ニッケイ新聞 2008年2月19日付け 中東在住十三年のトニー高橋さんが執筆するメールマガジン『トニタカの西方見聞録』十三日付けでは「移民ブラジル人がビジネスを征し始める」との興味深いコラムが掲載された。著者の了解をえて、以下転載する。 ◎ ◎ 夜九時過ぎの中部国際空港。この時間、国際線チェックカウンターはエミ ...
続きを読む »ゴーン 関連記事
超低価格インド車はブラジル向きではない
ニッケイ新聞 2008年1月12日付け 日産ルノーのゴーン社長は、インドのタター社が発表した超低価格車の出現で途上国市場の価格破壊戦争が始まると述べた。しかし、ブラジル市場に二千五百ドルのインド製自動車が上陸しても、インド市場向けに設計されているのでブラジルで受け入れられるかは疑問だと見ている。 ブラジルで超低価格車を売るな ...
続きを読む »トレンド
2007年5月16日付け ペトロブラスは、同系列のガソリン・スタンドにコンビニ店BRマニアを展開する計画がある。将来はスタンドの中にコンビニ店ではなく、米国流を採り入れてコンビニ店の中にガソリン・スタンドを設ける。 ◎ EUの投資機関紙によると、ブラジルのバイオ燃料業界にとって新しい課題は労働法と森林伐採という。エ ...
続きを読む »豪腕ゴーン氏のルノー改革=現場重視と即断即決=新車開発に特に注力=責任追及で3人が自殺
2007年4月4日付け 【エザーメ誌八八九号】日産、ルノーの社長に抜擢されたブラジル人のカルロス・ゴーン氏は、事実と数的データによってのみ動く人間機関車といわれる。一度決断し実行したことが、多くの批判や非難を浴び全世界を敵に回そうとも意に介するなという。日産、ルノー両社は二〇〇六年、売上が一三五〇億ドル、営業益は八〇億ドルとな ...
続きを読む »注目の社長は中国系2世=伯GM建て直しに手腕発揮
2007年2月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】ブラジルの基幹産業である自動車および関連業界で今、一人のアジア系人物が注目を集めている。その人物とはブラジルGMのレイ・ヤン社長で、カナダ生れの中国系二世のヤン氏は三年前にブラジルGMの指揮をとるために赴任してきた。着任三年目の昨年、それまで八年連続の赤字決算を解 ...
続きを読む »今年の経済と産業見通し=状況、製品、リーダー=グローバル化に逆行の動き=有望な環境ビジネス
2007年1月24日付け 【エザーメ誌八八四号】未来予測は難しいが、過去から割り出したブラジルの経済と産業は二〇〇七年にどうなるか、多くの専門家に考え方や傾向、戦略を聞いてみた。先進国の保護主義に歪められたグロバリゼーションや環境に配慮した省エネ技術、情報産業に密着したイノベーション製品、それを探求する人類は夢とより豊かな未来 ...
続きを読む »自動車業界生き残り術=ゴーン会長が伝授=技術革新と迅速な市場対応=裏庭で組み立てる日も
2007年1月17日付け 【ヴェージャ誌一九九〇号】ビッグ・スリーの二社GMとフォードが経営難に遭遇する中、ニッサン自動車を蘇生させ、ルノー本社の会長に抜擢されたロンドニア州出身のブラジル人カルロス・ゴーン氏は、インドのタタ自動車が超低価格車で国際市場へ乗り出そうとしていると述べた。部品の多くはプラスチックで、誰でも自宅の裏庭 ...
続きを読む »日本車に追いつけ追い越せ=Dベンツ会長が檄=伯への投資拡大も視野=完璧な車は我々にも
2006年12月27日付け 【ヴェージャ誌一九八六号】サンベルナルド・ド・カンポ市のダイムラー・ベンツ社がブラジルに進出して五十周年を迎えるに当たり、本社からジエテル・ツエッチェ会長が来伯し「日本車に追いつけ、追い越せ」と檄を飛ばした。同会長は二十年前、同社のブラジル・メルセデス時代に生産部長として指揮を取った。同社は破産前夜 ...
続きを読む »東西南北
2006年7月18日付け レンボサンパウロ州知事は十四日、バストス法相と会合を開き、同州が直面している治安危機対策として、連邦政府から一億レアルに上る金融支援を受け取ることを了承した。半分は暴動で破壊された刑務所の修理、後半分は情報収集機器の購入に適用される見込み。しかし治安部隊の出動は固辞した。また同知事は十五日、PCCによ ...
続きを読む »エコノミア
4月1日(木) 年金法が改正された。掛け金未納でも全ての六十五歳以上のブラジル人は、一最低賃金の老齢年金を受領できる。すでに夫が受領しても妻の収入が一最低賃金以下なら、妻も受領できる。六十五歳以下の場合、身体障害者や労働不適任の人、精神異常者、扶養能力のない貧困な人、社会疎外者も受領できる。神経衰弱でも、医師が勤務不能と証明す ...
続きを読む »