大統領選で優勢となっている社会自由党(PSL)のジャイール・ボルソナロ氏の経済政策のうち、現状で明らかになっているものに従うと、年平均で270億レアルの減収になるという。24日付フォーリャ紙が報じている。 ボルソナロ氏が当選の暁に導入する意向を明確にしている経済政策のひとつは、経済スタッフであるパウロ・ゲデス氏の意見を基にし ...
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英国エコノミスト誌=「社会保障制度改革への猶予は1年」と新政権に注文
英国誌「エコノミスト」は、「ブラジルで来年発足する新政権が社会保障制度改革を実行するまでの猶予は1年だ。もし1年以内に実行できなければ、ブラジル投資の気運は一気に下がるだろう」との報告書を作成したと、24日付ブラジル現地紙が報じた。 同誌は、28日の大統領選決選投票において、ジャイール・ボルソナロ候補(自由社会党・PSL)の ...
続きを読む »踊る! ブラジル大統領選挙=汚職、不景気背景に大激変=サンパウロ市在住 田中禮三(10月12日記)
史上稀に見る大型贈収賄事件「ラヴァ・ジャット」騒動の最中、10月7日に行われた総選挙は、ブラジル近未来を左右する重要な選挙だった。それにしても、欧米のメディアが選挙結果を大々的に報じているのに反し、日本のメディアでは殆ど話題にもなっていないようだ。日系人約200万人が在住し、親しい国であるブラジルのニュースが、そして、日系ブラ ...
続きを読む »「樹海」拡大版=ボルソナロという虚像=デジタル空間に移った選挙活動の主戦場
今選挙の特徴の一つは、前回までは道端にあふれていた候補者のサンチーニョ(ビラ)を配ったり、候補者の応援旗を振ったりする人がほぼいなかった点だ。にも関わらず、「ボルソナロ効果」が起きて、政治地図が大激変した。これが意味するのは、「宣伝活動の主戦場が道端という実際の空間から、インターネットやSNSというデジタル空間に完全に移行した ...
続きを読む »《ブラジル大統領選》ボルソナロ氏が電力公社の民営化に否定的発言=株価は一転急落し、2・8%減=経済政策、実は対抗のハダジ氏と変わらず?
大統領選第1次投票で得票1位となったジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)が9日夜、電力公社エレトロブラス社の民営化に否定的な見解を示した事で、翌10日のブラジル株式市場は公社株を中心に大きく下げ、サンパウロ市平均株価指数(Ibovespa)は前日比2・8%ダウンの8万3679・11ポイントでひけたと、11日付現地各紙 ...
続きを読む »一次投票の結果に市場好感=議席バランスで改革容易に?=株式5%弱上昇、ドル下落
7日の統一選一次投票で、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)がフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)に16・5%ポイントの差をつけた事や、PSLが連邦議会で議席数を増やした事に、8日の市場が好感を示したと9日付現地紙が報じた。 サンパウロ平均株式指数(Ivobespa)は8日、先週の終値を4・57%上回る8万60 ...
続きを読む »《ブラジル大統領選》イボッピでボルソナロの支持上昇停滞=ハダジとの差は6%Pに縮小=決選のシミュレーションでは3候補に敗退=今後の票の動きはいかに?
24日に発表されたブラジル世論調査・統計機関(イボッピ)による大統領選の世論調査の結果によると、首位のジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)は支持率の上昇が28%で止まり、逆にフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)の支持率が22%に上昇してきた。ボルソナロ氏は拒絶率も上昇し、決戦投票のシミュレーションでも、18日発表 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=ボルソナロが近くマニフェスト発表か?=民主政治実行を約束へ=アンチ運動はもはや国際化=ゲデス氏の騒動の余波も強く
国内外で高まる批判に対処すべく、現在は支持率1位の大統領候補ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)が、近く、民主的なイメージを打ち出した声明を出す予定だと、24日付現地紙が報じている。 ボルソナロ氏は現時点での世論調査では支持率1位ではあるが、このところ、アンチ運動が激化している。
続きを読む »《ブラジル》アウキミンが大統領選二極化に激しく抵抗=「どっちが勝ってもベ国化」と警告=中道訴え、両極を激しく攻撃=討論会ではハダジが標的に
民主社会党(PSDB)のジェラウド・アウキミン氏が、大統領選が極右候補のジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)とフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)の二極化の様相を見せはじめたことに強く警鐘を鳴らし、対抗する姿勢を強めている。21日付現地紙が報じている。 アウキミン氏はかねてからボルソナロ氏への批判を展開していた ...
続きを読む »東西南北
21日、ジャイール・ボルソナロ氏は入院先のサンパウロ市アルベルト・アインシュタイン病院からビデオ・メッセージを送り、「体調はかなり良くなった。今月中には退院できそうだ」と語った。今はちょうど、本日付で報じたように、同氏の経済スタッフのパウロ・ゲデス氏のCPMF再導入の疑惑により、他の大統領候補からの攻撃がまた激化しはじめた頃。 ...
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