2006年11月28日付け 農業分野の貢献者を表彰する山本喜誉司賞の授賞式が二十四日、ブラジル日本文化福祉協会ビル貴賓室でおこなわれた。同賞選考委員会(杓田美代子委員長)の主催。三十六回目。受賞した五人の家族や関係者、日系団体の代表者など三百人以上がお祝いに駆けつけた。あいさつに立った上原会長は故山本喜誉司氏の功績を称えたうえ ...
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日系人の活躍を実感=29回目の農業研修無事終了=兵庫県
2006年11月25日付け 今年も兵庫県農業研修団の十五人が来伯、広大な土地と大自然におけるブラジルの農業研修を学んだ。一行は四日に来伯、二週間の研修を終えて帰国した。 今年で二十九回を迎えた同制度。現在までに約四百人もの研修生が来伯。そのうちの約五割が農業に従事している。 今年は県内の高校や大学で農業を学ぶ若者のほか、「 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年9月16日付け 文協ビル貴賓室の壁の色が紫色に塗り替えられたことについて、部屋を使おうとする人の間で不満がくすぶっていた。その多くは「展示者」である。「どうして白にしておかなかったのだろう」。最近、蘭展の主催者が借用したが、壁に覆いをつける余分の作業をしたあと、声をあげて文協当事者を批判した。紫色の蘭は映えないのだ。 ...
続きを読む »カシャサを知り楽しむ=会議所=肩の力抜いたセミナー
2006年8月23日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が、カシャサ・セミナーを十六日、同会議所で開催した。国内に約百店舗を展開しているカシャサリア「アグア・ドーセ」の社長デウフィーノ・ゴウフェトさんを迎えて、カシャサの歴史、種類、楽しみ方などが紹介された。講演後には会場を移して試飲会が行なわれ、参加者はカシャサの味を楽 ...
続きを読む »【特集】ブラジル茨城県人会創立45周年=盛大に創立45周年祝う=茨城県人会=橋本知事ら慶祝団来伯=県人の活躍に敬意払う
2006年8月12日付け ブラジル茨城県人会(鈴木康夫会長)が今年、創立四十五周年を迎えたのを祝して七月三十日、宮城県人会会館で記念式典が開催された。会員を中心に三百人以上が参加。日本からも慶祝団が駆けつけ、盛大に挙行された。前日にはエタノール工場視察、グアタパラ移住地の歓迎会に参加するなど盛りだくさんの交流日程となったようだ ...
続きを読む »味の素、リジン工場もう1つ=ペデルネイラスで披露=好立地条件を得て=中国などへの輸出強化
2006年8月8日付け 味の素(山口範雄代表取締役社長)は四日、地元関係者などを招いてサンパウロ州ペデルネイラス市の新工場の披露式をおこなった。味の素インテルアメリカーナ(有、酒井芳彦社長)および味の素ビオラティーナ(有、同)の新工場は、飼料用リジンを生産、主として中国、米国、欧州に輸出する。生産能力は年六万トン、九七年に操業 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年8月4日付け 援協の老人ホームには花の名を冠した「祭り」が年一回ずつある。運営資金獲得のためだ。花より食べものなどの「販売」が大事で、満開であろうがなかろうが、祭りは進められる。これは皆が許している。しかし、今週末のカルモ桜祭りは事情が別だ。主催者は「花」が売り物。今年は開花時期が異なるヒマラヤ桜と沖縄桜は見限り、一 ...
続きを読む »日本に資金支援要請か=ブラジル農務省=実現すれば過去最大規模「第2のセラード開発に」
2006年6月7日(水) ロベルト・ロドリゲス農務大臣は日本政府に対し、エタノールやバイオディーゼル生産プログラムに対して約十二億八千六百万レアル(約六百四十一億円)の融資を要請する意向を固めつつある。これが決まれば融資規模は過去最大で、セラード開発の約二倍。百周年に向けて、環境および資源エネルギー分野での日伯関係を強化させる ...
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2006年5月27日(土) パラナ日伯文化連合会の歌謡部では、毎年八つの大会が開かれている。以前はロンドリーナ、マリンガ、クリチーバの三都市だけだったが、地方の文協で行うように変更した。すると、各地団結して会館を整備するなど、地域の活性化が図れたそうだ。来社した西森ルイス会長もその効果を強調していた。中心だけでなく、地方からの ...
続きを読む »100周年で農業交流に拍車=日伯農相会談=作業部会設置で合意=年一回の定期会談実施へ=中川大臣「日系農家の貢献うれしい」
2006年5月9日(火) 「サトウキビ畑に圧倒された。百聞は一見に如かずと実感しました」。農水相としては二十四年ぶりの来伯となる中川昭一大臣の来伯により、七〇年代のセラード開発以来の日伯農業界での大きな動きが期待できそうだ。五日にはロドリゲス農相との会談が行われ、両相は年一回の定期会談で合意した。ブラジル側通信社などによれば、 ...
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