コンサルタント会社のダタグロが23日、14/15農年のエタノール輸入は前農年より倍増の見込みと発表と21日付エスタード紙が報じた。 同社では、中西部から南部は1億8千万リットル、北部と北東部は4億2千万リットルを輸入すると見ている。昨農年のエタノール輸入量は、6千万リットルと2億5千万リットルだった。 プリニオ・ナスタリ社長に ...
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ブラジル農業の行く先は?=「一貫した政策のない国」=技術や生産性は向上したが
エスタード紙が18日に、国内総生産(GDP)の22・8%を占め、貿易収支の赤字転落を防ぐだけではなく、世界の食糧庫としても重要な役割を果たしているブラジルの農業に関するフォーラムを開催と22日付エスタード紙が報じた。 「米国西部の開拓者達は英雄扱いされるが、南大河州の農家がマット・グロッソ州で生産活動を始めれば、環境破壊者との ...
続きを読む »サンパウロ州内陸部も水不足深刻=水運や工業、農業でも損失
カンタレイラ水系やアルト・チエテ水系の水位低下が連日のように騒がれるサンパウロ州だが、水不足は内陸部でも水運、工業、農業などに深刻な影響を及ぼしていると13日付エスタード紙が報じた。 サンパウロ州北西部アラサツーバではチエテ-パラナ水路が干上がり、貨物船が今年上半期に扱った積荷の量は639万トンから233万トンに減った。水運業 ...
続きを読む »穀物は2・6%の増収か=作付面積は6・1%拡大
国家配給公社(Conab)が7日、2013/14農年の穀物の収量は昨農年比2・6%増の1億9347万トンとなる見込みと発表した。作付面積は5685万ヘクタールで、5360万ヘクタールだった昨農年より6・1%拡大した。 7日付アジェンシア・ブラジルによると、収量予想が最も増えたのは大豆で、昨農年の5・1%にあたる416万トンの増 ...
続きを読む »「玉手箱のような国」
日本から持ち込んだカップラーメンは帰国までに食べきれそうにない。肉の塊を炭火で焼いた「シュラスコ」や、芋の粉を焼いたチーズパン「ポン・デ・ケージョ」、サトウキビの絞り汁で作る伝統のカクテル「カイピリーニャ」…。ブラジリアンフードはどれも安くておいしい。 日本食が恋しくなっても、サンパウロなら日系人の経営する店も多く、困らない。 ...
続きを読む »イトゥー市へ来てください=歴史や特色ある工業都市=奥地探検隊が拓いた町
サンパウロ市から北西に約100キロに位置する閑静な町イトゥー。W杯期間中、日本代表チームがキャンプ地として使用する同市は人口約16万人で、日系人も多いほか、日本企業7社が工場を構えるなど日本とのつながりが深い。また、同市と名前の響きが似ており、観光都市という点でも共通点がある静岡県伊東市との姉妹都市提携計画もある。日本代表の到 ...
続きを読む »サンパウロ市でビオフェア開催中=有機・自然商品いろいろ
環境に配慮した安心・安全な商品を求める消費者の声の高まりを受け、今年も4日から4日間、アグロエコロジーとオーガニック商品を扱う国内唯一の見本市『ビオ・ブラジル・フェア』『ラテン・アメリカBIOFACH』がイビラプエラ公園内ビエナーレ館で始まった。10回目。 化粧品、栄養食品、健康食品など自然商品を扱う「NATURAL TEC ...
続きを読む »世界的な砂糖不足再び=恨まれる燃料価格抑制政策
2014年10月から2015年9月までの14/15農年は世界的な砂糖不足が懸念されているが、現政権の燃料政策のせいでサトウキビ栽培への投資が不充分なブラジルは、世界的な必要に応えられずにいる。 コンサルタント会社Datagroのプリニオ・ナスタリ氏によると、14/15農年に不足すると見られている砂糖の量は246万トンで、現農年 ...
続きを読む »砂糖アルコール産業窮地に=現政権の政策変更響く=生産倍増で負債19倍増=倒産、和議も避けられず
03年に始まったルーラ政権のエネルギー政策の中心的な存在とされ、「ブラジルはエタノールのOPEC(世界に名だたる主要生産国)になる」と言われた砂糖アルコール産業が、以来11年間に負債額が19倍に増え、窮地に立たされていると27日付エスタード紙が報じた。 ルーラ政権時代、地球温暖化への救世主ともいわれた砂糖アルコール産業は、「エタ ...
続きを読む »エタノール27・5%に=ガソリンへの混入率変更
ニッケイ新聞 2014年4月15日 鉱山動力省と農務省がガソリンに含まれるエタノールの混入率を現行の25%から27・5%に引き上げる事を提言し、連邦政府がそれを承認する可能性が出ている。 この提言は、ガソリンの国際価格高騰などの影響を軽減すると共に、サトウキビ栽培農家を援助するためとされている。ジウマ政権ではもう既に同様の政策 ...
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