1月のボルソナロ新政権発足に向けた引継ぎ作業や人事が進む中、社会経済開発銀行(BNDES)総裁に、第2次ジウマ(PT・労働者党)政権で財相を務めたジョアキン・レヴィ氏の名前が浮上していると、12日付現地各紙が報じた。 現在、米国ワシントンの世界銀行で金融部長を務めるレヴィ氏は、BNDES総裁就任に乗り気だとされている。新政権 ...
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ボルソナロ=新政権は18省庁に?=「毒の女王」が農相で波紋?!=労働省は強引に廃止分割=CGUは猛反発で残留へ
ジャイール・ボルソナロ次期大統領は7日、労働省を廃止して分割統合することを発表。省庁は最終的に18となりそうだ。また、同日に同氏が行った次期農相指名が、早くも問題となっている。8日付現地紙が報じている。 ボルソナロ氏は7日、高等裁判所でジョアン・オタヴィオ・デ・ノローニャ長官と食事をした後、記者団に労働省廃止の意向を語った。 ...
続きを読む »《ブラジル》モロ判事「ボルソナロは危なくない」=法相内諾の会見で語る=政治的理由での就任否定=気になる汚職防止法案は?
ジャイール・ボルソナロ次期政権の法相が内定しているセルジオ・モロ連邦地裁判事が6日、パラナ州クリチーバで会見を行った。同判事はその中で、ボルソナロ氏の印象や引き受けるに至った経緯、汚職防止法案の今後などについて語った。7日付現地紙が報じている。 モロ氏はこの会見で、ボルソナロ氏について、「落ち着いた、分別のある,慎重な人物で ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期大統領が引継作業班28人を発表=中核にエレーノ元陸軍大将ら=信任厚いなじみの顔並ぶ=29から17に省削減前提に
5日からのブラジリアでの政権引継作業開始に伴い、ジャイール・ボルソナロ次期大統領(社会自由党・PSL)が指名した次期政権閣僚予定者を含む作業班28人が連邦官報で公表された。作業班は総勢50人までで、残りのメンバーは追って発表される。引継作業は、現在、29ある省庁を17まで削減することを前提に行われる。6日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》モロ判事が治安相兼ねたスーパー法相に=ボルソナロ次期政権に入閣=就任めぐり評価は二分=今後のLJの行方は?
パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は1日、ジャイール・ボルソナロ次期大統領からの、法相、治安相の役目をかねた新たな大臣職への就任依頼を承諾、パウロ・ゲデス次期経済相に続くスーパー大臣誕生が決定的になった。他方、ラヴァ・ジャット作戦の裁きで国民的人気を得た同氏の起用をめぐって、国民の評価は二分している。2日付現地紙が報じている ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期政権=3省統合して経済省に=「ロビー終わらせる」ゲデス氏=工業界は強い反発姿勢
次期大統領に当選したジャイール・ボルソナロ氏(自由社会党・PSL)と、同氏の経済政策ブレーンのパウロ・ゲデス氏は10月30日にリオ市で会合。その後、ゲデス氏は、財務省、企画省、産業貿易サービス省(Mdic)を統合し、「経済省」(仮称)を新設する構想を発表した。10月31日付現地各紙が報じた。 同省の大臣には、ゲデス氏が就任す ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ氏「年内に少しでも社会保障改革を」と=TVで語る=現テメル政権からも協力の申し出
ジャイール・ボルソナロ氏は29日、TVインタビューで、現テメル政権の任期中に社会保障制度改革を一部でも進めることを望んでいるとの意向を示した。30日付現地各紙が報じている。 「来週にはテメル大統領(民主運動・MDB)と会い、棚上げになっている社会保障制度改革案の一部だけでも成立させられないか。その道を探ろうと思う。そうするこ ...
続きを読む »ブラジル新政権はチリ寄り?=アルゼンチンに広がる懸念の声
ブラジルのボルソナロ新政権が、チリへの接近姿勢を示している事にアルゼンチンが懸念を持っていると、30日付ブラジル紙が報じた。 これは、新財相就任が確実なパウロ・ゲデス氏が28日の決選投票後に「南米南部共同市場(メルコスール)は最優先ではない」と語った事や、新官房長官就任が濃厚なオニキス・ロレンゾ下議が29日に発した「新政権最 ...
続きを読む »《ブラジル》三つの改革で財政健全化目指す=新財相確実のゲデス氏語る
ボルソナロ新政権(自由社会党・PSL)の財相就任が確実視されている、エコノミストのパウロ・ゲデス氏は28日、新政権の経済政策は、支出を抑え、財政健全化を目指す3大改革が柱になると語ったと、28、29日付現地紙・サイトが報じた。 「最初は『社会保障制度改革』。2番目は『利子を生み出す国家債務の解消』だ。これは赤字の垂れ流しとな ...
続きを読む »〃時代の振り子〃が右に振れ始めた!=テクノロジーの進歩で生まれた民主主義の隙突く=デジタル空間のクーデターか
今年、リベルダーデで一番賑やかだった街頭の打ち上げ花火は、サッカーW杯ではなく、ジャイール・ボルソナロの当選だった。 半年前、支持率トップでありながらも、大半の国民からは「どうせ本命ではない」と期待を込めて思われていた人物が、最後までトップを保った。
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