2007年9月4日付け 三十~六十代で心臓が気になる人は要注意――。長期間の慢性期間をへて、突然、心臓疾患や歩行困難、消化器系の疾患などを発症し、死に至ることもある熱帯病、シャーガス病。蚊を媒体にするデング熱に比べて認知度がひくい病気で、吸血昆虫のサシガメ(バルベイロ)が媒体となって人体に感染する。デカセギ日系ブラジル人も潜在 ...
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エタノール・ミッション=サンパウロ州・リオで27日から=ジェトロ
2007年8月25日付け ジェトロ(日本貿易振興機構)は二十七日から三十一日まで、サンパウロ・リオ両州でエタノール視察ミッションを実施する。 日本企業、ブラジル進出日系企業などから二十一社二十二人が参加する。 二十七、二十八日にはサンパウロ市内、州内でバイオエタノールの生産施設、サトウキビ畑やホンダのフレックス車工場などを ...
続きを読む »大統領=金融不安は対岸の火事=投機筋の対応を非難=業種別為替相場も否定
2007年8月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】アメリカの住宅ローン問題をきっかけに、世界的な株安が続き国際金融不安に陥っていることを受けて、ルーラ大統領は二十一日、金融不安はアメリカの金融政策の失敗によるもので、あくまでも対岸の火事であり、ブラジル経済はそれをはね返す体力があると強調した。その上で株安がブラ ...
続きを読む »フルトーズが新登場=エタノールより優れる
2007年8月1日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七月二十一日】エタノールが再生可能な燃料としてエネルギー市場で脚光を浴びているが、濃度と揮発性、空中の水分への吸収という問題が未解決である。この問題に応える新しいエネルギー源フルトーズが、登場した。 フルトーズは、果糖と蜂蜜、サトウキビで合成されるバイオ燃料である。開発し ...
続きを読む »アルコールやっと値下げ=配給会社に価格操作の疑い
2007年7月28日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】サンパウロ州内のガソリンスタンドでアルコール燃料価格がようやく値下がりを見せ、今年最低のレベルとなった。すでにリットル当り〇・九九レアルの値をつけている所もあり、今後の競合の激化でさらに下がるものとみられている。 アルコール原料のサトウキビ価格が中南部の豊作に ...
続きを読む »サトウキビ栽培に規制=アマゾンとパンタナルは守る
2007年7月19日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】ブラジルでのエタノールの生産拡大傾向と、それに伴い自然環境破壊に対する国際的批判の高まりを受けた政府は、アマゾン、パンタナル地方の森林地帯でサトウキビ栽培を禁止する法令の制定を決定した。ヨーロッパへの伯産牛肉輸出について開かれた共同記者会見で、ステファネ農相が発表 ...
続きを読む »エタノールの負の側面=食糧インフレに環境破壊
2007年7月4日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十一日】地球温暖化について少しでも関心があるなら、気象の変化が世界へもたらす問題は、エネルギーであることに気づくに違いない。国際決済銀行(BIS)は、エタノールのインフレ・インパクトを懸念すると警告した。 サトウキビとトウモロコシの需要が急増し、食用作物の栽培が疎かに ...
続きを読む »トレンド
2007年6月27日付け 日本で品種改良をした高級種無し特大ポンカン「デポコン」が市場にお目見えする。サンパウロ州南西地方が、富有柿やイタリアぶどうに続く特産物として出荷する。 ◎ サンパウロ市ファリア・リーマ大通りのレストラン「Jigs」が開店三十年を記念して、従来のホース・ロースとフライド・ポテトにチキン・サラ ...
続きを読む »エネルギー争奪戦始まる=不可欠な消費管理=伯はエタノールで世界制覇=「資源枯渇はない」
2007年6月20日付け 【ヴェージャ誌二〇一二号】かつての戦争は食糧争奪戦であったが、現代はエネルギー争奪戦の時代という。石油に代わる緑のエネルギーを求め、世界各国は国運を賭けて奔走しているとエネルギーの権威ダニエル・イエルジン氏がいう。エネルギーに関しては、世界の要人が戦略を決定する前に必ず同氏を訪ねる。同氏は、サンパウロ ...
続きを読む »雇用創出には投資促進を=PACより減税が効果的
2007年6月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】六四〇万ヘクタールのサトウキビ収穫で、産地は人手不足だという。これは、投資が予想外の雇用を創出したからだと思われる。過酷な条件下で就労するサトウキビ季節労働者の給与待遇も、改善されているらしい。 待遇改善が行きわたるには、長い時間がかかる。まず機械化で大量生産に貢 ...
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