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【日本移民の日2021年】木村政彦とエリオ・グレイシーの偉大なる戦い=1951年、マラカナンスタジアム=得意の大外刈りと腕がらみが炸裂=愛知県在住 小説家 増田俊也

 私は日本柔道史上最強を謳われる木村政彦先生のことを18年かかって取材し、一冊の本を10年前に上梓した。その物語の大きな山場こそ1951年にマラカナンスタジアムで戦われた木村政彦対エリオ・グレイシーの試合である。  『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)という長い題名のその書籍は、軽薄短小のこの時代に百科事典のよう ...

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■訃報■五輪5大会で柔道国際審判 山崎重人

国際審判時代の山崎重人さん(本人のフェイスブックより)

 柔道の国際審判として五輪などで活躍した山崎重人さん(二世)が19日、サンパウロ市内の病院で亡くなった。行年88歳。19日午後現在で、初七日、偲ぶ会などの顕彰行事は予定されていない。  山崎さんは1932年7月2日にサンパウロ州北西部リンス市で生まれた。父セイイチと共に重人、シゲル兄弟はトリメンベで最初に柔道を始めた。戦後、19 ...

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ブラジル五輪名選手として殿堂入りした戦後移民

 「東京五輪(1964年)の日本代表に入りたくて練習を積んできたのに、三次予選で岡野功に負けた。本当に悔しかった。それで一端は柔道を諦めて、ブラジルでファゼンデイロ(大農場主)になろうと思って、早稲田大学の卒業式の翌日、移民船に乗ってやってきた」―五輪名選手殿堂入りが決まり、20日に手形をとった際、戦後移民の石井千秋さん(77、 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月25日付け  先日ベレンを取材で訪れた際、市内サンタ・イザベル墓地にあるコンデ・コマこと前田光世の墓参を行なった。前田に詳しい汎アマゾニア日伯協会事務局長の堤剛太氏曰く「あまり訪れる人もいないようですね…」。意外に思った。戦前、地元では英雄だった人物だからだ▼一八七八年青森県に生まれ、十七歳で上京、講 ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年1月30日付け  福祉センターの事務所設置場所として借地している賃貸料を、今月中旬まで一度も請求してこなかった池崎博文氏。援協側はやっと届いた請求五カ月分、計二万五千レアルを即座に振り込んだ。「うやむやな状況に手を打ててよかった」と関係者からの安堵の声もあったが、請求が来ないことから、事実上の無償奉仕と解 ...

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大耳小耳

2006年7月15日付け  お隣ミナスでも百周年の輪郭が固まりつつあるようだ。記念誌・ビデオの製作でも特に日伯合弁事業の時代を取り上げるなど、「日ブラジル家プロジェクトの地」としての特色も打ち出されている。現在各地で、自治体、地元日系団体による百周年委員会が発足しつつある。今後も、それぞれの地域で移民百年を祝う動きが出てくるだろ ...

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ブラジリアン=柔術黒帯=取りたい=〃武者修行中〃若山さん=日本で道場開くのが夢

5月28日(土)  「最終的に黒帯を取って日本で道場を開く」と目標を掲げ、二〇〇三年七月に来伯、同年十一月に青帯を獲得した若山達也さん(26、千葉県出身)。ブラジリアン柔術(グレイシー柔術)界で主要な大会である、毎年七月にリオデジャネイロ州で行われるムンジアル(ブラジル柔術連盟)とコッパ・ド・ムンド(オリンピコ・ブラジル柔術連盟 ...

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