コンデ・コマ
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特別寄稿
特別寄稿=新型コロナ騒動とアマゾン移民史=往時のマラリア禍の心情を今に懐う=パラー州ベレン市在住 堤剛太
現在、パラー州では外出自粛処置が取られすでに3カか月目に入っている。私の住むベレン市では、病院施設がすでにパンク状態と発表され、4月下旬からはマスク無しでの外出は禁止になりまた。4月27日からは罰金
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県連故郷巡りアマゾン=90周年に沸く「緑の天国」=(4)=アマゾン初の日本人農園
農産物展示会を見学後、ふるさと巡り一行はカスタニャール日伯文化協会を訪れた。「いらっしゃいませ」とにこやかに出迎えてくれたのは、同文協の婦人部。「1週間かけて買い物して、昨日から準備したんですよ」と
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(6)
▼アマゾン地方と日本人とのつながり ところで、日本人移民が入植するまでアマゾン地方に日本人は誰も居住していなかったのだろうか? 実は、1929年第1回アマゾン日本移民が入植した年には、同地方にすで
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(4)
南米拓殖発足 1928年8月11日、創立総会を開き資本金1千万円の南米拓殖株式会社が設立された。鐘紡が主な出資先で、一般株主の総数は5422人を数え、南拓の取締役(社長)には、鐘紡重役だった福原八郎
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(3)
では、なぜ第一回移民達はリオで「もんてびでお丸」から「まにら丸」へ乗り換えたのだろうか。それは、日本から南米への往路コースは次のように決まっていたからだ。 神戸を出ると、香港、サイゴン、シンガポー
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(2)
同船は、ベレンの町のVal de Caes地区(空港付近)の対岸にある小さな島フォルチーニョ島の後方を流れるミーナスゼラエス水路に停泊した。この辺りは、グァジャラー湾内で水深が一番深い場所(7mから
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(1)
汎アマゾニア日伯協会会報『パンアマゾニア』266号31ページから35ページにかけて、堤剛太同協会副会長が書いた記事を、本の許可を得て転載する(編集部)。 その足跡 ① 第一回移民が到着 201
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特別寄稿
ある本を読んで=サンパウロ市 中野晃治
私は歴史が苦手である。歴史を学ばなければ人は成長しないと言われており、過去の出来事を知ることは非常に大切で、現在をそして将来の予想や計画を立てるときには欠かせない。そのためか人生でずいぶん損をしてい
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日系社会ニュース
異彩を放つ先駆者たちの軌跡=『日本文化』8巻、販売開始=各分野で活躍、日ポ語で紹介
サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞は今週、『日本文化8~移民史の先駆者たち~』を刊行した。多くの戦前移民はコーヒー農園に入植し栽培に従事したが、それとは全く違う人生を歩んだ6人の足跡を辿る。北米で活
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県連故郷巡り 伯国/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃
県連故郷巡り=ブラジル/ポルトガル/日本=不思議な〃三角関係〃=第23回=ポルトガル柔道の父・小林清
在京ポルトガル大使館サイト13年9月13日付けには《ポルトガル柔道の父死去》との文章が掲載されている。 《小林氏は、1958年に柔道の国際的普及活動の一環としてポルトガルに渡りました。当初は2年の
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