ニッケイ新聞 2009年10月6日付け 一世の多くは農業に従事したが、二世以降の世代は弁護士、医師などの自由業、建築業、印刷業、農産加工業など多様な分野に進出した。その象徴が山田商会だ。北伯地方で「Y・YAMADA」を知らない人はいないといっていい。 小さな農機具商から始まり、自動車販売、レストラン経営、旅行業などの多彩なグ ...
続きを読む »コンデ・コマ 関連記事
アマゾン80周年で記念表彰=山田純一郎さんら貢献者へ=ベレン=喜びの声あげる受賞者
ニッケイ新聞 2009年9月23日付け 【ベレン発=松田正生記者】パラー州都ベレンでアマゾン移民80周年式典が18日に行われた折り、祭典委員会では役職経験者に限らず長年日系社会へ貢献してきた人物、歌手の宮沢和史さんなど日本側関係者、計94人を委員会表彰として顕彰した。 受賞者の一人、矢野勝大さん(かつお、77、福岡)はサンタ ...
続きを読む »ベレン=式典にカレパ知事ら600人=アマゾン移住80周年記念=「楽でない道のり超え」=日伯議連の井上衆議も=外務大臣らから各種表彰
ニッケイ新聞 2009年9月22日付け 【ベレン発=松田正生記者】パラー州都ベレンで十八日夕方、日本人アマゾン移住八十周年記念式典(生田勇治祭典委員長、須藤忠志実行委員長)が開催され、六百人以上が出席した。十六日のトメアスーに続くベレン式典には、日ブラジル会議員連盟を代表して井上信治衆議院議員も出席して麻生太郎議連会長のメッセ ...
続きを読む »「アマゾンの歌」を歩く=(2)=さびれた移民の玄関口
ニッケイ新聞 2009年7月16日付け サンパウロ州の日本移民の功績を高く評価していたパラー州のジオニジオ・ベンテス州統領は一九二三年、アマゾン地域にも日本移民を受入れる用意があることを、就任間もない田付七太・在ブラジル日本国大使に打診した。 同年十月、日本人移民を制限するレイス法案が提出されたこともあり、他地域への移民導入 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年7月11日付け 柿生産者協会(APPC)が頑張っている。ファンの要望で今月末に第三回農家見学ツアー開催を決定。旬のアテモイアは美味の一言だとか。 これは、釈迦頭という日本名通りの形をしたコンデとシリモヤを掛合わせた新種。アマゾンで戦った柔道家前田光世がコンデ・コマと呼ばれた由来は、「アマゾンで初めてコ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年6月25日付け 先日ベレンを取材で訪れた際、市内サンタ・イザベル墓地にあるコンデ・コマこと前田光世の墓参を行なった。前田に詳しい汎アマゾニア日伯協会事務局長の堤剛太氏曰く「あまり訪れる人もいないようですね…」。意外に思った。戦前、地元では英雄だった人物だからだ▼一八七八年青森県に生まれ、十七歳で上京、講 ...
続きを読む »国会図書館=ブラジル移民の電子展示開始=百周年とアマゾン80周年記念で=貴重な写真、資料も続々=サイト上で自由に閲覧可
ニッケイ新聞 2009年3月6日付け 国立国会図書館がブラジル日本移民百周年とアマゾン入植八十周年を記念して、サイト内に電子展示会「ブラジル移民の100年」(www.ndl.go.jp/brasil/)を四日に開設した。これほど大規模な移民関連のサイト展示は初めて。インターネット環境があれば、誰でも無料で利用できる。全七章編成 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年1月30日付け 福祉センターの事務所設置場所として借地している賃貸料を、今月中旬まで一度も請求してこなかった池崎博文氏。援協側はやっと届いた請求五カ月分、計二万五千レアルを即座に振り込んだ。「うやむやな状況に手を打ててよかった」と関係者からの安堵の声もあったが、請求が来ないことから、事実上の無償奉仕と解 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年8月20日付け 百周年の年、北京五輪でブラジルが獲得した最初の三つのメダルが柔道だったことは意義深い。十九日正午時点で、ブラジルが得た全六つ(世界三十九位)のうち半分を占める。これは日本移民がもたらした貢献の一つだと言っていい。日本で生まれた柔道は、移民によってブラジルに持ち込まれ、大きな華を咲かせてい ...
続きを読む »大耳小耳
2006年7月15日付け お隣ミナスでも百周年の輪郭が固まりつつあるようだ。記念誌・ビデオの製作でも特に日伯合弁事業の時代を取り上げるなど、「日ブラジル家プロジェクトの地」としての特色も打ち出されている。現在各地で、自治体、地元日系団体による百周年委員会が発足しつつある。今後も、それぞれの地域で移民百年を祝う動きが出てくるだろ ...
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