地理統計院(IBGE)は3日、第3四半期の国内総生産(GDP)を発表した。コロナの外出自粛が緩和されたことを反映して、GDPは7・7%の上昇を記録したが、経済界の専門家や連邦政府が期待していた水準には達しなかった。3日付現地サイトが報じている。
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《ブラジル》10月は39万5千人弱の雇用純増=今年の累積ではまだマイナス
経済省が26日に発表した全就労・失業者台帳(Caged)のデータによると、10月は正規雇用者数が39万4989人増えた。10月の純増数は、1992年のCaged創設以来最高で、関係者の予想を大幅に上回ったという。
続きを読む »《ブラジル》ゲデス経済相「20年は30万人の雇用純減」=7〜9月に好調な創出を記録も
パウロ・ゲデス経済相は23日、今年最後の数カ月の雇用創出は減速となり、「通年では正規雇用者が30万人ほど減ることになるだろう」と語った。23日付現地メディアが報じている。
続きを読む »《ブラジル》難しいSelic判断=インフレ抑制と景気高揚の狭間で=かさむコロナ禍対策費の重み
【既報関連】コロナ禍に伴う種々の対策費と経済活動低下が基礎的財政収支の赤字増額を余儀なくする中、緊急支援金の減額と食料品を中心とするインフレが庶民の購買力低下を招き、第4四半期の経済は減速との予想も出始め、経済基本金利(Selic)の調整がより困難になっている。
続きを読む »《ブラジル》連邦議会=17部門の優遇措置を継続=大統領の拒否項目を否決=両院で圧倒的多数が賛成
連邦議会が4日、ボルソナロ大統領が拒否権を行使した、社会保障関連の納付金減額期間延長問題で、拒否権を拒否(否決)した。これにより、17部門での納付金減額は2021年末まで延長される事になったと4、5日付現地紙、サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》国民皆保険制度を大統領令で民営化?=国民の不満爆発で撤回「コロナの最中に」「憲法違反」
ボルソナロ大統領は28日、国民や医療団体からの猛烈な反対を受け、前日発表した統一医療保健システム(SUS、国民皆保険制度)を民営化するための大統領令を撤回した。28、29日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》Ibamaが消防士を火災現場に戻す=経済省からの資金解放の約束受け
【既報関連】21日に全国で活動中の消防士達に基地帰還を命じた国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)が、22日に現場復帰を命じたと23日付現地紙サイトが報じた。 消防士への帰還命令は活動資金の枯渇と負債の累積が直接的な理由で、リカルド・サレス環境相も21日に、Ibamaと生物多様性保存のためのシコ・メンデス研究所(ICMB ...
続きを読む »《ブラジル》来年初頭満期の国債が例年の2倍=更なる債券発行で返済?=改革進まずコロナ対策費かさむ
【既報関連】今年の公的債務は昨年より11・9%ポイント増え、国内総生産(GDP)の101・4%に達するとの予想が出ている中、来年1~4月に満期を迎える国債が6432億レアルもあり、財務局が返済で頭を悩していると16日付現地紙が報じた。
続きを読む »《ブラジル》米国と貿易促進取り決め=手続き簡素化や汚職防止で=FTA締結にはほど遠く
米国の大統領選挙まで2週間あまりというタイミングの19日、ブラジルと米国は両国間の貿易を促進し、煩雑な官僚的手続きの簡素化に向けた一連の取り決めに署名するはずだと16日付エスタード紙が報じた。経済分野の情報筋によると、この協定には、貿易円滑化、優れた規制の慣行、汚職防止の三つの合意が盛り込まれるという。
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ファビオ・ファリア通信相が15日、新型コロナ感染症に罹患した事を明らかにした。同相はビデオの中で「1週間以上前に参加した夕食会で感染したと思う」と語っている。この夕食会は、ロドリゴ・マイア下院議長とゲデス経済相の間の関係を修復するために連邦議員達が計画したもの。同相は14日に発熱したために検査を受けており、現閣僚では11人目の ...
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