは、ブラジルがまだポルトガルの植民地時代に、ポルトガルを中心としたヨーロッパ人が、インディオが暮らしていた土地に侵入してきて、広大な面積を私有化したそのまま、現在に至っている、という現実がある。アメリカの西 ...

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トレンド

2007年1月10日付け  東京の地下商店街を、ブラジルのショッピング・センター建設業者が実地検分に訪れている。ブラジルの大都市の地価の次に値上がりが見込まれる場所とみている。      ◎  携帯電話はこれまで、ショーウインドーに並べてデザインで売り込むと三八%の販売確率。米系メーカーは実際にテストをさせると、確率が九八%に上 ...

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身近なアマゾン(23)――真の理解のために=環境破壊を防ぐ行動=国際世論の高まりのなかで

2007年1月10日付け  乱開発に終止符をうつ軍事行動(1)□  バババババッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ、ビシッ…。  戦略ヘリコプターから機銃掃射された砲弾が、厚さ三センチもある鉄板に打ち込まれ、まるで障子に穴をあけるような具合で、大穴をあけられたフェリーボートが、十五分程で沈んでしまったそうだ。  アマゾン支流タパジョス川上 ...

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身近なアマゾン(22)――真の理解のために=ゴールドラッシュの終り=河川汚染もなくなった

2007年1月6日付け □経済政策と自然保護の皮肉な関係(2)□  さて、当時はそんな為替政策であったため、ガリンペイロの集めてくる金の値段もドル決済が基本だったので、金(きん)もドル紙幣同様に扱われていたわけだ。  そういう時代を経て現政権になって、レアル・プランが発動されると同時に、一ドルが一レアルに統一され、平行ドルも政府 ...

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大耳小耳

2006年12月28日付け  焼津市で日系ブラジル人母子三人が殺され、容疑者の白人系ブラジル人がブラジルに逃げ帰っている事件で、ブラジルのメディア各紙も取り上げ注目を集めつつある。大手テレビ局のニュース番組ではほとんど扱われたほか、オンライン版ではAPやエスタード通信社の配信記事を中心に、最大手グローボ紙はもちろんエスタード紙、 ...

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身近なアマゾン(21)――真の理解のために=タパジョス川の上流に=今は少ない秘境地帯

2006年12月27日付け  □経済政策と自然保護の皮肉な関係(1)□  アマゾン川中流にサンタレンという町がある。  そのサンタレンの町の前で、タパジョス川という支流がアマゾン本流に合流しており、合流部の川幅の広いことで有名な川だ。  この川は、対岸まで横断するのに船で一時間以上もかかり、対岸が見えないことからも、その広さの規 ...

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